精子を提供する中国人男性が死亡していた。12日付の英デーリーメール紙電子版によると、大学生のゼン・ガンさん(当時23)は12年2月、中国中央部の湖北省武漢にある武漢大学の不妊治療施設を訪問。射精するために入った個室の中で、倒れているのが発見された。蘇生措置が取られたが、心臓まひで死亡した。 ゼンさんは同大学の医学生で、11年1月に精子バンクへの協力を開始。亡くなった日は、10日間で4度目の施設訪問だった。個室ではアダルト誌を見て射精を促すが、2時間たっても個室から出てこなかったため、施設員が状況を確認。床に倒れているゼンさんを発見したという。 ゼンさんの家族は「大学が精子バンクへの協力を強要した」などとして、同大学に50万ポンド(約8900万円)の賠償金を求めて裁判を続けている。 [2014年9月13日20時16分] 政治渡辺前代表、浅尾代表を再批判「皆不安」[13日20:17] 国際精子