過去を消す判断は、なかなか難しいみたいです。 約1年前。人々にはオンライン上で「忘れられる権利」があり、要求に応じてグーグルはリンクを削除しなければいけないという判決がEUで出されました。最近、ユーザーからの削除要求に、どのようにグーグルが対応しているのか、同社の国際プライバシー法律顧問Peter Fleischer氏が明らかにしたとウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。 予想通り、削除要求は何段階かの手順を踏んで処理されるようです。オンラインのフォームから送信された削除要求は、ダブリンにあるヨーロッパ本社の弁護士、パラリーガル、エンジニアによる大きなチームへ直接届きます。本人の了承がないトップレス写真や、小さな万引きのような、要求のほとんどを占める比較的簡単な要求の場合には、そのチームで最終判断が出されるのだそうです。 さて、判断が出せなかった難しいケースについては、ヨーロッパの
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