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ブックマーク / blog.tinect.jp (163)

  • ついにテクノロジーが「頑張ったら報われる世界」を実現させた。

    このは、パソコンやスマホだけではなく、全てのモノがインターネットに接続されている中国都市社会がどのようになっているのかを紹介したものだ(なお、専門用語でこれをIoTという)なんというか未来の先取りをしているかのような内容で物凄く読んでいて興奮する。 このを読めば、これから社会にどのような変化が起きるかわかること請け合いである。 「良い事」をすれば報われる社会がやってくる 冒頭で紹介されているディディという中国のタクシー配送サービス・アプリの話は衝撃的だ。 皆さんは中国のタクシーと言うと、なんだか物凄くボッタクられたり怖い思いをするのではないかという印象がないだろうか? しかし著者によると、ディディが誕生して以降、中国のタクシーサービスの質は著しく向上したという。 詳しいことは書を読んでいただくとして、ディディではタクシー運転手は乗り手が「安心して、素早く、目的地に行けたか」どうかを3

    ついにテクノロジーが「頑張ったら報われる世界」を実現させた。
    myogab
    myogab 2019/04/18
    うん。管理者に悪用されない限りにおいては…ね。塩胡椒の穴をちょっと大きくして売上が激増~みたいな事を、熟練ドライバーの勘が殺された後にやられたら、善人すら荷担させられるハメに。どう衆人環視を担保するか
  • 成功するためには「人を疑うことはコスト」と知れ。

    なぜ人は、自己啓発を手にとっては胸を熱くするのに、1日も経てばきれいサッパリ忘れてしまうのだろう。 そんな疑問に答えをくれた、忘れられない一人の偉人がいる。 鉄鋼王と呼ばれた19世紀のアメリカの大富豪、アンドリュー・カーネギーだ。 貧しい移民の家庭で育った彼は、13歳から低賃金の下働きを始めると懸命に働き、やがて才能を開花。 米国史上2番目の大富豪と呼ばれるほどに巨万の富を積み上げ、アメリカンドリームを掴んだ人物として知られている。 そして彼は、自分の死後、墓石にこんな言葉を刻むよう遺言して息を引き取った。 “Here lies a man who was able to surround himself with men far cleverer than himself.” 意訳すると、「己より遥かに優れし人物を集める術を心得しもの、ここに眠る」と言ったところだろうか。 はっきり覚え

    成功するためには「人を疑うことはコスト」と知れ。
    myogab
    myogab 2019/04/16
    疑うコストと騙されるリスク。
  • 中流かどうかは、年収ではなく精神性で決まる

    東大生は自分のことを貧乏だと思ってる 1000万円というのが金持ちの一つの基準で、それに足りないウチはやっぱり中流階級なんだと思った記憶がある。 僕は地方都市の郊外、人口5万人程度の町で生まれ育ち、小中高(駿)大と1年を除いてすべて公立で済ませてきた。 父母僕弟の四人家族で車は国産の普通車、家は駅から少し離れた3LDKのマンション、外は月に一度するかしないか、98円の卵のために朝からスーパーに出かけるような、至って普通の家庭だ。 中高時代はスーパーのフードコートでマックポーク1個だけで粘り、近所の友人とオタ話に花を咲かせた。高校は街中にあったので、放課後にラーメン屋に誘われることもあったが、月5000円の小遣いがラーメンに消えるのが惜しくて断ることが多かった。 冒頭リンク先のタイトルは「東大生は自分のことを貧乏だと思ってる」だが、裕福ではない東大生の生態についてより、中流家庭で育ったとす

    中流かどうかは、年収ではなく精神性で決まる
    myogab
    myogab 2019/04/10
    てか、中流意識って、世界の中心でアイを叫ぶって程度の事でしょ。上流を意識するほど社会に責任は負わないが、下流を意識させられるほど惨めな思いをしていない。東大や富裕層が中流意識を持つ社会は相当無責任社会
  • 基準を明確に示さないマネジャーは、存在している意味がない。

