ドアのチャイムを鳴らす音が、古いフランス映画のBGMのように私の耳に甘い囁きを齎した。私は、古いアパートのドアに駆け寄りノブをまわす。扉を開けた瞬間、むせ返るような花の匂いに酔い目眩がした。そこには、素敵なあの人が、抱えきれないほどの薔薇の花束の中に埋もれるように立っていた。私は幸福という名の花の香りに足元が崩れそうになった。彼は、私に、こう告げた、、、「ハッピーバースディ、、、エロ子さん、、、、」 ・・・・・えーっと。妄想です。昨夜は、確かに人が部屋のブザー(チャイムなんて可愛いもんじゃねーよ)鳴らしましたが、宅急便の、おっちゃんでした。バスガイドの制服の新しいヤツが来ました。これで制服プレイが出来る、、、じゃなくって(皺になるからそんなことしませんよ)、誕生日だったのは本当です!! 一人でケーキ買って食ってましたよ。 ハッピーバースディ〜自分〜♪ ハッピーバースディ〜自分〜♪ きゃー。