ドイツ・ベルリン(Berlin)の北西300キロにあるビーネンビュッテル(Bienenbuettel)村の農場の門に立つ警備員(2011年6月10日撮影)。(c)AFP/PHILIPP SCHULZE 【6月11日 AFP】腸管出血性大腸菌(EHEC)の流行をめぐり、ドイツ当局は10日、もやしが感染源だと断定した。感染拡大でこれまでにおよそ3000人が感染し、33人が死亡した。また、欧州全域で農家が打撃を受け、数百万ユーロ規模の損失が出ている。 感染源探しは1週間ほど前から続けられていた。ドイツ国立ロベルト・コッホ研究所(Robert Koch Institute、RKI)の代表者、ラインハルト・ブルガー(Reinhard Burger)氏は、記者会見を開き、「もやしだ」と語った。 ブルガー氏は、レストランでの食事が原因で感染した100人以上の患者を調査した研究を上げ、「出血性の下痢などの