    品質管理のコンサルティングをしていた頃の話。 重要プロセスの一つに「協力会社の管理」があった。 協力会社の選定、評価、パフォーマンスの監視、再評価の4つについて、それぞれ基準を設けて、その基準に従って運用ルールを作り、それを実施する、という極めてシンプルなものだ。 したがって、我々は部門の責任者と担当者に、現在運用されている基準を最初に必ず確認していた。 ところが、中小企業はおろか、それなりに大きな企業であっても、この「基準」が個人の感覚に依存しているケースがとても多いことに驚いた。 例えば、現場責任者の課長にインタビューしても、こんな具合である。 「資料を見ると、R社に相当の仕事を外注されていますね。」 「そうです。」 「なぜ数ある会社の中から、R社を選定したのですか?」 「取引先の紹介です。評判が良かったので。」 ここまでは、まあ、普通である。 だが、詳細を聞いていくと、雲行きが怪しく

    基準を明確に示さないマネジャーは、存在している意味がない。
    myogab
    myogab 2019/04/03
    この明文化を求めて基準を共有する事を、指示待ちだ!とか、自分の頭でで考えろ!とか、経営者感覚を持て!とか言ってネグり続けてきたのがバブル以降の日本。凋落するのは明白。
  • 多くの人が「ファクト」でなく「感情」で動いているからこそ、世の中は良くなっているのではないだろうか。

    詳しい内容は書を読んで欲しいのだけど、簡単にいうと、世の中は私達が思っている以上によくなっているという事実を、これでもかと事実(ファクト)を元に証明していくだ。 結構、思った以上に事実と認知の間にズレがある事がわかり、人によっては衝撃を受けるかも知れない。 書をどう読むかは人それぞれだろうが、僕はこれを読みながら、なぜ人間はここまで事実を事実として受け取れないのか、また、人々が事実を事実として淡々と伝える事ができないのかをずっと考えていた。 一ヶ月ほど考えて出た結論は、人間がロジックとエモーションを混同させて生きる生き物だからこそ、世界をありのままに見ることができないのかもな、というものだった。 というわけで今日はロジックとエモーションの話をしていこうかと思う。 情を持つと、世の中を正しくみれなくなる かつてGEにジャック・ウェルチという経営者がいた。 彼は1年ごとに社員の下位10%

    多くの人が「ファクト」でなく「感情」で動いているからこそ、世の中は良くなっているのではないだろうか。
    myogab
    myogab 2019/03/21
    合成の誤謬とその逆…って話題かと思ったけど、そうでもないようだ。
  • 「納得感のあるダメ出し」と「しょうもない細かいダメ出し」は一体何が違うのか。

    どうもしんざきです。今仕事が割と追い込みで、久々に軽いデスマに片足を突っ込んでおり、連絡待ち時間と現実逃避にこの記事を書いています。 夜景がいつもより綺麗に見えてくるとそろそろヤバいかなって思いますよね。 ということで、すいません、ちょっと細かい話をさせてください。 皆さん、自分の成果物に対して、「特に意味があると思えない細かいダメ出し」を上司にされた経験ってありますか? 言うまでもなく、報連相というものは色んな意味で重要であって、成果物のレビューというものの重要性もそれに準じます。 何かを作った時は、自分ひとりの責任にしない為にも、それをレビューしてもらわなくてはなりません。レビューしてもらうことによって、そのレビューを行った人にも責任を分担してもらう。 これ、仕事の上で凄く重要な考え方です。 ただ、職場環境とか仕事の環境というものは当然人それぞれでして、このレビューの際の動き方というの

