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ブックマーク / shinichiroinaba.hatenablog.com (40)

  • 山口定(大阪市立大学・立命館大学名誉教授、ヨーロッパ政治史) - shinichiroinaba's blog

    篠原一と並ぶ、いやそれ以上の存在感を放った碩学であった。 ファシズム (岩波現代文庫) 作者: 山口定出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/03/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 76回この商品を含むブログ (48件) を見る政治体制 (現代政治学叢書 3) 作者: 山口定出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1989/10メディア: 単行購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る市民社会論―歴史的遺産と新展開 (立命館大学叢書・政策科学) 作者: 山口定出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2004/04メディア: 単行 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見るナチ・エリート―第三帝国の権力構造 (1976年) (中公新書) 作者: 山口定出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1976メディア: 新書 クリック:

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    morutan 2013/11/20
    市民社会
  • 「震災/原発事故後の「政治」」 - shinichiroinaba's blog

    『アルファ・シノドス ―“α-synodos”』vol.46(2010/02/15)、vol.81(2011/8/1)から転載。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇高木仁三郎氏に感じた「違和感」 今回の東日大震災は十分にひどい経験であった。いや、過去形にしてはならない。未だにそれは進行中である。 それは従来日が経験したほとんどの自然災害と異なり、その被害が局地的にコミュニティを破壊するだけにとどまらず、複数のコミュニティに同時に襲い掛かり、かつそれらを結ぶネットワークをも寸断した。 正直言ってぼくはロジスティックス、物流というものを舐めていた。1個単位で商品の動向を把握するPOSが象徴する物流システムの洗練に、すっかり油断させられていた。日を含めた先進国において、電子的なデータ通信ならともかく、ものの流通がこれほど深刻に滞り、人命を危機にさらすようなことが起こりうるとは、正直想像

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    morutan 2012/06/01
  • シノドス・セミナー「社会学の居場所」 - shinichiroinaba's blog

    こちらでご報告した、2009年12月13日に行われたシノドス・セミナーの記録です。『アルファ・シノドス ―“α-synodos”』vol.46(2010/02/15)、vol.47(2010/3/1)から転載。 ================ 「社会学の居場所」稲葉振一郎 今日お話ししようと思っていたことが何点かあります。『社会学入門』(NHK出版)を読んでくださった方の多くは、このには穴があることに気づいておられて、その穴が今後どのように埋められるかと思ってらっしゃると思います。日はちょっとそれを意識しながらやっていこうと思っています。一つには、ある程度書き込んだけれども、入門書にはふさわしくないのではないかと、削った話題が一つあります。第12講で、科学的アプローチと工学的アプローチという対比を行いましたが、来はあそこで、より具体的に説明するために力学系モデルの話をしていたんです

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    morutan 2011/10/17
    「意味」をメタで統御する理解社会学文脈からの社会学の意義の話かの。科学が帰納し工学が演繹するのに対して、人文学しての社会学は全体の意味をメタでつなぎ統御する、と。ホーリズムは方法になってるのかな
  • 9月18日日本社会学会シンポジウム・コメント原稿 - shinichiroinaba's blog

    お約束通りこちらにアップします。当日読み上げられたのは2の冒頭までです。 しかしあのシンポ会場は実にいい意味で不穏であったのに不完全燃焼感著しい。壇上に市野川容孝と安藤馨がそろうというだけで十分アレなのにフロア最後列では小泉義之がいつもながらの怖い顔で壇上をまっすぐ睨みつけていたし、その他かなりやばめの面子がそろっていたというに。 なおわたくしごとになりますが、終了後は市野川、更にフロアにいたid:contractio、id:yeuxquiと連れだって梅田に繰り出し、うちで寝ていた岸政彦を呼んでお酒をいただきました。 いっちーは終始上機嫌。「安藤馨スゲー!」を多分百回は言った。かつての東浩紀「ソルジェニーツィン試論」以上の衝撃であったという。 ===================== 1. 著書『社会』前後から市野川容孝が追究してきた「社会的なるものの社会的構築」という問題系、すなわち、

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    morutan 2011/09/21
  • 復習 - shinichiroinaba's blog

    ハンナ・アレント的、あるいは藤田省三的な意味での「全体主義」概念を軸として、自分のこれまでの規範理論的な作業を振り返ると、以下のようにまとめられる。 『リベラリズムの存在証明』においては、非常に強い意味でカント的な――「独我論者同士の相互承認と連帯」としてのリベラリズムは、アレント的な意味での全体主義に抗しうるか、と問いかけたうえで、否定的な解答を出さざるを得なかった。すなわち、いったん成立した全体主義体制を、その内側から突き崩すような力を、リベラリズムという社会編成原理は持ちえない、と。 それに対して約10年後の『「公共性」論』では、問いのレベルと方向がずらされた。相変わらず、アレント的な意味での全体主義に対して、リベラリズムは実践の原理としては無力である。しかしここでは、まさにそのことをもってして、全体主義は否定されるべき原理であることが明確とされる。逆に言えば『存在証明』では、「全体

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    morutan 2011/07/05
    稲葉さんのいままでの思考過程の流れ、と。独我論者同士の連体としてリベラリズムを捉えたとき 『あえて区別を言うのであれば、そこにおいては人は有徳の主体たることを強制されない、ということ』 ほむほむ
  • 寺崎弘昭・周禅鴻 『教育の古層』 - shinichiroinaba's blog

    教育の古層―生を養う (かわさき市民アカデミー講座ブックレット) 作者: 寺崎弘昭,周禅鴻出版社/メーカー: かわさき市民アカデミー出版部発売日: 2006/07メディア: 単行 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 漢語・日語の「教育」、英語の"education"の系譜学。「育」も"education"ももともとは「産育」「養育」の謂いだったとか、「教」「学」はともに"schola"、つまりはバタイユ的蕩尽のことだったとか、いろいろ興味深い。裏を取りたくなる。

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    morutan 2010/09/25
    『 漢語・日本語の「教育」、英語の"education"の系譜学。「育」も"education"ももともとは「産育」「養育」の謂いだったとか、「教」「学」はともに"schola"、つまりはバタイユ的蕩尽のことだったとか』
  • 「リバタリアニズム」概念について - shinichiroinaba's blog

    リベラリズム理論の文脈においては、前章で見たようなひ弱な/他律的リベラリズム、あるいはその法的・政策的側面を重視する保守的自由主義の場合には、安定性の方が重視されます。人間を取り巻く環境は多層的であるわけですが、保守的自由主義者は人を取り巻く人工環境、そして社会的制度・慣行に対しても、どちらかと言えば安定的であること、固定していること――「伝統」が確立していること――を求めます。それに対して、政治的側面を重視する逞しき/自律的リベラリズムの場合には、社会的制度・慣行のレベルでは安定性よりも可塑性を重視します。社会的な制度、慣行、ヒューム流に言えば「コンヴェンション」は、短期的には、また個人にとって、つまりミクロ的には安定して不変でなければならないが、長期的、多くの人々を含む社会のレベルでは、つまりマクロ的には可変的でなければならない、と考えます。ちなみにいわゆるリバタリアニズムの特徴は、伝

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    morutan 2010/09/11
    ああ、公共性論みなおしてもええなぁ
  • 2010-09-07

    9年にわたる長期連載を完璧なペース配分で終わらせた『鋼の錬金術師』をつらつら読み返していていくつか考えさせられることがある。(いうまでもなくネタバレ注意。) 主人公が錬金術と引き換えに弟の肉体を取り戻し「ただの人間」として生きていくことを「仲間がいれば平気さ」と笑顔とともに受け入れるという結末は、連載当初から予定されていたらしいが、後知恵としてみればこの結末は確かにそれ以外には考えられない、一歩間違えば「予定調和」とのそしりをまぬかれない、ジュブナイル的お約束を完璧に踏んでいる。 この作品の見事さは要するにその(後から考えれば)自明の結論を、適切なタイミング、すなわち物語の終幕にしてクライマックスに合わせて、最高のタイミングで提示したところにある。決定的な一言を発するのは、早すぎてもいけないし遅すぎてもいけない。 顧みれば『ベルセルク』の失速と混迷の一因は、中盤「断罪の塔」篇においてすでに

