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ブックマーク / elmundo.cocolog-nifty.com (19)

  • ハコフグマン: マスメディアの行動原理

    忙しくて更新が滞りました。失礼。  さて、自民党の総裁選なんだけど、福田政権の負のイメージを誤魔化すお祭り騒ぎになぜ、マスメディアは一役買ってしまうのだろうか。もちろんこういう人事系の話に、世間は強い関心があるから、盛り上がるのは当然だとは思う。だが確実に言えるのは、マスメディアというのは、こういう毒にも薬にもならない不特定多数へ向けたネタが好きなのだ。 例えば環境問題なんかも、やってて視聴者からクレームが来たり、自民党や企業からおおっぴらに怒られたりすることがないから、マスメディアにとってはやりやすい。要するに総裁選も環境問題もネタとして安牌なのだ。そのため余計な危機感を煽ってまで、お祭り騒ぎにしたがる。環境省などは、そこをうまく予算獲得に利用している。 ただし、いま団塊の世代がリタイアして、冗談抜きにクレーマーが激増しているので安牌に走るのも無理もないかもしれない。暇なのか、くだらない

    morutan
    morutan 2008/09/11
    >マスメディアというのは、こういう毒にも薬にもならない不特定多数へ向けたネタが好きなのだ。|中間層向けの毒にも薬にもならない情報を出す必要があるので。でも中間層とか大衆とかのイメージが変わってきてる?
  • ハコフグマン: 快適ワイヤレス生活

    個人的にはiPhoneのような音楽デバイス普及の鍵って、イヤホンにあるんじゃないかと思う(僕自身はiPhoneのユーザーではない)。私も遅ればせながらBluetoothのついた携帯デバイスを買ったので、ワイヤレスイヤホンを購入してみた。買ったのは、モトローラのS9。これがものすごく快適で、よく音楽を聴くようになった。 前からイヤホンのひもが陶しくてしょうがなかった。よく巻いて整理してカバンに入れたはずなのに、再び出すとなぜかこんがらかっている。これが不思議。どんなに慎重に巻いても必ずこんがらかっている。聴く前にほどく作業が面倒くさくてしょうがない。電車の中でドアや荷物に引っかかって、耳が引っ張られるときもつらい。 で、ワイヤレスを探してみた。しかし日ではまだあまり種類や数が無い。受信部を首からぶら下げてそこから紐が出ているイヤホンを店員に紹介された。いや、これじゃあ普通のイヤホンと結果

    morutan
    morutan 2008/08/09
    このbluetoothイヤホンよさげなんだけど音楽ガジェット本体につけるアダプタの大きさってどのぐらいなのかなぁ。。iPod shuffleに合うぐらいの小ささなのだろうか
  • ハコフグマン: 東京でマンションを買うこと

    僕のように30代も半ばになってくると、周りの友人がみんな35年ローンとかでマンションなどを買い始める。「家賃払うより、後で自分のモノになるんだから得でしょ」「転勤すれば、そこを賃貸にすればいいし」などと言う。だけど、35年も(基的に)解約できないモノに、何千万円もよく投資できるなと感心してしまう。キー局に勤めてる友人なら分かるのだが、僕らのような10年もてば御の字というような制作会社の連中でもそういうのが結構いるから不思議だ。もちろん公務員のように安い社宅が無いという理由は大きいのだが。公務員は都心でも月1万円くらいだそうだから。 東京に住んでて映像ディレクターなどというヤクザな稼業をしていると、自分の人生がこれから先35年も変わらないとはとても考えられない。だからそういう自分をしばるようなものは極力買いたくない。車もそうだ。もちろん維持費が高いとか、無くても交通網が発達してるので生活で

    morutan
    morutan 2008/05/07
    「持ち家なら土地の価値があるからまだいいけどマンションは土地もないので35年ぐらいで減価償却されちゃうから買うのはちょっと…(あとムダに縛り増やすのも」みたいな話。これもバブル世代とは差があるのだろうな
  • ハコフグマン: 出口の無い地域振興

    地方はどこも元気がない。公共事業は減る一方で、所得は低い、若者はいない。バブル期に作った観光施設は廃墟となっている。にぎやかなのは、日帰りの温泉施設と、道の駅の野菜コーナーくらいである。先日地域振興に関係したボランティアに参加して、地元で行われた会議にも出席したのだが、地域の観光資源を活用して人を呼び込むというのは当に難しいと思った。 そういうことを専門にやってきた研究者やコンサルやNPOなどその道のプロが、夕張を含め日各地で失敗しているのである。私のようなド素人が首をつっこんだところで、できる発言など何も無い。まあ国内で観光客を呼び込むのは限界だと思う。だから政府は観光庁なる新しい官庁を作って外国人を呼び込もうとPR しているものの、国際的な観光地として成立するような地域はごく限られている。 一時的に客を呼び込んでも長続きはしない。ブランディングに成功する観光地もわずかにあるだろ

    morutan
    morutan 2008/01/22
    『治の実権を地方政府から思い切って企業にうつしてしまうのだ。そしてその地方経済圏同士で有望な人材をめぐって競い合う』 | やっぱ企業や所得でしょうね。その辺の流動性とか
  • ハコフグマン: 東京と地方の格差

