タグ

経済学に関するmojimojiのブックマーク (32)

  • 伊東光晴『「経済政策」はこれでよいか』 - Living, Loving, Thinking, Again

    「経済政策」はこれでよいか―現代経済と金融危機 作者: 伊東光晴出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/02/10メディア: 単行購入: 1人 クリック: 93回この商品を含むブログ (3件) を見る 伊東光晴『「経済政策」はこれでよいか』(岩波書店、1999)を読了。 はしがき 第一章 時流に追随する人たちへ 第二章 世界経済危機の質 第三章 「経済政策」はこれでよいか 第四章 規制緩和論の神話 規制緩和で誰が得をするのか 規制緩和と自由な市場 第五章 ケインズ経済学復活の条件 戦後の代表的なケインジアンによる時評集。収められた文章のうち、いちばん古いのは「規制緩和で誰が得をするのか」で、1993年の初出。「ケインズ経済学復活の条件」は1996年。「世界経済危機の質」と「規制緩和と自由な市場」は初出が記されていないので、書き下ろしだろうか。それ以外の文章は1998年に初出さ

    伊東光晴『「経済政策」はこれでよいか』 - Living, Loving, Thinking, Again
  • 岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』 - 乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~

    『ヴェニスの商人 (光文社古典新訳文庫)』を読んだついでに再読する。 書は長短様々な18のエッセイと書評から構成されており、それらが「資主義」(3)、「貨幣と媒介」(5)、「不均衡動学」(5)、「書物」(5)という4つのグループに分類・配列されている。前回は12年前、1995年2月5日から7日にかけて読んだことがメモされている。修士論文を提出した直後(大震災の直後でもある)に読んだようだ。 「資主義」と「貨幣と媒介」のグループには、資主義の質を差異性に見出そうとする一連のエッセイが収められている。後に『貨幣論 (ちくま学芸文庫)』として結実することになるはずのこれらの議論は、12年たった今でもかなり鮮明に記憶に残っていた。巻頭に配された表題作はいまだにその輝きを失わない個性的で刺激的な論考だ。岩井さんは『ヴェニスの商人』という戯曲を「ヴェニスの町のキリスト教社会」が「共

    岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』 - 乱読ノート ~出町柳から哲学の道へ~
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
  • 研究メモ - 2007-09-09 マイケルムーアのSickoみた。(ちょっと加筆修正しました)

    http://sicko.gyao.jp/http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070908#p1 マル激でいろいろ議論されている。無料で見れます。 http://www.videonews.com/on-demand/331340/001149.php あといろいろあるんだろうけど、私がチェックしたのはここくらい。ほかに面白いのがあったら教えてください。 「マイケル・ムーア映画+α評」 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070908#p1 基的に 宮台→まぁよい。 森→9.11よりよい。 神保→ダメ。ムーアは終わった。 田中→よい という評価らしい。 アメリカのサイトに飛ぶと、映画中に出てきたのも含めて、いろんなのありますね。読んでないけど、なんとなく雰囲気が伝わる気もする。 ちなみに映画の最後のほうで

    研究メモ - 2007-09-09 マイケルムーアのSickoみた。(ちょっと加筆修正しました)
  • 節約した人件費の向かった先 / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社

    7月の参議院選挙で自民党が惨敗した大きな原因の一つに、格差問題があることは誰もが指摘しているところだ。安倍総理自身も、8月27日の改造内閣発足の記者会見で、参議院選挙の敗因に触れた。 「中央と地方に存在する格差問題について、政治が配慮すべきだという教訓を得た」。 このように述べて、格差是正に取り組む方針を示したのである。 その意気込みはよしとしよう。だが当に、政府は格差を是正できるのか。そこが大きな問題である。 ここで頭に入れておいてほしいのは、構造改革路線の中で拡大した格差というのは、正社員同士の間に生じた格差ではない。確かに、若年層の一部を見ると、正社員間にも格差が生じているものの、全体的に見るとまだまだ大きいとはいえない。 問題は、正社員と非正社員の間に存在する格差である。この格差はもともと存在していたのだが、昨今の非正社員の急増によって表面化したというのが正確なところだ