    「納得感のあるダメ出し」と「しょうもない細かいダメ出し」は一体何が違うのか。
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    myogab 2019/03/19
    ノーチェックだと思われたくないなら、細部を褒めたらいい。された方も嬉しくて一挙両得だよ。細部を褒める事のできる状態とは、そこができていなければ論理的にダメ出しできる目を持っている事でもある。正の教化
  • 「承認欲求の強い人」は認められず、逆に「承認欲求のない人」ほど評価されるという皮肉。

    当メディアに寄稿をしていただいている熊代亨氏から、を贈っていただいたので読んでみた。 タイトルは『認められたい』 面白いだった。 内容で私が特に気になったのは、「手っ取り早い承認を求める人々」について書かれている部分である。 熊代氏は、の中で 「ゲームやキャバクラなど、手っ取り早く承認欲求を満たせることばかりに時間を使っていると、身につくスキルがひどく偏ってしまって、将来を生きていくためのスキルがロクに身につかないまま、歳をとってしまう」 と述べる。 ****** 承認欲求と言えば、一昔前のある人物を思い出す。悪い人ではなかったが、1つだけ褒められないクセがあった。それは 「仕事を抱え込んでしまうこと」 だった。 若手で経験も浅かったその人物は、自分が引き受けられる以上の仕事を「褒められれたい」「失望されたくない」という理由で引き受けてしまい、結局後で問題が発覚する、ということもしば

    「承認欲求の強い人」は認められず、逆に「承認欲求のない人」ほど評価されるという皮肉。
    myogab
    myogab 2019/03/05
    これはダブルバインドなんだよな。採用試験で自分を大きく見せるスキルを磨いた者ばかりが採用される労働市場の生存競争の結果、承認欲求を否定されてもねえ。/ガッツく男ほどモテないってのは真理だろうが。
  • 凡人が何者かになるためには大当たりがいつか出ると信じて、ガチャを回し続けるしかない

    ちょっと前に、「何ものにもなれなかった」と人生を評価する中高年の人に、「真剣に何かになろうとしたのですか?」と質問すると重い沈黙が訪れる、という言葉がバズっていた。 「何ものにもなれなかった」と嘆く中高年に「真剣に何かになろうとしたか」「なにもせず何かになるのは図々しくないか」とオーバーキルする方法の勧めに賛否 – Togetter 「何ものにもなれなかった」と人生を評価する中高年の人に、「真剣に何かになろうとしたのですか?」と質問すると重い沈黙が訪れるのでオススメいたします。「なにもせずに何かになろうとするのは少々図々しくはありませんか」と続けると、さらに効果的。 — フミコ・フミオ (@Delete_All) 2019年2月19日 僕も高校生~大学生の自分に若さしかなかった頃、この「何ものにもなれない自分」というのが怖くて怖くてしかたがなかった。 この感覚の恐怖感は、世間から自分が全く

    凡人が何者かになるためには大当たりがいつか出ると信じて、ガチャを回し続けるしかない
    myogab
    myogab 2019/03/02
    「何者か」って何だよ。定職持ってりゃすでに何者かでいいよ。定職が無くても打ち込むものがあるなら何者かだろ。それも所謂「出世」の言い換えだったのだろうが、社会人=出世(世に出た)だし。
  • 仕事ができる人ほど、できない人に優しく振る舞うのは、マネジメントの定石。

    昔、ある会社の営業MTGで、忘れられないやりとりがあった。 少々詳しく描写すると、出席者は以下の通り。 ・役員(部長) ・リーダー ・メンバー 7名のメンバーの能力は各々、高、高、中、中、中、中、低。 二人ぐらい優秀な人物がいて、一人「できない人」が混ざっているイメージだ。 また、役員とリーダーは切れ者で、部下の報告の論理矛盾やダメな点にはすぐに気づく。 さて、こんな状況で来期の「営業計画」について、MTGが開催された。このMTGの議長はリーダーだ。 リーダーはテキパキと議事を進める。 来期の営業部の方針に始まり、具体的な目標設定、個人の役割など、メンバーへの指示も簡潔でわかりやすい。 ここまではなんの問題もなかった。 だが、今年一年を振り返っての営業報告が始まると、雰囲気が変わった。 無理もない。メンバーの一人ひとりが、自分の過去の実績と、これからの具体的行動を発表しているのだから、緊張