    2010-09-07
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    morutan 2010/09/09
    稲葉さんの「ベルセルク、断罪の塔のとこでおわってたんじゃね?(あとは中だるみ)」話おもろい。下の方に神的暴力をめぐっての話もあるよ(ベンヤミン、レヴィナス
  • アイマスって何?  - shinichiroinaba's blog

    って俺が通りますよ、っと。 いや http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20071109/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060629/p3 の続きなんですが、初音ミク否定派(というと乱暴ですが「単なるDTMの新機軸に過ぎん」というお立場?)の鈴木謙介君に、ミク台風の前提として「アイドルマスター」というものがある、というお話は聞いていたのだが、ちょいと調べるとたしかにこのアイドルマスターはミク同様、というかそれ以上に大変なことになっている。来この「アイドルマスター」とは育成系ギャルゲーにして音ゲーであるわけだが、そもそも現在のブームはゲーム体ではなく、ニコニコ動画を主戦場、Youtubeを副戦場として展開されている、ファンがつくるMADビデオの方が主体となっている(ゲームに触ったこともない「見る

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    morutan 2009/12/14
  • インタラクティヴ読書ノート別館の別館:『コルナイ自伝』

    http://blog.livedoor.jp/easter1916/archives/50505045.html 『読む哲学事典』「保守主義と左翼」がよい論点を提起しているだけに、気になるエントリなのだが……ハイデガーの「来性」の批判的検討をしている辺りまではよいのだが……福井総裁の話を始めてからがいけません。 一般の人々は、日銀総裁の行動に疑惑を持ちながらも、テクニカルな問題にまで立ち入って判断するのが難しい。しかし、それが法規違反、ないしは日銀の内規違反とまで言えるかどうかにかかわらず、「敵」を鮮明に指定することによって、一般の人々を政治的に動員することが可能になるのである。政治的結集には、テクニカルな厳密さよりも、迅速さと明確さが必要なのは言うまでもない。 この辺まではいいです。それがプラグマティズムというものです。クルーグマンもそのような意味において、マイケル・ムーアの『華氏9

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  • なんだか大人げないことをしている人たちがいるようだが - shinichiroinaba's blog

    東さんは煽った。常野さんは乗った。実際に乗られてみて東さんは「煽りが軽率だった」と反省して小役人的対応をとった。東さんの対応には手続き的なレベルではさしたる問題はないが、度量の狭さを批判されてもおかしくはない。 しかしこんなことをしたところで常野さんの名が上がるわけではないし、もちろんこんなことはどちらにとっても「いらん苦労」で「勉強」「芸の肥やし」にはならないことは明らか。 何より常野さんはまず最初にやるべきこと、つまり東さんの議論とデリダの議論を突き合わせてきちんと検討する、ということを自分でしていない。「卑怯」とはいわない。その呼びかけに応じてそれっぽいことをやってくれてる人が少しは出てきたからだ。しかしせっかくそういうものが出てきたのであるから、自分でデリダと東をきちんと読みこまないまでも、援軍の人たちの議論をきちんと咀嚼して、自分なりに何かまとまったことを言うべきであった。 常野

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  • ひょっとして - shinichiroinaba's blog

    今どき「左翼」を自認する人は、かつてのマルクス的共産主義の理念を旗印そしてあるいはアリバイにした中央指令型計画経済(まともな「計画」なんか実はなかったから「指令経済」なる呼称の方がふさわしい、との塩川伸明先生のご指摘は示唆深いがとりあえず)は、そしてまたユーゴ型自主管理協議体制も、そもそも基的に駄目である(たまたま運が悪かったとか、努力不足だったとかいうわけではない)という認識は当然に持っていて、ただ社会的公平や弱者支援のための市場への介入や再分配を要求する広義の社会民主主義者なんだと思っていたのだが、違うんでしょうか。 ひょっとしてまだ世間には「社会主義経済は可能だ」と思っている人が残っている、あるいは昔をよく知らない若い世代が出てきたんでしょうか。 しつこいですが 現存した社会主義―リヴァイアサンの素顔 作者: 塩川伸明出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1999/09/01メディ