    地方の民放局でディレクターをやっている友人に会った。地方局の経費削減圧力はすごいらしく、宿泊は相部屋が基、宣伝テロップ出すから宿泊費まけろという要求は当たり前、2泊以上のロケはよほどのことがない限り許可されないという。 東京での勤務経験もある彼は、在京プロダクションの経費削減の厳しさも知っているのだが、地方は想像以上だと言っていた。20代の若手の給料は手取りで15万以下、よくこんな給料で生きていけるなという感じらしい。親元から通っているからだろう。 とにかく地方に未来はないと彼は言う。人間関係は狭まっていく一方で、収入も先細り。東京と地方の「格差」を痛感するという。だが閉塞感を感じつつも、年老いた母は離婚し、彼女のためにも育った土地を離れることはできない。自分一人の人生ではないのだ。 一方で東京は仕事が激増し、人手不足で現場は悲鳴という状況である。テレビ業界もけっこう景気と連動していて、

    morutan
    morutan 2007/10/06
    「地方には未来はない」 | 東京は、人手不足で現場は悲鳴、という現状らしい
  • ハコフグマン: クローズアップ現代「キレる大人出現の謎」

    面白かった。タイトルが秀逸だ。まるでエジプトの古代遺跡から謎の人形が見つかったかのような副題。それくらい奇異なモノが出現したという感覚が確かにある。【番組内容】 「電車で携帯電話の使用を注意したところ無視され殴る」「病院で待たされ看護師に暴行する」。ここ数年、些細なことで突然感情を爆発させて怒り暴力に訴え る、いわゆる"キレる"大人が増えている。暴行事件で検挙された20歳以上の大人は、ここ10年で4倍以上に達した。そして、その多くが普通の市民たちで ある。実は最近の研究で、強いストレスによって「セロトニン」といわれる脳内物質が破壊され、キレやすくなることが解明されてきた。その一方で昔の"雷お やじ"のような厳しく叱ることと、"キレる"ことが混同されているのではないか、という指摘もある。なぜ大人たちは"キレる"のか?その原因と対策を徹底 検証する。(番組HPより) ウワサでは、学校や病院、空

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    morutan 2007/10/06
    死刑嘆願とかそういった正しさの過剰に類するものなのかなぁ
  • ハコフグマン: 内部告発の難しさ

  • ハコフグマン: 画質とライフスタイル

    小寺信良さんの「メディア進化社会」というを読んでいて、前から自分も思っていたことが書いてあったので、おっと思った。それは、SD(標準画質・業界用語では525ともいう)の素材に関するものだ。いま時代はHD(ハイディフィニション・つまりハイビジョンのこと)と言われていて、業界でもSDの素材などもう破棄してしまえという声が多いのだが、当にそうだろうか?と私も考えている。 実はSD画質であってもipodなどの小さな液晶で見ると、非常に高精細に見える。小寺さんはこう指摘する。「モバイルを前提とした小画面での再生では、縮小表示を行うため、オリジナルソースがSD画質でも品質が問題とならない。小型であることのメリットは持ち歩けることにあるわけだが、それにプラスしてSDコンテンツが綺麗に表示できるという付加価値に気づくべきなのである」これは重要な指摘である。 βカムなどアナログ525で撮影した良い素材と

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    morutan 2007/06/13
    『実はSD画質であってもipodなどの小さな液晶で見ると、非常に高精細に見える。』 | DVD化されてないものってけっこうあるんですよね(パペポTVとか)
  • ハコフグマン: なかのひとの精神状態

    しばらく仕事で東京にいなかったので、知らなかったのだが、NHKの人たちが続々と痴漢で逮捕されてたようだ。ちょっとずつ聞くより、一気に知ったほうが衝撃が大きいね。 「なかのひと」というアクセス元がわかる解析サービスで調べたところ、このブログを見ている人はダントツで「日放送協会」の人が多いことが分かった。  最近ではNHKの受信契約は順調にのびているようで、新番組も目白押しで景気は良いと内部の人からは聞いている。なのに、どうしてこうも不祥事が続くのだろうか。 組織の好調とは裏腹に、なかのひとの精神状態はどうやら悪化の一途を辿っているようなのだ。知人が1人、また1人と辞めていく。要するに、ストレス過多なのだ。それも半端なストレスじゃないようだ。 関連会社に出向している50~60代のおじさんを除けば、世間で思っているほど、NHK仕事は楽ではない。スケジュールはあまりに短く、PD個人への負担は想

    morutan
    morutan 2007/06/11
    NHKという伏魔殿の様子。20人に一人は鬱か..(電通とどっちが多いんだろう)
  • ハコフグマン: キャノンへのシフト