    仕事ができる人ほど、できない人に優しく振る舞うのは、マネジメントの定石。
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    myogab 2019/02/25
    受験戦争やスポーツ大会的な選抜環境は、ひたすら淘汰圧を掛けてふるい落とす事が「教育」に見えてしまう弊害がなあ…。管理職以上は個人の能力ではなく、能力を引き出す統率力で人事評価せにゃならんのに…
  • 30代後半からは、意図的に「教えてもらう側」に回り続けないと、学びがどんどん下手になる。

    最近、知人に紹介されて、船釣りを始めた。 子供の頃、多少釣りをしたことがあったが、もう数十年も前の話だ。 現在は思想も道具もアップデートされており、要するに今の私は「シロート」。 そう言えば、漫画「はじめの一歩」の主人公の実家が釣り船屋だったな……とか思い出しつつ、海に釣りに行くようになった。 釣りはつらい この話をすると、「釣りって、楽しいですか?」と聞かれることがある。 回答は無論、「楽しい」なのだが、実はそれと同じくらいの割合で「つらい」も配合されている。 例えば今の時期、洋上はめちゃくちゃ寒い。 撒き餌を仕掛けに詰めるのも、手がかじかんで、めっぽう辛い。 日陰で何時間もじっとしていると、寒くて頭がおかしくなりそうになる。 揺れる船も問題だ。手元で紐を結ぶなどの、慣れない細かい作業をしていると、船酔いしそうになる。 休もうにも、逃げ場がない。目をつぶると、余計ひどくなるし。地獄。 ま

    30代後半からは、意図的に「教えてもらう側」に回り続けないと、学びがどんどん下手になる。
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    myogab 2019/02/21
    それ「忘年会」なんかの余興で時事モノの物真似なんかさせられるのも、ある意味そういう体験の提供の場なんだろねえ。定年間近のオッサンが意味も分からず一発屋芸人のネタを新入社員から仕込まれる~とかな。
  • 毒舌屋や皮肉屋は出世できないし、弱く見えますよ。

    SNS、とりわけtwitterを眺めていると、毒舌屋や皮肉屋が大袈裟なメンションを繰り返して人気を集めているのをしばしばみかける。 現代インターネットの風物詩といった光景ではあるが、彼らを眺めていると、立身出世についての現実法則めいたものを思い出す。 偉くなる人は、毒舌屋や皮肉屋ではない 社会人を二十年ぐらいやっていると、出世していく人・ぜんぜん出世しない人の明暗を何度か目にすることになる。 医者の世界には、研究分野の超絶才能でもって地位を獲得する人がいる。医者に限らず、超絶才能はどこの世界でも重宝するから、そういう人が地位を得ること自体は不思議ではない。 超絶才能は、人格的に破綻した人物すらサバイブさせ、それどころか出世すらさせる偉大な力だ。 だが、才能やスキルの凄さだけですべての人の出世や立場が決まるわけではない。 実力という点ではほぼ互角のA医師とB医師がいたとする。 A医師は野心が

    毒舌屋や皮肉屋は出世できないし、弱く見えますよ。
    myogab
    myogab 2019/02/19
    単に社会階層によって処世術の最適解が異なるって話のような。綺麗事しか言わん成功者が、その地位に着くまでに相当酷い事やってたとかはままある事で、その綺麗事も後塵の梯子外しが動機な場合もあってさ。
  • ブラック企業が最悪なのは、経営者が労働者の時間を「使い尽くすこと」ばかり考えているから。

