福島原発:放射能汚染水、韓半島に来るまで2-3年(上) 韓国人が食べるイカ、サバへの影響は? 福島原発 東京電力は4日、福島第一原子力発電所構内にたまっている放射能汚染水1万1500トンを海に放流することを決めた。これに伴い、海水を通じた放射能汚染に対する心配の声が高まっている。しかし専門家は「海水や魚介類を通じて韓国国内に放射能汚染の影響が及ぶ可能性は非常に小さい」と説明している。 ■放射性物質が海流にのって韓半島に来るまで2-3年 被害が発生する可能性はまず考えられない。韓国海洋研究院気候沿岸災害研究部のイ・ジェハク部長は4日、「福島第一原発近海の海水が韓半島(朝鮮半島)にまでたどり着くには、太平洋を1周回って来なければならない。海流は速い場合でも秒速約1メートルなので、太平洋を1周して韓国の沿岸までたどり着くには2年から3年はかかるだろう」と述べた。 福島第一原発の沖合を流れる黒潮は