    最近、マスコミの現場で使用する撮影機材の、キャノンのシェアが増えてきている気がする(伝聞による推測にすぎないが)。一般記者にとってはニコンが主流だった新聞社も、キャノンを買う人が増えている。スポーツ部門ではレンズやフォーカスのキレがいいので、昔から主流はキャノンだったが、全体にフォーカスのみならず全体の性能やアフターケアなども含めてキャノンが上回っているようだ。以下、ちょっとマニアックな話になる。 私が記者の頃は、史上最強の一眼レフ、ニコンF5が出たばかりで、ベテラン記者の中でも写真に凝る人はF5を宝物のように使っていたものだ。私はニコンFM2を入門機として渡され、マニュアル露出の練習を積み、その後ボーナスでF5ジュニアとも呼ばれたニコンのF100を購入した。これも頬ずりしたくなるほどの愛機であった。黄色いプロストラップを肩にかけるだけで、何だか誇らしくなったものだ。 だがいつ頃からだろう

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    morutan 2007/06/02
    機材レンタルは一日3000円とのこと
  • ハコフグマン: 日本中に無用な林道を残して逝った

    自ら死を選んだ松岡利勝・前農林水産相。故人にむち打つのはしのびないものの、東京地検による官製談合捜査が自らに及ぶとみてあの世へ逃げたのは間違いない。その無責任なけじめの付け方にはあきれるほかない。もっとも談合を差配してきた松岡氏にしてみれば、長年の慣習のようなもので、日中の森林を破壊して、税金をい物にしてやろうなどといった悪意は無かっただろうけど。  先週、うちの会社に旧知の農業団体から、国内農業保護のために、WTOの関税引き下げに反対する署名の回覧板がきた。その際、WTO交渉の切り札として松岡氏の存在感は大きいという話を聞いたばかりだったので、今回の事件には当に驚いた。一方で自民党からは、農協などの反対勢力を抑える役割も期待されていたようだった。いろいろな意味で、松岡氏は旧来型の日的社会主義を体現している最後の世代の政治家だったのかもしれない。 それにしても林道は、日中の山岳

    morutan
    morutan 2007/05/30
    『日本の急峻で脆弱な地形を削って、困難な林道工事を進めてきた理由とは結局、端的にいえば林野庁と森林開発公団(現緑資源機構)のOBを高給で養うためだったのだろう』
  • ハコフグマン: 夢をもつこと

    私の先輩で宇宙関係の研究者がいる。大学時代から「オレの夢は宇宙へ行くこと!」とキッパリ言っていて、最近当にその夢をかなえそうな段階にまできている。漫画のような話だが当なのだ。そんな分かりやすいグレートな夢を、現実にかなえようとしている人なんて、そうそう周りにいないのではないだろうか。 しかし昨今の研究者受難の例にもれず、先輩もなかなか正規の職にありつけず、不安定な収入や身分に苦しんできた。研究者の中には、初志を忘れてモチベーションも下がり、もはやパーマネントの職を得ることのみが夢と成り果ててしまっている人も多いだろう。最近では、若い研究者や大学院生にとって現実は、時に厳しすぎるほどだ。 だが、いざ夢が現実に近づきつつある今、先輩にとってそんな悩みなどいかにみみっちいものか。楽天的な人だから、笑い飛ばしていることだろう。初志貫徹、ポジティブに生きること、夢をもつことの大事さを今さらながら

  • ハコフグマン: テレビのどこが問題か

    オーマイニュースのインタビュー記事がなかなかよかった。外部調査委員でノンフィクション作家の吉岡忍が、あるある大事典の取材過程を逆取材している。その過程で見えたものを、一流のジャーナリストらしく分析し、構造的な問題であることを喝破している。以下、印象に残った部分を引用。 コミュニケーションを嫌うテレビ制作 テレビの手法は、マスコミュニケーションの代表を装いながら、コミュニケーションがないわけです。「そのひとことをいただきます」でオシマイです。それはコミュニケーションではない。まさに材料を取っていくだけ。コミュニケーションがないのはテレビ制作のいくつかある大問題の1つです。<引用終わり> これは私も感じる。この業界に影響されて、自分にもそういう傾向が出てきている気がする。とにかく時間が無い(ようにスケジュールを組まされる)仕事なので、関係者とじゅうぶんにコミュニケーションを取ることができない

    morutan
    morutan 2007/04/28
    取材先とコミュニケーション(信頼関係)がないテレビ局の取材方法、ほか。現場の持ち出しで信頼を作る、と。あと、メディアについて知らない安い労働者を雇う、とか。 (知識共有したほうがいいのかな)
  • ハコフグマン: 送り手側からの放送と通信の融合

