ジャパンスネークセンターは、群馬県太田市の藪塚温泉に位置するヘビ類を専門的に展示する動物園である。一般財団法人日本蛇族学術研究所が所有、運営管理を行っている。 概要[編集] 毒蛇の研究及び利用を主目的としている他、飼育している蛇類を展示・公開している。日本で唯一、ヤマカガシの毒に対する血清を製造・保管しており[4]、咬症が発生した際は空路・陸路で搬送を行う体制が取られている。 大量のマムシ(中国産のタンビマムシ)の屋外飼育をはじめ、世界各地の毒蛇・大蛇を飼育展示している。かつては天然記念物である岩国のシロヘビを多数飼育及び繁殖していたが、山口県岩国市での保護施設完成に伴い、大半がそちらへと譲渡された。 近年では警察(特に警視庁や大阪府警など)に押収及び保護された蛇類の引き取り手となっており、結果として種類・個体数が更に増加している。1例としては、2008年に原宿で生じたトウブグリーンマンバ