例外をどのような状況に投げるかもしくは投げないか、というのはわりと意見が分かれるところです。もちろん、プログラミング言語によっても異なりますが、同じプログラミング言語ユーザ同士でも様々です。 基本の考え方 ベースとしては、Effective Java の項目 39 にある下記の方針が参考になります。 例外的な状況の時にのみ例外を使う。 Effective Java 禅問答のような定義ですが、これには異論は無いでしょう。例外を正常フローで利用したり、制御構造に用いるべきではありません。 人によって異なるのは「例外的な状況」の解釈です。 例外的な状況 この「例外的な状況」の解釈は人によって異なるようで、これまでも議論になっていました。これまで聞いた解釈を乱暴に分けると以下の 2 パターンに分かれます。 1. アプリケーションから独自の例外を投げる派 ランタイムやミドルウェア連携などプラットフォ
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