鏑木清方の《ためさるゝ日》(左幅)、30年ぶりに公開へ東京国立近代美術館で3月18日から開催される「没後50年 鏑木清方展」において、《ためさるゝ日》(左幅)が、30年ぶりに公開されることが決定した。 鏑木清方 ためさるゝ日(左幅) 1918 個人蔵(写真提供=小学館) 東京展展示期間=3月18日~4月17日 (C)Nemoto Akio 鏑木清方の没後50年という節目の年に開催される「没後50年 鏑木清方展」(3月18日~5月8日、東京国立近代美術館)において、《ためさるゝ日》(左幅)が30年ぶりに公開されることが決定した。 《ためさるゝ日》は、江戸時代の長崎での踏絵を題材にしたもので、すでに年中行事となった踏絵に着飾ってのぞむ遊女を描いた作品。1918年の第12回文展に向けて左右対幅の作品として描かれたものの、展覧会には左幅だけが出品されたという経緯がある。左幅が最後に公開されたのは、