    日曜日の昼下がり、自宅で過ごしていると珍しく家の固定電話が鳴った。 出てみると、大手電力会社であるかのように誤認させる巧みな自己紹介の後、 「ご主人様の家の電気代は7000円よりも高いですよね?」 と、しっぽ丸出しの質問。 丁重にお断りするが、切らせまいとまくしたてるのでやむを得ず電話をガチャ切りにする。 すると直後にもう一度かかってきて、 「ちょっと、なんか電話切れたんだけど?」と、タメ口でキレ気味に私を威圧し始めた。 これほど迷惑で、また掛ける方もストレスであろう電話を、人は自分の意志だけで続けられるものではない。 おそらくそばにブラックな上司がいて「もう一回掛けろ!」と指示されたか、そのようなマニュアルで追い詰められているのだろう。 私はつい、余計なことだと思いながらも、鼻息荒く凄む相手に、 「このお仕事、やり甲斐ありますか?」 と質問した。 さすがにこんな質問をする相手は、これまで

    ブラック企業が最悪なのは、経営者が労働者の時間を「使い尽くすこと」ばかり考えているから。
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    myogab 2019/02/14
    日本人の人件費は高過ぎる。日本人経営者は甘いから思い切った事ができない。世紀末前後からそう批判され、そういう経営者を吊し上げてきた結果、労働者を使い潰すサイコパスしか居なくなった今。
  • 「叱られて伸びる人」なんて都市伝説です。「褒められて伸びる人」なら、たくさんいるけど。

    そこそこ長いこと管理職をやっていて、「叱られて伸びる人」を見たことがありません。 いや、これは勿論私の観測範囲の問題であって、この世に「叱られて伸びる人」が存在しない、と言っている訳ではないんです。 もしかすると、「叱責されたことや叱責された内容を糧として、大きく自分の能力を伸ばす人」というのが、世の中には数多存在するのかも知れません。 それを否定する気はありません。 ただそれでも、「叱られてもそれ程気にしない人」こそいるものの、大多数は「叱られたら単に委縮してしまうだけであって、立ち直るまでしばらくパフォーマンスが低下する人」であるように感じています。 そういった人は、立ち直った後でも別段能力が上がったりはせず、総合的なステータスは叱られる前と比して大差ないように見えます。 そもそも、「叱る意義」ってどの辺にあるんでしょうか? 勿論、何かしらミスや失敗があった場合、もうそれを繰り返して欲

    「叱られて伸びる人」なんて都市伝説です。「褒められて伸びる人」なら、たくさんいるけど。
    myogab
    myogab 2019/02/08
    「叱られて伸びる」てのは、単に選別のために淘汰圧をかけているだけだからな。「伸びた」のではなく「生き残った」。後は、動物を躾るみたいに恐怖で支配し隷属化し便利な手駒にした事を「成長」と呼ぶ系。
  • 「決意する」は無意味。習慣を根付かせるのは「動くと、勝手やれる」ような動線とインフラの整備

    ちょっとしたことなんですが、「そういえばそうかもなー」と思ったので書いてみます。 先日、会社同僚の親御さんとお話していて、「子どもを寝付かせる手間と時間」について話題に挙がりました。 その人が感じている問題点として、「子どもの就寝がちゃんとした習慣にならない」というものがあるそうでして。 8歳と5歳のお子さんがいるらしいんですが、 「夜になればなるほどテンションが上がる」 「お風呂から上がると遊びだす」 「遊びを中断させようとするとギャン泣きする」 「で、幾ら言っても全然寝ない」といったお話を聞いたんです。 睡眠時間、大事ですよね。子どもの睡眠時間確保についても、親としては色々と考えるところでして、私はどちらかというと「勉強時間なんぞより睡眠時間の方が遥かに大事」と考える方なので、子どもの寝せ方、就寝サイクルについては昔からあれこれ工夫していました。 しんざき家は、夕飯後、寝るまでの時間と

