若者の主要な検索エンジンが、WEBからSNSへと移行する流れが進んでいる。「ググるからタグるへ」と言うように、SNS上のハッシュタグ検索はよく知られた現象だが、そこに今、新たな潮流が生まれている。 「タグる」の次は、「Tokる」。そう、あのTikTokが主要な検索エンジンとして利用される時代が今後やってくるのかもしれないーー。 企業のSNS運用支援に定評がある株式会社FinT代表取締役、大槻祐依氏がその可能性を解説する。 TikTokが、Instagtramの「公式ライバル」に 「タグる」という言葉はもともと、Instagram上でハッシュタグで検索する行為を指す言葉でした。「インスタ映え」のブームとも相まってしばらくは若者の主要な検索プラットフォームを牛耳っていたInstagramでしたが、ここ1、2年の間に急成長してきたTikTokによって、その地位は今揺さぶられつつあります。 Tik