はしかは、感染力が極めて強く、感染すると、高熱や発疹などの症状が出て、重症化すれば、死亡するケースもあります。 はしかについて、アメリカCDCは16日、ことし国内で感染が確認された人が、30の州であわせて1024人に上ったと発表しました。 特に多いのが南部テキサス州で、全体のおよそ7割を占め、州西部のワクチンの接種率が低い地域を中心に感染が広がっているということです。 アメリカでは、ことしに入って3人がはしかで死亡していて、死者が確認されたのは2015年以来だということです。 はしかの感染対策ではワクチンが最も有効とされていますが、CDCによりますと、感染者のおよそ96%がワクチンを接種したことがないか、接種したかどうか不明だということです。 感染症に詳しいベイラー医科大学のピーター・ホテズ教授は感染拡大の背景にはワクチンの接種率の低下があるとしたうえで、現状については「いまのところ、収束
(CNN) トランプ米大統領が疾病対策センター(CDC)の所長に指名した、医師で元共和党下院議員のデービッド・ウェルドン氏が先月に民主党のマレー上院議員と会談した際、ワクチンに関する「既に否定された主張」を繰り返していたことがわかった。マレー氏が明らかにした。 マレー氏は「厳格に検証された小児用ワクチン接種計画が子どもを有害な水準の水銀に暴露したり、自閉症を引き起こしたりしているという虚偽を信じる人物をCDCのトップに据えるのは危険だ」と語った。この声明はブルームバーグ通信が最初に報じた。 マレー氏の所属する上院保健教育労働年金委員会は13日にウェルドン氏の指名承認のための公聴会を開く。CDC所長指名候補の公聴会が開かれるのはこれが初めて。 ウェルドン氏はCNNの取材要請にすぐには応じなかった。 1995年から2009年までフロリダ州で下院議員を務めていた同氏は、ワクチンと自閉症の関連を信
Patient receives an MMR vaccine at a vaccine clinic in Lubbock, Texas. Photographer: Jan Sonnenmair/Getty Images 米国での麻疹(はしか)感染はこの1週間で約3割増えたと、米疾病対策センター(CDC)が明らかにした。今回の流行ではすでに2人が死亡しており、憂慮すべき兆候が増えている。 ニューメキシコ州保健当局は7日、死亡した成人2人を検査したところ、はしかの陽性反応が出たと発表。死因がはしかかどうかはまだ確認されていないが、確認された場合、同州で少なくとも40年ぶりのはしかによる死亡例になる。CDCが明らかにした。 7日のCDC報告によれば、米国での感染例は年初から58人増えて222人。12州で感染が確認された。このうち17%に相当する38人は入院したという。 はしかが最も流行して
(CNN) 造園業を営む54歳の男性が、痛みを伴う発疹の症状で米フロリダ州オーランドの皮膚科医を受診した。発疹は手足から顔まで広がっていたが、過去に診察した別の医師は原因を突き止められなかった。 皮膚科医のラジブ・ナトゥー氏は生検を行った結果、ハンセン病と診断した。教科書でしか見たことがないような症例だった。 ハンセン病は感染しにくい疾患で、この男性に明らかなリスク要因はなかった。このためナトゥー氏は、フロリダ州中部が予期せぬハンセン病の温床になっているのではないかとの疑問を抱いた。 同氏のチームは今、同様の症例に注意するよう、医療従事者に呼びかけている。 ナトゥー氏のチームが医学誌に発表した研究レターによると、フロリダ州中部で報告されたハンセン病の症例数は、米国の中で最も多い水準にある。 世界保健機関(WHO)によると、2020年に報告された新規のハンセン病の症例数は、米国が159例、世
新型コロナウイルスの感染経路について、国立感染症研究所(感染研)は28日、ウイルスを含んだ空気中に漂う微粒子(エアロゾル)を吸い込んでも感染するとの見解をホームページで公表した。感染研はこれまでエアロゾル感染に否定的で、飛沫(ひまつ)感染と接触感染だけを挙げた報告書を発表していたため、国内の科学者が「世界の知見とは異なる」と説明を求めて公開質問状を出していた。 世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)などは昨春、主な感染経路としてエアロゾル感染と飛沫感染を挙げ、接触感染は起きにくいとする見解を示した。しかし、感染研は今年1月13日に公表したオミクロン株についての報告書で、「現段階でエアロゾル感染を疑う事例の頻度の明らかな増加は確認されず、従来通り感染経路は主に飛沫感染と接触感染と考えられた」と記し、WHOなどと異なる説明をしていた。
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アメリカのCDC=疾病対策センターが変異ウイルスの「デルタ株」について、「水ぼうそう」と同じ程度の感染力の可能性があるとする内部資料をまとめていたことが分かりました。 アメリカの複数のメディアは、変異した新型コロナウイルスのデルタ株について感染力や重症化のリスクなどをまとめたCDCの内部資料を先月入手し、公開しました。 内部資料では、デルタ株の感染力について1人の患者が平均5人から9.5人程度に感染させる可能性があるとしていて、従来のウイルスの平均1.5人から3.5人程度に比べ高くなっていると推定しています。 また、感染力が極めて強いとされる水ぼうそうの場合は、1人の患者から平均8.5人程度に感染させるとしたうえで、デルタ株は「水ぼうそうと同程度の感染力」の可能性があるとしています。 さらに、デルタ株に感染すると、重症化したり死亡したりするリスクが高くなるとする各国の研究結果や、ワクチン接
