タグ

ブックマーク / www.ringolab.com (48)

  • 日本文化論のインチキ - 情報考学 Passion For The Future

    ・日文化論のインチキ 『菊と刀』『甘えの構造』『中空構造日の深層』『陰翳礼讃』『タテ社会の人間関係ー単一社会の理論』『共同幻想論』『空気の研究』などなど、名著、ベストセラーとされる日文化論、日人論の100冊以上をメッタギリにする痛烈な日文化論・論。私も日文化論は好きで、このブログでも多く取り上げてきたが、そのほとんどが槍玉に挙げられている。 なにがイケナイのか?。これは日独自のものだというもののほとんどが外国にもある、そもそも文化質などという"ないもの探し"をするのがおかしい、という論旨で、多くの日文化論をインチキと認定していく。 「要するに、西洋の歴史から何か普通名詞、つまりカテゴリーを作り上げ、それに日歴史を当てはめようとするのが間違いなのだ、と普通には考えられるが、実際はそうではなくて、歴史に法則性や、何か深い原因のようなものを探ろうとする行為自体に、非科学的

    morutan
    morutan 2010/09/09
    『これは日本独自のものだというもののほとんどが外国にもある、そもそも文化の本質などという"ないもの探し"をするのがおかしい、という論旨で、多くの日本文化論をインチキと認定していく』
  • 裸はいつから恥ずかしくなったか―日本人の羞恥心 - 情報考学 Passion For The Future

    ・裸はいつから恥ずかしくなったか―日人の羞恥心 ペリーの日遠征に随行した画家の「下田の公衆浴場」という絵には、全裸の男女が秘所を隠すこともなく混浴の浴場でくつろぐ様子が描かれている。若年や中年の男女が多いが、誰も互いの裸体に欲情していないし、恥ずかしさも感じていないことがみてとれる。この絵を見たアメリカ人は日人を「淫猥な人たちだ」といい、フランス人は「日人に羞恥心はない」といい、オランダ人は「男女の性別を気にしていない」といって驚き、そして軽蔑した。 150年前の日では「男女が無分別に入り乱れて、互いの裸体を気にしないでいる」のは普通だったのだ。江戸時代の日人にとって、裸体は顔の延長のようなものであり、現代人の我々がスッピンの顔を見られても恥ずかしくないように、裸を見られても平気だった。 江戸時代の日人がいかに裸に対しておおらかだったか、具体的な記録から明らかにされる。若い娘

    morutan
    morutan 2010/08/26
    これちょっとちがうんじゃないの? >150年前の日本では裸体普通。みだりに肌露出しないとかはあったはずだし。「ふすまを隔てた中の話は聞こえない(ことにする)」のと同じで風呂という限定だと思う
  • ヤンキー文化論序説 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ヤンキー文化論序説 凄く面白い。これまでスルーされてきた日文化質を見事に突いた気がする。微妙なテーマであり、勇気ある研究フォロワーがどのくらい続くのかが気になるところだが。 五十嵐太郎、宮台真司、都築響一、永江朗ら気鋭の論客達が日の「ヤンキー文化」を真面目に論じた論文集。多くの論者が自分はヤンキー体質ではなくて恐縮だがと前置きをしてから話を始めるのが特徴的である。 横浜銀蝿、BOOWY、矢沢永吉、つんく、SPEED、安室奈美恵、ヒップホップ、工藤静香、浜崎あゆみ、ケータイ小説、暴走族、気志團、YOSHIKI、DJ OZMA、祭り...。日文化の底流に流れる不良的な要素を大衆は愛する。地域の祭りも元ヤンキーの大人達が取り仕切る。 「日人の三大気質はヤンキー、ミーハー、オタクである」とナンシー関は言ったそうだが、このうちカルチャーの"ミーハー"と、サブカルの"オタク"は研究が進ん

