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ブックマーク / golden-lucky.hatenablog.com (12)

  • QUICとHTTP/3時代のインターネット解説書はどうあるべきだろう - golden-luckyの日記

    OSI参照モデルとTCP/IPモデル なぜいまでもOSI参照モデルによる説明が多いか QUICは、TCP/IPモデルのトランスポートとはいえるが、OSI参照モデルのレイヤ4とはいいにくい HTTP/QUICモデル QUICをどう解説するか OSI参照モデルとTCP/IPモデル かつてぼくたちは、7つのレイヤに分かれたOSI参照モデルという姿でコンピュータネットワークを学び、その7層のモデルにそって各種のプロトコルを理解しようとしていました。 だから、「SONET/SDH上のATM回線でIPパケットをやり取りする」という構想をきけば、「つまり、SONET/SDHがレイヤ1で、ATMがレイヤ2で、IPがレイヤ3なのだな」という枠組みを頭に描いていました。 と同時に、OSIのレイヤとはいったい……、というアンビバレントな想いにさいなまれることもよくありました。 「SONET/SDHがレイヤ1って

    QUICとHTTP/3時代のインターネット解説書はどうあるべきだろう - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2021/09/01
    QUICはOSI参照モデルではないしTCP/IPモデルでも破綻してるし……とおもってたらもう2年以上前に鹿野さんが書いてた。そもそもレイヤーなのかというきもする
  • 出版社の編集者は何をする人なのか - golden-luckyの日記

    かつては出版社の中に編集者という職業があって、著者に執筆を依頼したり、そうして書いてもらった原稿を取りに行ったり、誤字脱字や「てにをは」を矯正したり、漢字や送り仮名の表記を出版社のルールに従って統一したり、それを印刷製する指示を出したり、そういう仕事をしていました。 誰もが自分のSNSを持ち、ブログのプラットフォームで記事を公開し、中には自分で印刷製しての形にして売買している現代、「自分で文章を書いて世間に出す」のに出版社は不要です。いわんや編集者をや。 自分は出版社を作り、そこで編集者をやっているので、この「出版社も編集者も不要」という世界で何をすべきかという問題についてよく考えます。毎度たどり着くのは「必須ではないけど不要というほどでもない」という答えなんだけど、特に「不要というほどでもない」に対する根拠をあまり明確にしてきていない気がするので、少し言葉にしてみようと思います。

    出版社の編集者は何をする人なのか - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2021/08/21
    モチベーションは違うけど「編集者ってこういう仕事なんだ」という輪郭を伝えたいという気持ちは確かにあるし、いまそれはほんとに必要なことだとおもう
  • 独学でプログラミングを勉強した自分がこれは役に立ったなと思っている本 - golden-luckyの日記

    今ではプログラミングできないわけではないけど、そういえばプログラミングは完全に独学と言っていい。 いや、大学では数学をやっていたので、FortranとかLispはちょっとやった。 なので「完全に独学」といったら嘘になる。 それでも、いま仕事で使っているコンピューターの知識は、基的にすべて書籍を通して独学したものだ。 そこで、自分が何のを読んでプログラミングを実務で使えるくらいにはなれたのか、アフィリエイトと宣伝を込めつつちょっと振り返ってみてもいいかなと思って走り書きしてみる。 テキストフィルターを書きまくるとこから始めるといいと思う プログラミングぜんぜんやったことない人が「プログラミング完全に理解した(ダニング・クルーガー的な意味で)」という実感の端緒を得るまでには、まず「テキストフィルタを書きまくる」のがわりと近道だと信じている。 コンピューターを使うことがインターネットを使うこ

    独学でプログラミングを勉強した自分がこれは役に立ったなと思っている本 - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2021/01/07
    こういった本を読んだ人がそういった本を作ってるところに再帰っぽさある
  • 専門書を売る - golden-luckyの日記

    「日の専門書は安い、もっと高くあるべき」という意見があります。 この意見の背景には、専門書の価格はその価値で決まるかという観点と、出版社は専門書でどう利益を出せるかという観点があるような気がします。 ここでは、それぞれの観点について、個人的に「それって実際のところはどうなの」と思う点を書きだしてみます。 なお、両者の観点は来は独立に議論できるものではないであろうこと、そもそも自分が観測できる範囲での意見を書きだすだけなので客観性のある議論でもないことに注意してください(自分は主に理工書、さらに言うとコンピューターに関する書籍で仕事をしています)。 専門書の価値で専門書の価格を決められるか 専門書の収益構造と価格設定 インターネットの時代に専門書の需要はあるのか 専門書の価値で専門書の価格を決められるか 専門書の価格は、そもそも「価値」が何なのかという点に立ち返ると、わりと身もふたもない