米国疾病対策センター(CDC)が、新型コロナの感染経路に関する見解を2021年5月7日付で改訂したので、記事にしました。 新型コロナに感染するリスクは、さまざまな条件によって左右されます。このたびの改訂文書では、それらの条件が丁寧に説明されています。ここでご紹介しますので、できれば最後までお読みください。 用語について 原文で使われる専門用語は、以下のように翻訳しています。 なお、気道分泌物は、唾液や鼻水、痰などの気道で産生される液体だと考えてください。また、改訂文書では、鼻や口から微粒子の状態で排出される気道分泌物を、大きさによって飛沫やエアロゾル粒子と呼んでます。それぞれを区別する厳密なサイズ(粒径)について記載はありませんが、大きなもの=飛沫、小さな軽いもの=非常に微細な飛沫(very fine droplet)あるいはエアロゾル粒子、と区別して表現しています。 微粒子の発生場所と到
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)の研究者グループは16日までに、新型コロナウイルスの全ての感染事例の約59%で感染源が無症状者になっている可能性があるとする新たな調査結果を発表した。 米医師会誌が掲載した。現実に起きている事態を踏まえた研究結果ではなく予測モデルに基づく推論とした。中国で実施された研究8件のデータを活用したという。 これによると、あり得るシナリオを広範に考えた場合、感染の少なくとも50%は無症状者を通じたものと推測された。 予測モデルでは、全ての感染事例の約59%の感染経路は症状がない人々だったことが判明。これら無症状者の約59%のうち、35%はいまだに症状がなく、24%は症状が決して出ない人々だった。 今回の研究結果はあくまで推定上の分析であり、現実にも当てはまり得るのかはさらなる研究が必要とも強調。 現実の社会ではマスク着用や対人距離の一定の確保などの予防策が個
アメリカ大統領選挙で勝利を宣言したバイデン前副大統領は、新政権の厚生長官など最優先課題とする新型コロナウイルスへの対応を担う閣僚らの人事を発表しました。 大統領選挙で勝利を宣言し、政権移行の作業を進めるバイデン氏は7日、保健政策を担う閣僚らの人事を発表しました。 それによりますと、厚生長官には西部カリフォルニア州で司法長官を務めているヒスパニック系のハビエル・ベセラ氏を指名するとしています。 ベセラ氏は、オバマ政権が導入した医療保険制度、いわゆる「オバマケア」の存続を求める各州の訴訟を主導してきたことで知られています。 また、アメリカの感染症研究の第一人者で、トランプ政権の新型コロナウイルス対策チームの中心人物である、アンソニー・ファウチ博士を新型コロナ対策に関する大統領首席医療顧問に起用するとしています。 そのほか、CDC=疾病対策センターの所長に、ロシェル・ワレンスキーハーバード大学教
新型コロナウイルスの感染を拡大しているのは、自覚症状の人よりも無自覚な人の方が多いとCDCがいっているわけですけれど、これ、日本で伝わっているの? https://t.co/D0awOFLwmK
米国ではほぼ毎日、新型コロナウイルスの感染者数が最多を記録し続けている。パンデミックが続くなか、そして季節が秋かから冬へと移るなかで、状況がなぜ悪化し続けてきたのか、その7つの理由について考えてみたい。 1. 湿度と気温の低下 新型コロナウイルス(SARS-CoV2)の感染は、湿度と気温の低下で拡大しやすくなると考えられている。湿度が下がり、空気中の水分が減少すると、飛沫はより小さく、軽くなる。含まれるウイルスの濃度が高くなった飛沫が、より長い時間、空気中にとどまるということだ。また、ウイルスは温度が下がると生存期間が長くなることも関連しているだろう。 さらに、気温や湿度が下がると、私たちの気道の状態も変化する。ウイルスなどを排出する機能が低下する可能性がある。 2. 事業活動・学校の再開 ロックダウン(都市封鎖)こそが「正解だ」という意味ではない。ただ、オーストラリア・クイーンズランド大
アメリカCDC=疾病対策センターは、ことし1月末から今月はじめまでの間に、アメリカで統計などから予想される死者数を、実際の死者数が上回る「超過死亡」が、およそ30万人に上るとする報告を発表しました。新型コロナウイルスによる死者が3分の2を占めますが、CDCは、ほかの病気で死亡したケースなど、間接的な影響についても調べる必要性を指摘しています。 CDCが20日に発表した報告によりますと、アメリカで、ことし1月26日から今月3日までの間に、統計などから予想される死者数を実際の死者数が上回る「超過死亡」は29万9028人でした。 このうち新型コロナウイルスの感染による死者は、およそ3分の2にあたる19万8081人で、ニューヨークを中心に感染が拡大した4月上旬、急速に増えました。 死者数を年代別に見ると、25歳から44歳が、過去5年間の平均値に比べて26.5%と最も増えたほか、人種別では、ヒスパニ
米国疾病対策センター(CDC)は疾病予防や健康増進のための調査・介入を行う米国連邦政府機関です。CDCが発信するガイドラインに対する信頼性は高く、日本を含む世界各国の行政・医療機関が参考にしています。 そのCDCが新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の主要な感染経路に関する見解を10月5日付で改訂しました。 なぜこの改訂版が注目されているかというと、CDCが初めて空気感染(airborne transmission)を新型コロナの感染経路の一つとして認めたからです。しかし、慌てる必要はありません。新型コロナが空気感染する可能性は以前から知られており、日本ではその知識が「3密」の回避や換気などの対策に活かされてきました。 改訂版には目新しいことは書かれていません。従って必要な感染対策もこれまでと変わりません。ということで、ここで画面を閉じていただいてもよいのですが、改訂版の内容や感染
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