  • 戦場の生存術 - 情報考学 Passion For The Future

    ・戦場の生存術 1942年生まれ、1961年慶応大学在学中に傭兵部隊の一員としてコンゴ動乱に参加、その後、フランス外人部隊教官を経て、アメリカ陸軍特殊部隊に加わる、というプロフィールの日人傭兵が書いた、正真正銘のサバイバル術。そんじょそこらの趣味的サバイバルとはレベルが違う。 前半では実戦の常識が語られる。たとえば敵の数の把握の仕方として足跡からの推測法などが紹介されている。山で遭難したとか、外国で誘拐されたとき、など非常事態に使える(かもしれない)ノウハウとして参考になる(ような気がする)。 「アメリカ陸軍の方式は、かなり人数がいても正確に出る。すなわち75センチから90センチ程度の間隔の線を、足跡がたくさんあるあたりに引く。それから線にひっかかっているのを含め、すべての足跡を算え、その総数を単純に2で割る。これでやると何と18人くらいまでほとんど確実に割り出すことができるのだ。」

    morutan
    morutan 2008/06/01
    カレー粉常備の人の本
  • Passion For The Future: 日本人と日本文化

    人と日文化 スポンサード リンク ・日人と日文化 司馬遼太郎とドナルド・キーンの対談。古典的名著。 キーンの日文化についての知識の幅広さと深さに驚かされる。議論の中で何度も司馬遼太郎が防戦側に回っているように感じた。8の対談が収録されている。議論はだいたい日らしさ、日人らしさとは何か、ということに収斂する。キーンに言わせると歴史的にみて「日人はいつも何が日的であるかということについて心配する」民族であったらしい。 原理というものに鈍感な日人は、仏教と神道と儒教をごちゃまぜにして平気である。「日歴史を眺めておりますと、あらゆる面に外国文化に対する愛と憎、受容と抵抗の関係があるように思われます。」とキーンは指摘する。最初は軽蔑したり嫌々ながらに外来を取り入れていくが、やがて不可分なほど融合する。日文化史というのは、確固たる日文化があるわけではなくて、外来文化

    morutan
    morutan 2008/03/12
    チャンプルー文化なのにみょーにオリジナリティを強調、と。あと、澱のような文化
  • Passion For The Future: 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか

    人はなぜキツネにだまされなくなったのか スポンサード リンク ・日人はなぜキツネにだまされなくなったのか 斬新な切り口でまっとうな歴史哲学を語る。 著者の調べによると日全国で1965年ごろを境に、キツネにばかされたという話が発生しなくなったのだという。当にキツネが人を化かしていたのか、その話をみんなが信じていたのか、という問題はともかく、そのような話が出なくなったことは歴史的な事実である。 高度経済成長に伴う変化の中で、日人は知性でとらえられるものを重視するようになった。同時に知性によってとらえられないものはつかめなくなったということでもある。 このでとても気になった一節がある。かつての村社会における情報流通についての説明である。 「人間を介して情報が伝えられている間は、情報の伝達には時間が必要だった。大事な情報は急いで伝えられただろうが、さほど急がなくてもよい日常世界の情

    morutan
    morutan 2008/03/12
    情報の流通過程や正確性と共同体の形態に関して、「想像の共同体」、「オルレアンのうわさ」あたりとルーマンの情報理論、「蟲師」とか
  • Passion For The Future: このへんでドロンします

    « WebサービスをFirefoxをベースにデスクトップアプリケーション化するPrism | Main | 分割画面でリスト編集を確認できるファイル名置換ソフト bkrename » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多か

    morutan
    morutan 2008/03/12
    半ドンの由来:『。「オランダ語の日曜≪Zontag≫」が訛って「どんたく」、そこから土曜を「半分どんたく」それが「半ドン」に」と書いてある』
  • Passion For The Future: 日本映画のヒット力 なぜ日本映画は儲かるようになったか

