●GDPとエネルギー消費量には関係がある。 ●ただし、ばらつきも大きく、エネルギー効率の良い国や悪い国もある。 ●中国など人口の多い国が経済成長した場合、エネルギー消費量が大幅に増えると予想される。 解説: 各国の国民の経済活動の大きさを表す一人当たりの国内総生産(GDP)とエネルギー消費量には関係があり、GDPの大きな国は、エネルギー消費量も大きくなる傾向があります。 ただし、ばらつきも大きく、図では、同じ一人当たりのGDPの場合、下にプロットされている国ほどGDP当たりのエネルギー消費量が少ない、エネルギー効率の良い国となります。 日本は省エネルギーに努め、世界的にみても、エネルギー効率の良い国の一つとなっています。 中国など現在一人当たりのGDPが比較的低く、人口の多い国が経済成長し、GDPが大きくなった場合、世界のエネルギー消費量が大幅に増えると予想されます。 注: