デルタ株が落ち着いたと思ったら今度はオミクロン株・・・一体いつまで不自由な生活が続くの?いつになったら元どおりの生活ができるの?切実なギモンについて、医療や科学などが専門の中村幸司解説委員に1から聞きました。(2022年2月改訂)
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デルタ株が落ち着いたと思ったら今度はオミクロン株・・・一体いつまで不自由な生活が続くの?いつになったら元どおりの生活ができるの?切実なギモンについて、医療や科学などが専門の中村幸司解説委員に1から聞きました。(2022年2月改訂)
ワクチンなどによって、人口のどれくらいが免疫を持てば感染が広がりにくくなる「集団免疫」と呼ばれる状態になるのかについて、アメリカ政府の新型コロナウイルス対策チームのファウチ博士は、有力紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで「正確には分からないが、70%から90%の間だと思う」と述べ、人口の7割以上が免疫を持つ必要があるという見方を示しました。 多くの人が免疫を持つようになることで感染が広がりにくくなる「集団免疫」について、ニューヨーク・タイムズは、ファウチ博士のインタビュー記事を24日の電子版に掲載しました。 それによりますと、人口のどれくらいが免疫を持つ必要があるかについて、ファウチ博士は「正確な数値は分からないが、70%から90%の間のどこかだと思う。90%と言うつもりはない」と述べ、「集団免疫」の状態になるには、ワクチンを接種したり、ウイルスに感染したりすることで人口の7割以上が免
多くの人が新型コロナウイルスに対する免疫を獲得することで、感染が広がらなくなる「集団免疫」について、アメリカの科学雑誌は、人口のおよそ43%が免疫を獲得すれば、達成される可能性があるとした論文を掲載しました。ただ、この科学雑誌は各国とも現状では集団免疫を達成する状況にはないとして、引き続き感染対策が重要だと呼びかけています。 その結果、人口の43%が免疫を獲得すれば、それ以上感染が広がらなくなる「集団免疫」を達成する可能性があることが分かったということです。 具体的な推測の方法について研究グループは、人口を年齢別に6つの集団に分けて、それぞれ感染のリスクが異なると想定したうえで、活動の活発さについても3つの段階に分け、感染がどのように広がるかを推測したとしています。 従来の推測では60%の人が免疫を獲得する必要があるとされており、より少ない割合でも獲得できる可能性を示した形です。 ただ、研
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