    映画のヒット力 なぜ日映画は儲かるようになったか スポンサード リンク ・日映画のヒット力 日映画が復活した。2006年に21年ぶりに邦画が洋画の興行収入シェアを上回り、2007年には興行収入10億円以上の作品が東方13、松竹5あって、それぞれ前年度を上回っている。ジブリのアニメ作品やテレビドラマとの連動作品などの大ヒットは往年の映画ブーム時の記録を次々に塗り替えている。このは著名な映画ジャーナリストが、映画の内容には敢えて立ち入らず、興行成績でヒットをはかり、なぜ日映画は近年、再び儲かるようになったのかを分析している。 テーマは、 ・かつて日映画がダメだった理由 ・情報戦が日映画を生き返らせた ・テレビ局は日映画の救世主か ・東宝株式会社・映画調整部の力 ・スター・プロダクションが映画ビジネスに参入・・・・ など。 映画の宣伝と言うとかつてはどれだけテレビスポット

  • Passion For The Future: タテ社会の人間関係 ― 単一社会の理論

    « ロックされたファイルを次回起動時に移動、削除するGiPo@MoveOnBoot | Main | 祝福 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気書評ベスト10 アクセス数が多かった書

    morutan
    morutan 2008/03/12
    「日本社会というのはみんな平等という幻想のもとに成り立ってきた社会である」、と。格差社会、非能力主義的査定と絡めて「みんな平等」をもっかい見直してみてもいいかも(どういう社会において有効か
  • Passion For The Future: 仏像のひみつ

    « 蚊、ゴキブリの嫌がる音波をスピーカーから発振するCA-CONE | Main | HGUC 1/144 MSM-10 ゾックと機動戦士ガンダムTHE ORIGIN » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは

    morutan
    morutan 2008/03/12
    ワインのラベル見るような感覚の仏像解説っぽい
  • Passion For The Future: 複数の書店、古書店、図書館、オークションを横断検索する 本の検索

    « 例年の最高・最低気温・降水量・六曜などを表示するカレンダー Y's Calendar | Main | 愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気書評

    morutan
    morutan 2008/03/12
    『アマゾン、BK1、ジュンク堂、有隣堂、紀伊国屋、丸善、楽天ブックス、ヤフーオークション、ビッダーズ、全国の大きな図書館、書籍検索など、書籍を検索できる場所を網羅的に横断検索できる。現在32サイトが登録』
  • Passion For The Future: 読み替えられた日本神話

    読み替えられた日神話 スポンサード リンク ・読み替えられた日神話 日書紀は神話のスタンダードとしてその成立以降、宮廷や祭祀の人々に読み継がれてきた。中世において、その読まれ方は、読み継ぐというより読み替えというほうが正しかった。彼らは自由奔放にオリジナルを翻案改作して、別バージョンの神話を積極的に作り上げるようになった。 「中世日紀の世界。そこには『記』『紀』神話に伝わっていない。イザナギ・イザナミの両親から棄てられたヒルコのその後の運命、あるいは源平合戦のさなかに失われた三種の神器のひとつ、草薙の剣のその後の行方、あるいは伊勢神宮でアマテラスの事担当の神だったトヨウケ大神が、天地開闢の始原神、アメノミナカヌシへと変貌していく様子、さらには第六天魔王とか牛頭天王といった、古代神話には登場しない異国の神々でさえも活躍していく。もはや仏教とか神道とかいった区別さえも通用しないような

    morutan
    morutan 2008/02/06
    神話の読み替えをニセモノとして拒絶するのではなくCGM的なクリエイティヴィティとして積極的に評価していこうというのが本書の狙い、と。 http://d.hatena.ne.jp/merubook/20070402/p1
  • Passion For The Future: 更新時間の近いメモは関連として表示する連想メモ帳

