米誌タイムは20日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、日本からは東京都の小池百合子知事が選ばれた。 小池知事は、トランプ米大統領の長女イバンカさんや夫のクシュナー大統領上級顧問とともに「先駆者」分野の一人に挙げられた。タイム誌は、イダルゴ・パリ市長による「東京のための熱意を持ち、直面している課題を鋭敏に察知している」との紹介文を載せた。 朝鮮半島情勢の緊張が高まっている世相を反映し「指導者」部門ではトランプ氏や北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を選出。欧州連合(EU)に離脱を通知した英国のメイ首相や、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、中国の習近平国家主席も選ばれた。 100人はタイム誌が毎年、政治家や科学者、芸術家、経済人らから独自に選出する。(共同)