4月に初の非英語圏のKindleショップがドイツにオープンした。将来の日本のKindleショップや電子書籍市場を占う意味でも、ドイツの展開に注目していたのだが、オープンから約1ヶ月半、売れ行きはあまり芳しくないようだ。その要因を分析した記事を見つけた。 《タイトル数が少ない》 この記事によれば、主たる要因が2つ挙げられている。ひとつは貧弱な品揃えだ。当初ドイツのKindleショップは25,000タイトルでスタートした。今ドイツのKindleショップを覗いてみると、なんと75万タイトル以上のドイツ語の書籍があると威張っているが、その多くはいわゆるパブリックドメインの著作権が切れた古い作品のようだ。実際多くの読者が手を出しそうな新刊本は、たいして増えていないようだ。既存のドイツの電子書籍ショップ「buecher.de」が10万タイトルの新刊本を揃えているそうだから、ドイツのKindleはちょっ
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