    更新時間の近いメモは関連として表示する連想メモ帳 スポンサード リンク ・連想メモ帳 http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se399951.html メモの左右にリストがある。左のリストはこれまでに作成したすべてのメモのリスト。右のリストは現在表示しているメモに関連するメモである。更新時間が24時間以内のメモは関連するメモであるとみなして、ここに表示される。 主な機能 ・編集中のメモと更新日時が近いメモを一覧表示できます。 ・常駐させることができます。 ・自動保存機能。保存操作が不要です。 ・スキンを選択できます。 ・ホットキーを設定すればいつでもワンタッチでメモの編集ができます。 ・書いたメモをHTMLに変換することができます。 ・ネットを検索するときのように複数のキーワードでメモを探せます。 ・ホットキーで呼び出す際に小さいウィンドウ

    morutan
    morutan 2007/07/28
    これとtwitterを連動させてなんとかできんもんやろうか..。(ってか、twitterってアーカイブ機能弱そうだな)
  • Passion For The Future: 経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには

    経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには スポンサード リンク ・経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには とにかく面白い視点が満載でいっきに読めた。 経済学を使って、世の中の仕組みをひもとく。副題の「お金がない人を助けるには」だけではなくさまざまな話題がある。 ・16歳の時の身長が現在の賃金に影響している「身長プレミアム」の理由 ・重役の美男美女度が高いほど企業の業績がよいのはなぜか ・「イイ男は結婚している」のか、「結婚してイイ男になる」のか ・プロスポーツチームは強ければ強いほど儲かるのか? ・野球の勝敗における監督の力ってどれほどあるのか? などなど。 気になる俗説の真偽究明や、意外な事実の深追いという導入が多いので、興味を持って読みやすい。そして、ちゃんと最後は経済学的な説明をつけて読者を納得させる。 年功賃金と成果主義について真正面から考える部分が特に個人的には勉強

    morutan
    morutan 2007/06/22
    ヤバイ経済学っぽく経済学のエッセンスを簡単に説明
  • Passion For The Future: 私たちはどうつながっているのか ネットワークの科学を応用する

    « 関西ラジオ「さくらのブロラジ」出演と「テレビとネットの近未来カンファレンス」のお知らせ | Main | 美しい「マンデルブロ集合計算・描画プログラム」 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 200

  • Passion For The Future: 日本語は天才である

    語は天才である スポンサード リンク ・日語は天才である 天才翻訳者、柳瀬尚紀が書いた日語の蘊蓄。 柳瀬尚紀といえば難解さで知られる世界文学ジェイムス・ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」「ユリシーズ」や、知的構築の極みダグラス・ホフスタッターの「ゲーデル・エッシャー・バッハ」、幻想文学の古典ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、映画になったロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』 など、歴史的名作に名訳をつけてきた。 学生時代にフィネガンズ・ウェイクを柳瀬の翻訳で読んだ。この作品はジョイスが作った人工言語で書かれている上に、文体が章ごとにめまぐるしく変わる。アナグラムや回文などの言葉遊びが何万も続く。辞書を使って単語を置き換えても意味は通らない文ばかりだ。そもそも英語としても意味が確定できない。普通に考えれば訳出は不可能な作品だが、柳瀬は創造性を発揮して、原作の面白さを

    morutan
    morutan 2007/06/04
    『使う言葉も背伸びしたものになる。一段上の言葉を使うようになる。そうして言葉が成長するわけです。』
  • Passion For The Future 魂の文章術―書くことから始めよう

    魂の文章術―書くことから始めよう スポンサード リンク ・魂の文章術―書くことから始めよう 全米ベストセラーの文章術。 第一の思考のエネルギーにまず共感した。 「第一の思考には途方もないエネルギーがある。第一の思考は、心が何かに接してパッとひらめくときに現れるものだ。しかし、たいてい内なる検閲官がそれを押しつぶしてしまい、私たちは第二、第三の思考の領域、思考についての思考の領域で生きている。最初の新鮮なひらめきからは二倍も三倍も遠ざかったところで生きているのだ。たとえば、「私は喉からヒナギクを切り取った」という文句がとつぜん心に浮かんできたとしよう。すると、1+1=2の論理や、礼儀正しさ、恐れ、粗野なものに対する当惑などを仕込まれた私の第二の思考はこう言う。「ばかばかしい。自殺しているみたいじゃない。喉をかき切るところなんて人にみせちゃいけない。どうかしたんじゃないかと人に思われるわ」。こ

    morutan
    morutan 2007/05/07
    「書きたいフレーズ」の断片から書き始めること(それが魂の言葉につながる、と)
  • Passion For The Future: 1万円の世界地図

    1万円の世界地図 スポンサード リンク ・1万円の世界地図 日の格差、世界の格差を多数の統計データを使って解説する。世界と国内の経済状況を把握するための、とても有益な情報源。 国際比較というと気になるのは購買力平価である。マクドナルドのビックマックの価格を比較する、有名なビックマック指数というのがある。日のビックマックは280円、米国では3.1ドル。このの執筆時点でビックマック指数で為替レートをつくると、1ドル=90.3円になる。ビックマックで経済をはかると、東京は一人当たりの可処分所得でトップになる。 しかし、より広い商品・サービス(2500品目)で比較した場合、日は10位に後退する。世界の可処分所得1位はスイスのチューリヒ、最下位がインドのデリーだそうで、そこには16倍の格差がある。住宅教育などの支出も大きな差がある。これらの国々でのお小遣いとしての1万円の使い手は、何十倍も

    morutan
    morutan 2007/04/11
    『日本の格差、世界の格差を多数の統計データを使って解説する。世界と国内の経済状況を把握するための、とても有益な情報源』
  • Passion For The Future: 郊外の社会学

    郊外の社会学 スポンサード リンク ・郊外の社会学 都市でも田舎でもなくて郊外こそ、テーマにすべきなのではないかと郊外居住者として思ってきた。珠玉混交のネットの集合知を信頼できるものに変える仕掛けとして、地域コミュニティの信頼ネットワークというソーシャルキャピタルがこれから重要になってくると考えている。 それにはおそらく二つの世代が深く関係してくる。ひとつは私の属する30代の世代。郊外に居住して子供もできて、生活環境としても教育環境としても地域コミュニティを無視できなくなったインターネット第一世代。そして、会社を退職して地域の人になる60代の団塊の世代である。 この二つの世代の多くが都心でもなく田舎でもなく、郊外に多くが居住しているはずなのである。その割に郊外の生活の質や内容が政治や社会の論点として取り上げられることが少ないなあと思う。 私が子供時代から住む神奈川県藤沢市には秋に大規模な「

    morutan
    morutan 2007/04/11
    あたらしい祭りの白々しさ。歴史の断絶の問題。この辺は「関係性回復を技術的にサポートする」という視点における問題っぽい
  • Passion For The Future: 好かれる技術

    好かれる技術 スポンサード リンク ・好かれる技術 ビジネスマン(男女)の身だしなみ、姿勢、ジェスチャー、カラーコーディネートなど言葉以外のコミュニケーションの秘訣について、イメージコンサルタントがわかりやすく図解で教えてくれる。 見た目で好印象であることは、話を聞いてもらうための大前提だと思う。個性は大切だが基も重要である。握手の仕方、微笑み方、うなずき方、足の組み方、スーツの選び方など、成功例と失敗例、それぞれどのような印象を与えるかについての具体的な解説がある。 「人間は先端が気になるものです。「髪」「足元」「手」。この3点は誰もが目がいくところですから、キレイで清潔でなければいけません。」 かっこよく見えるためのベースとなる姿勢や立ち居振る舞い。自意識過剰はかっこ悪いが、他者からどう見えているかを意識することが、イメージ改善の鍵になる。「鏡をよく見ている人と見ていない人とでは、

    morutan
    morutan 2007/03/24
    『見た目で好印象であることは、話を聞いてもらうための大前提だと思う』