    専門書を売る - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2020/12/22
    興味を持った門外漢がウィキペディア程度で満足せず本を買うというモチベーションが必要そう→「専門書を買ってくれる人というのは、専門家そのものだけでなく、その分野にちょっとでも興味がある人すべて」
  • 2010年代に日本のインターネットでいろんな事業をいい感じにやってきた会社から2020年代へのヒントをもらえる本を作った - golden-luckyの日記

    半年ぶりの新刊です。『Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』です。紙とPDFがセットになった直販サイトはこちら。 Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち(紙書籍+電子書籍) https://www.lambdanote.com/products/engineers-in-voyage さて、今回の新刊、いろいろ疑問を呼ぶタイトルかもしれません。 「なぜ VOYAGE GROUP?」 「なぜ t_wada?」 「なぜ宇宙船?」 「答えは書で!」と言って済ませることもできるのですが、ここで少し「個人的」なふりかえりをして何となく答えた気分になっておこうと思います。 なぜ VOYAGE GROUP? なぜ t_wada? なぜ宇宙船? で、結局のところどういうなの? 気合い入ってます なぜ VOYAGE G

    2010年代に日本のインターネットでいろんな事業をいい感じにやってきた会社から2020年代へのヒントをもらえる本を作った - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2020/08/10
    「t_wadaさんはテストを書かないとやってくるライオンというだけではない」なるほど
  • みんなが出版社になれるのか - golden-luckyの日記

    の編集者は何をしているのか」を書こうとしていて、もう何か月もまとまらなので、とりあえず「出版社が何をしているのか」を書いておきます。 素朴な出版社のイメージ=中間搾取者 出版社そのものは販売網ではない 販売網への窓口は出版社の機能のごく一部 出版社=売り物のの専門家 まとめのようなもの 素朴な出版社のイメージ=中間搾取者 とくに出版業界に興味がない人からみた出版社のイメージって、おおむね「著者と読者の間にいるやつ」という感じだと思います。 絵にするとこんな感じ。 著者の立場からすると「を出すときにお世話になる会社」で、読者の立場からすると「著者が書いたを書店で買えるようにしてる会社」ですね。 この絵のイメージで出版社を捉えると、「原稿からを作るコストはかかるだろうけど、中間にいるだけでの売り上げの大部分が懐に入るのか。やはり既得権益は強いな」という印象を抱くのではないでしょう

    みんなが出版社になれるのか - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2020/02/27
    “「売り物の本の専門家が本を作るのを手伝ってくれる」という機能”
  • 出版社を作って4年が経ちました - golden-luckyの日記

    ラムダノートという出版社を作って4年が経ちました。 www.lambdanote.com 去年に引き続き、今年もちょっとふりかえりをしてみます。 この記事はラムダノートの技術 Advent Calendar 2019の25日めのエントリーです。 第4期(2018年12月~2019年11月)のふりかえり 『n月刊ラムダノート』はじめました 今年は『n月刊ラムダノート』という不定期刊行誌を3月に発行し始めました。 去年のふりかえりで第4期の目標として掲げていた「単発のじゃない形で濃い技術情報をお届けする新企画」は、これのことです。 ぶっちゃけ、技術書、読むの大変じゃないですか? 正直なところ、作るほうもかなり大変です。 技術書に限らず、いま出版社が次々に新刊を出しているのは、半ば商売を維持するためという構造的な側面があります(それだけが理由ではないです)。 読む人も作る人もさまざまな無理感を

    出版社を作って4年が経ちました - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2019/12/29
    「いろいろな意味でうちでしか作れないであろう本」というパワーワード
  • プログラミングとは ― 最強のカレーレシピ ― - golden-luckyの日記

    「うちの学校でもついにプログラミングの授業が始まったよ」 「それは興味深いね。どんなふうに教えてるの? やっぱりScratchとか?」 「Scratch? ああ、プログラミング言語のことか。プログラミング言語は使わなくていいんだよ」 「え?」 「小学校で学ぶプログラミングっていうのは、プログラミング言語を覚えさせることが目的じゃないからね。システム思考力とかロジカルシンキングって聞いたことあるだろ?」 「あるかないかでいったら、あるよ」 「プログラミング言語みたいなのは、単なる技術だ。それは仕事で必要な人だけが覚えればいい。子どもたちに教えるべきことは、プログラミング言語みたいな技術じゃなくて、システム思考やロジカルシンキングの延長といえるプログラミング的思考なんだよ」 「プログラミング的思考っていうのが、システム思考やロジカルシンキングとどう違うのか、いまいちよくわからないんだけど…」

