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ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (2)

  • 図録▽世界各国の貧富の格差(所得水準との相関)

    世界各国の貧富の格差(所得格差、消費・支出格差)への関心は高い。また、近年は日の所得格差が増大している点が関心を集めている。そこで所得水準をX軸(ヨコ軸)にしてY軸(タテ軸)に貧富の格差(不平等度)をとり、なるべく多くの国を比較した図録を作成した。 貧富の差を資産格差からみた同様の図を図録4642に掲げたので参照されたい。 なるべく多くの国とはいっても、人口規模の小さい国は人為的に格差をコントロールできる余地が大きいと考えられるので除外し、人口3千万人以上の比較的規模の大きな国だけを対象とした。対象国は、39カ国である(データが得られる総ての国バージョンは図録4651)。 X軸は米国ドル(PPP購買力平価換算)表示の所得水準(人口1人当たりの所得)を対数軸であらわしており、右の国ほど経済発展が進んでいるととらえられる。 Y軸は上位10%の富裕層の所得(消費)が下位10%の貧困層の何倍かと

  • 図録▽ジニ係数による所得格差の国際比較(OECD諸国)

    社会格差が問題となる中で、日の貧富の格差、所得格差は、国際的に見てどの程度の水準なのであろうか。すでに途上国を含めた貧富の格差の概観については図録4650で、また主要国の格差の推移については、図録4660でみたが、ここでは、かなり厳密な定義のOECD Income Distribution Databaseに基づいてOECD諸国全体を比較したグラフを作成した。 2010年前後のジニ係数で各国を比較すると、日は、0.336と、対象35か国中、10位となっている。先進国の中では格差の特に大きな国でもないし、格差の小さな国でもないという結果となっている。日が格差の小さな平等な国であるといった見方があったが、これは事実に基づいておらず、もともと先進国の中では中位の国だったことは図録4660でふれたとおりである。 OECD諸国の中で最も格差の大きいのは、チリ、メキシコ、トルコといった途上国的性

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