    東芝と池上通信が共同開発で、フラッシュメモリを使って番組制作システムを簡素化する新しいシステムを開発するという。つまり撮影から編集までを通してデジタルで制作する新システムだ。一般の人にはどうでもいいニュースだろうが、我々の業界ではけっこうエポックメイキングなニュースである。 <以下引用>東芝は,池上通信機とフラッシュ・メモリを記録媒体とした業務用放送機器を共同開発することで合意したと発表した。放送局や番組制作会社向けに,フラッシュ・メモリを記録媒体としたビデオ・カメラやレコーダーといった映像制作および編集機器を開発する。<引用終わり> 10年前からアナログのテープを使った面倒な作業がどうにかならないのかと思っていた私からすると、ようやく番組制作過程の格的なデジタル化がはじまったことに感慨もひとしおだ。これはyoutubeのように受け手側にとっての放送と通信の融合ではなく、番組をつくる送

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    morutan 2007/04/13
    『東芝と池上通信が共同開発で、フラッシュメモリを使って番組制作システムを簡素化する新しいシステムを開発する』とのこと。ノンリニア編集って感じか?
  • http://elmundo.cocolog-nifty.com/elmundo/2007/04/post_93f1.html

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    morutan 2007/04/05
    対照的に上部構造な人々は顔出ししてて、なんだか「犯罪者」と「被害者」の証言でも見ているような印象を受けた。あと、制作の現状を変えるためにマジックミドルの経路開発が肝要かつ切実。
  • http://elmundo.cocolog-nifty.com/elmundo/2007/02/post_6d79.html

  • ハコフグマン: 納豆ねつ造事件に見る情報番組の腐敗構造

    あるある大事典の納豆ダイエット、番組ねつ造の件であるが、この件のひどさについては各所で論じられているので、もう述べることもないだろう。他局の生活情報番組、科学番組にすらその影響が及びかねない大事件である。 納豆ダイエットを取り上げることは、どうも流通サイドにも放送の情報が漏れていたらしく、完全に虚偽の情報で消費者をだました「放送詐欺」の様相を呈してきた。関西テレビは、これからどのつらをさげて不二家を断罪するのか、けだし見ものである。 老舗のテレビ番組紹介サイト「教養ドキュメントファンクラブ」の鷺一雄氏が書き下ろした、昨年6月出版の「またあるあるにダマされた」というでも、この番組のタチの悪さがあますところなく紹介されている。 この番組は日テレワークが統括している。私もここのプロデューサーに昔ちょっとイヤなめに遭っているので、ざまみろという感じだ。テレワークは過去にもテレ東の「教えてウルト

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    morutan 2007/01/23
    下請けの下請け(制作会社アジト)について
  • http://elmundo.cocolog-nifty.com/elmundo/2007/01/post_aba4.html

    morutan
    morutan 2007/01/11
    まぁ、ふつうのことだけどいちお
  • ハコフグマン: YOUTUBEが教えてくれたこと

    さて、昨夜ロケから帰ってきたばかりだが、もう早朝から編集室にいる。休む間もないのが、テレビマンというものだ。ところでノンリニア編集のため、VHSにコピーした素材をさらにハードディスクにコピーするという無駄な作業をしている間に、ふと考えたこと。 業界人にとっては目の上のたんこぶ以外の何者でもないYOUTUBEだが、3つの重要な視点を、テレビ関係者に教えてくれているように思う。一つは、長尺ものは嫌われる。二つ、視聴者はそれほど画質に拘泥していない。三つ、見たい時に見たいものを、という膨大なニーズの存在。 業界用語で、時間のことを“尺”と言う。長い時間の番組は長尺ものである。以前も書いたが、放送というのは不便なもので、尺が決まっているというのもその一つだ。番組時間は決まっているので、面白い素材がたくさん撮れていても、つまらない絵しかなくても、30分なら30分の完パケ(テロップ、音楽などもつけた完

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    morutan 2006/08/31
    『一つは、長尺ものは嫌われる。二つ、視聴者はそれほど画質に拘泥していない。三つ、見たい時に見たいものを、という膨大なニーズの存在』 / あと、異文化交流というか、ガイジンが意外な映像好むとか
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