    「決意する」は無意味。習慣を根付かせるのは「動くと、勝手やれる」ような動線とインフラの整備
    myogab
    myogab 2019/02/01
    それ、雇用でも政治でも同じなのよね。誘導する仕組みを作れば勝手に変わる。モラルだとか道徳だとか厳罰化だとか精神論ばかり言ってる今の政治家や財界人等には判らないみたいだけど。
  • ハッキリと「君の能力では無理だ」と言ってくれることの、誠実さについて。

    「君のドイツ語レベルでは、正直採用できない」 ドイツで何度か挫折したわたしだけど、そのなかでもかなりショックだったのが、採用面接でこう言われたときだ。 そう言われてしまえば、外国人のわたしはどうしようもない。 でも数年経ったいまでは、「君じゃできないよ」という残酷な言葉で引導を渡すのもひとつの優しさだったんだなぁ、なんて思っている。 ドイツの就職活動で外国人の壁を痛感 2014年9月、大学を卒業したわたしはドイツに渡り、まずは職業教育を受けようといろいろと申し込んだ。 職業教育というのは、学校で理論を勉強しながら実際に働くというドイツの伝統的な教育制度だ。 当は出版社や新聞社に興味があったが、ネイティブではないのでさすがにそういった分野は無理。 ということで、旅行社やホテルに狙いを定め、職業教育の学生を探している企業に応募した。 そこで面接に呼ばれたのが、とある有名旅行社である。 採用面

    ハッキリと「君の能力では無理だ」と言ってくれることの、誠実さについて。
    myogab
    myogab 2019/01/30
    「現時点での能力」であれば努力で身に着けるというチャンスは残る。が、当邦の場合、年齢や学歴や才能という「将来性」でもって「無理だ」と暗示するので成すべき課題も絞れず、挫折者の死屍累々。
  • 「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物。そこをわかってないと、養分にされるだけ。

    ヨッピーさんの「明日クビになっても大丈夫!」というを読んだときに妙に感心した箇所があった。 「ライターになりたいです!どうしたらなれますか?」 たまにヨッピーさんにこう聞いてくる人がいるらしいのだが、そういう人に「じゃあ、書いたものを見せてください」というと、高確率で 「まだ何もしてません!」と言われるのだという。 これはある意味では喜劇である。モノを書くのが好きでない人間がライターになれるわけがない。 1度か2度ぐらいバズを出す事は運が良ければ出来るかもしれないけど、数年にわたって書き続ける事は、書くのが好きじゃないと絶対にできない。 恐らく、質問した人間は、ヨッピーさんなら「誰でもなれる!大人気ライターの秘訣」みたいな方法を知っていると思ったのかもしれない。 確かにちょっとしたコツみたいのはあるだろう。けど、実際にライターになってみればわかるけど、そういうテクニックみたいなのは非常に

    「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物。そこをわかってないと、養分にされるだけ。
    myogab
    myogab 2019/01/24
    「教えられて身に着ける」だけが唯一のルートと思わせてしまう学校教育の弊害かね。/「○○さんに憧れて始めました」とは言われるが「それ、俺にでもできそう」と思われたなら、ほめ言葉ではないよな…とは昔から。
  • 『かわいいは正義!』とは、暴力が禁じられた社会の、新しい影響力闘争のこと。

    「男の子でもプリキュアになれる」という話が流れてきたが、あれはむしろ名誉女性として認められるためには何が必要なのかを自白してしまっただけではないのかな。プリキュアのプリが何なのかという。 — すずもと (@aruto250) 2018年12月2日 女児向けアニメシリーズ『プリキュア』が人気タイトルとして定着していった頃、『苺ましまろ』という作品に「かわいいは正義!」というフレーズが登場し、ちょっとした流行り言葉になっていたのをご存じだろうか。 「かわいいは正義!」と言うとちょっと言い過ぎかもしれない。だとしても、現代社会では「かわいい」ことがひとつの美点、ひとつのアドバンテージになることはままある。 たとえばペットとして愛玩されやすく、自然保護を訴えるポスターの素材として選ばれやすいのは、「かわいい」動物だ。 人間の場合も、かわいい女の子や男の子はもてはやされ、大切にされる。シリア内戦でヨ

