Microsoftは米国時間10月15日、障害発生当初は復旧が絶望視されていた「Sidekick」サービスのデータについて、そのほとんどが回復したことを明らかにした。 顧客に宛てた手紙でバイスプレジデントのRoz Ho氏は「すべてではないにしろ、Sidekickの利用する顧客のほとんどのデータを復旧させることに成功し、安堵している」と述べている。「連絡先を手始めに、なるべく早くユーザーの個人データを回復させる予定である。その後も24時間体制で、影響を受けたすべてのユーザーのカレンダー、メモ、タスク、写真などのデータを復元する」(Ho氏) Sidekickのデータ消失をめぐり、14日にはMicrosoftとT-Mobileに対する訴訟が少なくとも2件持ち上がった。データサービスの障害は10月初旬より発生し、多くのユーザーがアドレス帳にアクセスできない状況となった。 Microsoftは10日