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    morutan 2008/09/12
    「もしかしてマルクス主義的なアレって実現可能って本気で思ってる人いるの?」、と。コメント欄なげぇ
  • 『ユリイカ』2008年6月号「特集:マンガ批評の新展開」 - shinichiroinaba's blog

    id:boxman氏の「おめーらのアングルにはのれねーよ」てなぼやきで一部で有名な誌を紀伊国屋の店頭で見かけた。 ユリイカ2008年6月号 特集=マンガ批評の新展開 作者: 荒川 弘出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/05/26メディア: ムック購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (51件) を見る 評論はともかく荒川弘と島田虎之介のインタビューがあったので即買い。 まだきちんと読んでいないのだが、とりあえず荒川のあらゆる意味での――人間として、創作者として、プロとして、社会人としての――まっとうさに気圧される。やはり日まんがの2000年代をしょってたつのは荒川弘とよしながふみなのか。『PLANETS』インタビューでベタほめしたので、『Invitation』時評では少し批判的なコメントをしたのだが、なんつうかあれは揚げ足取り――とはいかないが、枝葉末節という

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    morutan
    morutan 2008/06/27
    本文はユリイカ6月号のインタビューに触れて、ジャンプマンガにおける強さのインフレの変節について(強さのインフレから頭脳戦へ) コメント欄は紹介と批評の違い、紹介屋が侮られてる現状があるのでは?、と
  • 「疎外」「物象化」をめぐってあれこれ無秩序に - shinichiroinaba's blog

    考え方はいろいろあって、まず「マルクスの思想は現代経済学ゲーム理論と整合的である」という大前提から出発する。そうするとここで「だからマルクスも再読に堪える」という考え方も出てくれば、逆に「だったらマルクスイラネ」という考え方も出る。この違いはどちらが正しいか、という問題ではない。要はそれぞれの受け手の側での事情の違いである。マルクスを含めた「思想」によりなじみの深い人文系インテリにとって「だからマルクスも再読jに堪える」という結論には十分に意味がある。こうした層にとってはマルクスと併せ読むことによって、現代経済学ゲーム理論の理解がはかどる可能性があるからだ。 ただそれだけで済ますわけにもいかない。 山形の場合も「だったらマルクスイラネ」という結論は、何の気なしに出されているわけではない。マルクスには激烈な副作用があり、その副作用を勘案するならば、なくてすませられるなら敬して遠ざけるに越

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  • 「何故しぶとく生き延びるのか ゴキブリとマルクス」『諸君!』2005年8月号 - shinichiroinaba's blog

    松尾さんの新著をめぐって変に盛り上がっているのでお蔵出し。 何らかのネタの提供になるだろうか。 これと『教養』第7章を読んでいただければ、ぼくが疎外論的マルクス主義それ自体には割と批判的――正統派レーニン主義にもそれなりの事情があったし、その問題点が疎外論で克服できたわけでもない――と考えていることはお分かりになるでしょう。ただそれと今回の松尾さんのの評価とは、関係はあるが別の問題なわけだけど。(ていうかまだ読んでないし。) しかしこれを山形は全く知らないだろう70年代頃までの新左翼系の疎外論だの物象化論だのといったややこしい論争まで引っ張り起こしていじりまわすといったいどうなるのやら……(松尾さんには廣松渉批判の論文もあったな。廣松の「マルクス主義」がすでにマルクスから離れた別物であったというのは間違いじゃないだろうけど)。 ==============================

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  • 本田由紀『「家庭教育」の隘路』(勁草書房) - shinichiroinaba's blog

    「家庭教育」の隘路―子育てに強迫される母親たち 作者: 田由紀出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/02/25メディア: 単行購入: 7人 クリック: 82回この商品を含むブログ (30件) を見る 店頭で少し立ち読み。 書は若年労働市場研究と前後して進めてられていた、ワーキングマザー研究のまとめである。既に共同報告書が刊行されており、前作『多元化する能力と日社会』でもその分析が紹介されていたが、ここで改めて議論をまとめ直している。 子を持つ親としてまったく他人事ではないネタであり、データとその分析自体大変に有意義だと思うのだが、ことに興味深いのは、あとがきでの田の述懐である。 前著が大佛次郎論壇賞奨励賞を受けた際の講評を読み、「あちゃー」と頭を抱えたのはぼくだけではないはずだ。端的には以下の橘木俊詔のコメント: これまでは学力、つまりメリトクラシーの下で人の能力が判断

