マーケティングの部署にいると「考える」ということを常に求められる。 答えの見えない課題が多い。 クライアントの課題が年々複雑になっており、決められた売り物で対応できるということは殆どなくなっている。 自分も、最初よく間違えたのが… 先輩から「考えろ」と与えられた課題について取り組んでみると それは「考える」ではなく「整理する」ことをやっていた、ということがある。 いまはネットで調べれば、多くの情報が簡単に手に入るため それらしく、市場や、競合の動き、生活者の反応などをまとめることができる。 しかし、それは「考える」ではなく「整理する」という行動であり、 全く別の作業だったりする。 情報をまとめるというのは、 情報を集め、並び替えをするという作業であり 思考をあまり使わず、おおよそ誰でもできる作業ではないか。 考えるというのは、 ある課題に対し、「何故?」「何故?」…を延々と繰り返して、課題