    mojimoji
    mojimoji 2007/09/11
    法人税の増税だけでは、資本が海外に逃げる(程度問題ではあるが)。諸外国と横並びの法人税にしつつ、先進国で協調して資本課税を引き上げて行く策(資本課税のオフサイドトラップ?)が必要。トービン税もいいね。
  • 経済財政白書 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先週労働経済白書が出たかと思うと、その舌の根も乾かぬうちに(ちょっと日語違うか)今度は経済財政白書です。 http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je07/07p00000.html 副題は「生産性上昇に向けた挑戦」で、最近の経済財政諮問会議でやたら労働生産性の上昇が唱道されているのと揆を一にしています。第1章は「長期化する景気回復とその先行き」でいわゆる動向編ですが、第2章が副題に対応する「今後の成長に向けた生産性向上と企業行動」、そして、第3章がなんと「労働市場の変化と家計部門への影響」で、もろ労働経済白書とかぶっています。 しかも、ある意味で労働経済白書よりも踏み込んだことを言っています。 話は非正規労働が増えてきて、しかも若年男性では非自発的な非正規が増えて、人的資形成に差が出てきているというところから始まりますが、そこから派遣法など雇用法制がどう変わっ

    経済財政白書 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    mojimoji
    mojimoji 2007/08/13
    第三章は要注目。
  • 平成19年度 年次経済財政報告(PDF版) 目次 - 内閣府

    表紙(PDF形式:11KB) 平成19年度年次経済財政報告公表にあたって(PDF形式:12KB) 目次  (目次-1~目次-3)(PDF形式:19KB) はじめに (P1~2)(PDF形式:17KB) 第1章 長期化する景気回復とその先行き  (P3~4) (PDF形式:13KB) 第1節 長期化する景気回復と景気循環の仕組み (P5~39)(PDF形式:413KB) 1 長期化する景気回復の実態 2 景気循環と経済部門間の波及の仕組み  (P39~55) (PDF形式:118KB) 3 景気の先行きリスク 第2節 ゼロ金利解除後、安定的に推移してきた金融市場  (P55~67)(PDF形式:177KB) 1 安定的に推移してきた長短金利 2 調整局面を経て引き続き上昇基調を示す株式市場 3 基調的な円安傾向が続く為替市場 4 増加に転じた銀行貸出 第3節 緩やかな物価上昇への動き (P6

    平成19年度 年次経済財政報告(PDF版) 目次 - 内閣府
  • ゼロ利潤ってなに(会計学的利潤と経済学的利潤) - 痴呆でいいもん

    なぜか評判がいまいちの理科一分野の経済学の一環です。 ゼロ利潤っていうのは、ミクロ経済学ではとっても重要な概念だけど、一番反発がある部分です。ミクロ経済学の教科書には長期均衡で企業はゼロ利潤になるって書いています。これをいきなり読むと「そんなあほな利潤がゼロの企業がやってけるわけないだろが」とほとんどの人が思います。マルクス経済学がはなやかしころは「ゼロ利潤などブルジョア経済学*1の欺瞞である」などと書いてあるのを見たような気がします。 それとここだけの話ですが、ミクロ経済学の専門家の顔している人でも、「ゼロ利潤っておかしくない?」って聞かれてちゃんと答えられない人がけっこういそうな気がします。ひどいのになると、自分の論文で使っているのに、内心へんだと思っていて、エライ先生がやっているからというヤツもいそうな気がします*2。というか、私も修士の終わりごろでもそんなレベルだったような気がする

