Intel製チップがベースとなる「ネットブック」の成長速度は2010年に失速し、Intelの対抗企業が製造するチップをベースとした「スマートブック」の登場も、それほど目ざましい成果をもたらさないだろうとの分析が、複数のアナリストによって発表されている。 Intelの最高経営責任者(CEO)であるPaul Otellini氏は、先週の決算発表における電話会議の席上で、2009年中のネットブックの成長が好調であったことを指摘していたものの、Avian Securitiesによれば、2010年中の標準的なノートPC出荷台数の増加速度は、ネットブック出荷台数の増加速度を上回るものになるという。 Avian Securitiesが米国時間1月18日に発表した調査報告では、「過去数年間で予想を超える大きな驚きとなったのは、ネットブックの登場である。しかしながら、2010年中は標準的なノートPC出荷台数