印刷 関連トピックス原子力発電所常磐線で17日にデビューする新型車両「E657系」常磐線の651系車両=JR東日本提供 JR東日本の常磐線に14年ぶりの新型車両が17日、デビューする。震災や原発事故の影響が残るなか、観光客誘致のきっかけになれば、と地元の期待は高まる。 新型車両は「E657系」。白色の車体に赤い線が特徴だ。17日から特急「スーパーひたち」などとして上野―いわきを走る。「スタイリッシュな外観で常磐線のイメージを向上させたい」と、JR東の岡村淳弘・水戸支社運輸部長は語る。 常磐線は、2005年に東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス」が開業した後、乗客の流出が進んでいる。利用者や乗車距離などから算出する平均通過人員は、06〜10年度の5年間で6.2%の減。都心部と周辺を結ぶJR路線の中で最も落ち幅が大きかった。 購読されている方は、続きをご覧いただけます関