    ゼロ利潤ってなに(会計学的利潤と経済学的利潤) - 痴呆でいいもん
  • 山形氏の「矛盾」 - 痴呆でいいもん

    経済成長は、ぼくたちの努力や成長の総和でしかない。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」 ぼくたちが経済成長するということは、別にぼくたちがお金を貯め込むということではない。たくさん生産して、その分たくさん買うようになるということだ。そしてその買う相手は日だけじゃない。アメリカやアジア、各種発展途上国もある。ぼくたちが経済成長すれば、そうした国々の商品を買って、その国々の経済成長――つまりはかれらの生活水準の向上――を助けることになる。かつて 1997-8 年頃にアジアの通貨危機が起きたとき、日の景気がよくて経済成長がもっと高く、アジア諸国からもっとたくさん買ってあげられていれば、インドネシアはあんなひどい状況にならずにすんだかもしれない。アメリカだって、住宅需要減速におびえる状況が少しはましになっていたかもしれないし、ヨーロッパだってもう少し楽に息ができるようになっただろう。そして相変わ

    山形氏の「矛盾」 - 痴呆でいいもん
  • 厚生経済学の基本定理 - 痴呆でいいもん

    404 Blog Not Found:経済成長は手段か目的か? - 書評 - 貧困の克服 まず、いいたいことは、Danさんの主張(と私が理解している)ことに私はあまり違和感がない。多分、公平性のために効率性が犠牲になってもいいという主張だと思う*1。また、Danさんに「厚生経済学の基定理を知らないでしょう」といったやつはアロー=ハーンくらい読んでいってんだろうなといってやりたい。だいたいしらんでいいやんけそんなもん。そんな経済学をしっているかどうかでDanさんの記事の善し悪しを判断するつもりはありません。だから、Danさんもそんなのまともに相手しないで下さい。 と、前置きをしつつ、でも、経済学をかじった人ならだれでもDanさんのあの文章はちょっとと思いそう。不平等なパレート効率的な状態があることは別にセン大先生を引き合いにださなくても、だれでも想像がつく。ようは、元手が不平等ならば、市場

    厚生経済学の基本定理 - 痴呆でいいもん
  • 経済成長 - 痴呆でいいもん

    現在の経済学の問題が、まさにそこにある。金も技術も人も「リソース」名の下に十把一絡げなのだ。文字通り、糞も味噌も、「銭化」して一緒に扱ってしまうのだ。 404 Blog Not Found:経済2.0=複素経済学への道程 これ自体は正しいでしょう。ブログ上でいろいろ議論になってるが、経済学にくわしいはずの人達はケンブリッジ資論争をおわすれか。集計資ストックつまり、お金ではかった資ストックは無意味であるということは、理論的にはほぼけっちゃくがついている。供給面で投資がふえたといってもなにがふえたんだかということである。また、これは異質な労働があるときでも同様なことが起こる。 だから、基的にはマクロ生産関数を仮定する分析はすべて理論的にはゴミなのである。それが使われる理由は経験的にGDPの増えたことによって、かえって国民が平均的に貧乏になることが少ない、もしくはしばしばそういうことが起

    経済成長 - 痴呆でいいもん
  • 公共経済学の小技

    この表があれば、グラフを書けますよね。そうです。傾きが-1の直線になります。縦軸との切片の値は10ですよね。この直線は、社会的無差別曲線と呼ばれるものです。社会的無差別曲線は、所与の社会的厚生水準を達成するようなAさんとBさんの効用の組み合わせを示しています。かりに社会的厚生水準の値が20のときには、この社会的無差別曲線はどのように描かれるでしょうか。30のときには・・・各自グラフに書いてみましょう。 功利主義の考え方よりも、もっと公平性を重視する場合もあります。一番公平性を重視する考え方としては、ロールズのマキシミン原則が有名です。ロールズも哲学者の名前です。マキシミン原則とは、社会の最も恵まれない人の厚生を最大化しようという考え方です。 公共経済学では、功利主義、マキシミン原則といった価値判断をつぎのような関数形を用いることで表現しています。 W=(1/γ)ΣUγ     γ≠0