    プログラミングとは ― 最強のカレーレシピ ― - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2019/08/25
    プログラミングとは何かを完全に理解した。
  • 『n月刊ラムダノート Vol.1, No.2』を読むべき1つめの理由 - golden-luckyの日記

    『n月刊ラムダノート』の話をいろいろしたいのだけど、どこから話せばいいのかわからないので、Lispの話をします。 昔、といってもほんの10年ちょっと前のことですが、日でLispが流行った時期がありました。 「プログラミング言語のパワーには絶対的な差が存在する。その頂点に立つのがLispだ」と言って憚らない『ハッカーと画家』というが2005年に出版され、それを読んだ多くの人が「よろしい、ならばLispだ」と思ったのです。 まあ、ほかにもいろいろな理由があったのだろうし、流行に関係なくLispを使い続けている人はたくさんいたし、いまでもぼくを含め多くの人がLispを日常的に使っているけれど、『ハッカーと画家』の影響によるちょっとしたLispブーム、というのは確かに起きていたと思います。 で、この『ハッカーと画家』を翻訳したのが川合史朗さんでした。 その当時、ぼくは同書を企画した部署にたまた

    『n月刊ラムダノート Vol.1, No.2』を読むべき1つめの理由 - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2019/07/29
    「書籍の編集者というのはXMLをよく扱います」え?
  • ラムダノートという出版社を作って3年が経ちました - golden-luckyの日記

    ラムダノートという出版社を作って3年が経ちました。 www.lambdanote.com この12月から、会社としては第4期に突入です。 3年もすれば中学生は高校生になるわけで、それなりに感慨があります。 そこで、pyspaアドベントカレンダーという場を借りて、ちょっとふりかえりをしてみることにしました。 の紹介はよくやるけど、会社の紹介はあまり積極的にやってないので、そのつもりで書いたものです。 第1期(2015年12月-2016年11月) 出版社なのでを作って売りたいわけですが、は自然には生えてきません。 前の会社に在職中から独立に向けた準備を進めるような計画性があればよかったのですが、当になにも準備しないまま音楽性の違いで辞めたので、起業した最初の年は当然ながらラインナップがゼロでした。 そんな状態でも起業に踏み切れたのは、時雨堂の@volantusが凄腕の会計事務所を紹介し

    ラムダノートという出版社を作って3年が経ちました - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2018/12/25
    えらいよなー
  • ■ - golden-luckyの日記

    「そういえば前職でこの話を業務ブログに書いてたな」と思った話があって、検索したところ、ひっかからない。トップページからリンクをたどっても見当たらない。いやな予感がしてもうちょっと調べたら、過去の記事がぜんぶ、しれっとなかったことになっていた! 幸い、Internet Archivesではまだ残っていたので、自分が書いた文章のうちあとで参照したくなるやつを拾っておいた。『すごいHaskell』のサイン会の写真とか、たぶん日のコンピュータサイエンス史にとって貴重なはず。 2015年6月23日 Kent Beck+角征典『エクストリームプログラミング 』完全新訳、6月26日発売 2015年2月26日『基礎からわかるTCP/IP ネットワークコンピューティング入門 第3版』、今日発売! 2015年2月23日『新装版リファクタリング ―既存のコードを安全に改善する―』のここがすごい (「ITエンジ

    ■ - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2018/07/24
    ちょうど鹿野さんの発表のエントリーを探してたところなので役立った。それにしてもしれっと消えてるのずいぶんだな
  • ■ - golden-luckyの日記

    note.mu 言いたいことは、すごくよくわかる。でも、残念ながら、「読まれるテキストとは、読み飛ばせるテキストである」というのが圧倒的に正しい。だから、「読まれるテキスト」を考えるなら、元記事のように、「読み飛ばせるテキストにするにはどうするか」っていうのをスタートにしたほうがいいとおもう。 読み飛ばせるテキスト、ぜんぜん悪いものじゃないよ。読み飛ばすような内容もないのが、悪いテキスト。ちなみに、内容がないけど読み飛ばせないテキストっていうのが最高ですね。 そもそも、段落をちゃんと構成しなきゃいけないのは「読み飛ばせる」ようにするためだ。そういう構成ができているテキストを読むっていうのは、情報を取り入れるための最速な手段だといえる。 「あ、これ、ちゃんと分かりたいし、ちゃんと読まないと絶対に分からないやつだ」という人は、読み飛ばしたあと、読みなおしてくれる。だから、そのときに困らないよう

    ■ - golden-luckyの日記
    mohri
    mohri 2017/12/20
    たしかに、Webだと段落の後半は読み飛ばされることを前提に構成を考えているようなところはあるかもしれない
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