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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (3)

  • 活字中毒R。―村上春樹「ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思う」

    『文藝春秋』2009年4月号の村上春樹さんへの独占インタビュー「僕はなぜエルサレムに行ったのか」より。 (2009年2月15日にイスラエルでエルサレム賞を受賞され、「壁と卵」のスピーチをされた村上春樹さんへの独占インタビューへの一部です。引用部はすべて村上さんの発言) 【ネット上では、僕が英語で行ったスピーチを、いろんな人が自分なりの日語に訳してくれたようです。翻訳という作業を通じて、みんな僕の伝えたかったことを引き取って考えてくれたのは、嬉しいことでした。 一方で、ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思うのは、ひとつには僕が1960年代の学生運動を知っているからです。おおまかに言えば、純粋な理屈を強い言葉で言い立て、大上段に論理を振りかざす人間が技術的に勝ち残り、自分の言葉で誠実に語ろうとする人々が、日和見主義と糾弾されて排除されていった。その結果学生運動はどんどん痩せ細って教条的

    moja8
    moja8 2009/03/13
  • 活字中毒R。 『徹子の部屋』が、「一切編集をしない」3つの理由

    『聞き上手は一日にしてならず』(永江朗著・新潮文庫)より。 (ライター・永江朗さんが、各界の「プロの聞き手」10人に「聞き方の秘訣」についてインタビューしたから。黒柳徹子さんの回の一部です) 【永江朗:『徹子の部屋』は世界でも珍しい長寿番組になりましたね。ひとりで司会するトーク番組としては世界最長だとか。長く続くからには、それだけ画面にはあらわれない苦労も多いと思います。収録の前には、どの程度、スタッフとミーティングをするんですか。 黒柳徹子:月曜、火曜で6録っています。当は5でいいわけですけど、少しずつ余裕を見て。6録れば、1ヶ月で4のストックができます。何があるかわかりませんからね。ユニセフの仕事海外に出かけるため、夏休みとして収録を2週お休みします。芝居の舞台稽古があって休むこともあります。毎週、金曜日に打ち合わせをするのですが、いまディレクターが14人ぐらいいまして、

  • 活字中毒R。

    『雑学図鑑・街中のギモンダイナマイト』(日刊ゲンダイ編・講談社+α文庫)より。 (「イタズラや迷惑行為をした際の賠償請求は?」という項から) 【ちょっと前のことだが、夫婦ゲンカの腹いせに「江の島に不審者上陸」と海上保安庁にウソの通報をした男性に対し、「国側が800万円の賠償請求を検討中」と報じられたことがあった。このケースでは、不審者捜索にあたった巡視船や航空機の燃料費、職員の残業代の合算が約800万円になったと報じられた。その後、”加害者”と海上保安庁との間で示談が成立。加害者が実損額の130万3923円を支払うことで決着した。 このほかにイタズラや迷惑行為における賠償請求の実態はどうか。 ●電車の運行を妨害した 酔って線路内に立ち入った、踏切の中で車を停止させたなどが考えられるが、「車両や踏切の修理代、振り替え輸送にかかった経費など”実損分”のみ請求します」(小田急電鉄広報部)、「故意

    moja8
    moja8 2007/01/29
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