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    morutan 2008/03/02
    そして「個性」や「エリート」からドロップアウトした人たちが自分探しホイホイにつかまっていくのか。。あとでミクシネタにでもしよう
  • マクレガー・ノックス&ウィリアムソン・マーレー編『軍事革命とRMAの戦略史 軍事革命の史的変遷1300〜2050年』(芙蓉書房出版) - shinichiroinaba's blog

    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829503432/interactivedn-22 軍事革命とRMAの戦略史―軍事革命の史的変遷1300~2050年 作者: マクレガーノックス,ウィリアムソンマーレー,MacGregor Knox,Williamson Murray,今村伸哉出版社/メーカー: 芙蓉書房出版発売日: 2004/06/01メディア: 単行 クリック: 20回この商品を含むブログ (5件) を見る 軍事変革を中心としつつそのインパクトが社会体制全体に及ぶ「軍事革命Military Revolution」と、狭い意味での軍事的イノベーションたる「RMA Revolution in Military Affairs」の概念的区別と、軍事革命・RMAの歴史的研究の必要性を力説する。 ここで注意すべきは「軍事革命」の概念は、195

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  • 29日に出さなかった「教養」という論点について - shinichiroinaba's blog

    来られた方、またmixiでの某氏のレポをご覧になった方はご存じであろう、双風舎の谷川さんに振られたものの「収拾がつかなくなるから」と展開しなかった「教養」という論点についてであるが。 これは打ち合わせにおいて既に語っており、そこでの感触も悪かったし、番でも「これはあかんやろ」と思って出さなかったのである。もし出してもあまりいい反応が返ってこなかったろうし、もし出したならほんま収拾がつかなくなる。あくまでも内藤さんのを作るための企画なんだから。 ということで、には載せないその限りで、一応のことを言う。 そもそもなぜ「しゃべり場」で内藤があれほどの反感を買ったのかというと、ただ単に経済学を知らないから、とか、経済学を馬鹿にしたから、という理由ではない。それはひとえに彼が「クレクレ厨」と化していたからである。 クレクレ厨のどこがいけないのか? そもそもあの場に職業的経済学者は二人くらいしか

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    morutan 2008/01/05
    クレクレ厨批判だった、と
  • 独立行政法人労働政策研究・研修機構の存続を求める要望書 - shinichiroinaba's blog

    厚生労働大臣 舛添要一殿 要望文 独立行政法人労働政策研究・研修機構(以下「機構」)の廃止を検討していることが、いくつかのマスコミで報道されています。 労働をめぐる問題が重要度を増し、社会的関心を集めている現在、我が国で唯一の労働政策を専門とした調査研究機関である機構を廃止することは、日の労働問題を正確に把握し、政策面で適切に対応する上で多大な不利益をもたらすと考えます。 機構の廃止は、労働政策の立案や評価に欠かせない、公的かつ中立的な立場からの内外労働情勢の把握を困難にすることにつながります。さらに機構の廃止は、学術研究の成果を踏まえた上で労働政策を論じる学問的観点の重要性を蔑ろにする傾向を生むことが懸念されます。 機構は、民間シンクタンクと異なる基礎的かつ継続的な調査機関であり、また大学等とも異なる実践的な政策の立案と評価を主眼とした研究機関です。その特有な機能は、労働政策の当面の課

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    morutan 2007/11/18
    初耳だったのでアレだけどあとで検討してみよう
  • 加藤榮一『福祉国家システム』(ミネルヴァ書房) - shinichiroinaba's blog

    http://www.bk1.co.jp/product/2798187?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623047687/interactivedn-22 『現代資主義と福祉国家』姉妹編。第一章「福祉国家財政の国際比較」は二十年以上前のものだが、今読んでも味わいがある見事な論文。

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