スポーツ界で経営を担う人材を育成する――。そんな目標を掲げ、Jリーグが2015年度にリーダー育成講座「Jリーグヒューマンキャピタル(JHC)教育・研修コース」を立ち上げた。 講座は、前期が提携した立命館大学が提供するビジネススクール科目、後期がJリーグのあるクラブの事業計画を立案したり、経営者として勝つためのチームをどう作るかを考えたりするカリキュラムなどで構成している。中には、Jクラブのホームゲームで実際に運営に携わるといったフィールドワークも含まれる。 今年5月に始まった第1期の講座には、元鹿島アントラーズの中田浩二氏ら元選手に加え、公認会計士やコンサルタント、金融機関など幅広い業界から43人の受講者が参加している。この中から数人が、2016年2月の講座終了後にJリーグに雇用され、将来の経営者を目指す。現在、2016年4月開講の第2期講座へのエントリーも始まっている。 「Jリーグだけに
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