世界の自動車メーカーの去年1年間の販売台数は、ドイツのフォルクスワーゲンが4年連続の首位となり、トヨタ自動車は3年ぶりに2位となりました。 世界最大の中国市場で販売を伸ばしたためで、販売台数は過去最高を更新しました。 トヨタ自動車は3年ぶりに2位となり、ダイハツ工業と日野自動車を合わせたグループ全体の販売台数は、前の年より1.4%多い1074万2000台で過去最高を更新しました。 一方、前の年に2位だった日産とルノー、それに三菱自動車工業の3社連合は3位に後退しました。 全体の販売台数の半分以上を占める日産がアメリカ市場で苦戦したことなどから、グループ全体で1015万5000台となり、前の年より5.6%減少しました。 去年の自動車市場は、最大の中国市場で新車販売が前の年より、およそ8%減少したほか、インドや日本などでも販売が減りました。 中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスの影響など、