昨日MIAUのシンポジウムについてブログを書きました。シンポジウムには統計の専門家である田村さんが登壇されており、新聞とネットの調査結果の違いについて議論がされ、またシンポジウムはニコニコ生放送でネット中継されており、その視聴者の方たちに対してアンケートを行うことができ、それはそれで生々しくて興味深かったと思います。 昨今はアンケートを行うことへの敷居がどんどん低くなっており、特にインターネットリサーチをやる人もどんどん増えており、それ自体はよいことだと思います。数字は嘘をつかないというのは本当だと思います。だけれど、「誰に」「何を」「どうやって」聞くかによって、数字は簡単に変わってしまうものだという自覚をアンケートを行う側が自覚をもって行い、またデータを見る側もそこに気をつけてデータを見なければならないということを強く認識する必要もあると思っています。