    『かわいいは正義!』とは、暴力が禁じられた社会の、新しい影響力闘争のこと。
    myogab
    myogab 2019/01/22
    「かわいい」とは正確に言えばルッキズムの事ではない。「かわいい」とは突き詰めて言えば、脅威の無いこと。どんなに可愛いルックスでも恐怖の対象となるのはホラーとして描かれてきたし、社弱おっさんはかわいい
  • そもそも、教育の専門家でもない先輩社員たちに新人教育を丸投げしてしまうこと自体、間違ってません?

    この記事で書きたいことは、大筋下記の3点です。 ・そもそも、部下や後輩を「ちゃんと育てられる」人など滅多にいない ・きちんとした予算も評価もなしに、新人育成を個人任せにするのは会社の重大な錯誤 ・どうしても新人教育の予算がちゃんと取れないのであれば、せめて新人教育をきちんと定型化して誰でも出来るようにする工数をかけるべき よろしくお願いします。 ということで、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 先日、megamouthさんのこちらの記事を拝見しました。 底辺IT企業は『書けない』プログラマとどう向き合ってきたか 最初のほうは優しく教えていたと思う。話したりハンズオンしている時に、あっこの子、変数のことわかってないな、と感じたら、ホワイトボードを持ち出してきて、例の”x”と書いた箱の絵に矢印を引いて、値が入っている図を書いて、「わかった?」「あ、はい

    そもそも、教育の専門家でもない先輩社員たちに新人教育を丸投げしてしまうこと自体、間違ってません?
    myogab
    myogab 2019/01/11
    終身雇用の当時としては、後進の教育とは管理職としてのスキル習得の実践でもあって、世代間継承構造としての一石二鳥ではあったんだろうけどな。無思慮な「成果主義」の導入のせいで、上司も統率力が不要となり…
  • 最近の日本人が失ったのは「寛容さ」ではなく「身内意識」ではないだろうか。

    「最近日から寛容さが失われている」のは何故か 特に日常的にネットに触れている人で「最近日から寛容さが失われている」と感じている人は多いと思うんだけれど、実際のところはどうなのだろうか。 寛容と無関心は違うことなのに、外から見たら一緒になってしまうのかな。

    最近の日本人が失ったのは「寛容さ」ではなく「身内意識」ではないだろうか。
    myogab
    myogab 2019/01/10
    彼我の境界ラインの変動については四半世紀前から意識している。単にシュリンクしていった~って力学だけでなく、身近なコミュニティを切断する個人化をマスメディアが主導する過程で、個人≒全人類~な肥大を経ても
  • ソーシャルゲームは、なまじっかの仕事よりはるかに難しい、現代人ならではの高等遊戯ですよ。

    Books&Appsの読者の皆さんは、ソーシャルゲームを遊んでいますか? ここの読者さんは多種多様なので、「そういう時間とお金の無駄になるゲームはやっていません」という人もいらっしゃるでしょうし、「毎日やってます! 課金してガチャ回してます!」という人もいらっしゃるのではないかと推察しています。 世間一般のソーシャルゲームに対する目線は、必ずしも良いものとは思えません。 大量課金問題や射幸性を煽るガチャの問題が取り沙汰されていますし、「ネット依存」「ゲーム依存」といった文脈でも語られることが多いため、下等な遊びだと思っている人も多いのではないでしょうか。 人間は、自他の行いに上等・中等・下等といったヒエラルキーをつけたがる生き物なので、なにかと短所が話題になりがちなソーシャルゲームを下等な遊びとみる向きがあること自体は、不思議なことではないと私は思っています。 ところで、ソーシャルゲーム

    ソーシャルゲームは、なまじっかの仕事よりはるかに難しい、現代人ならではの高等遊戯ですよ。
    myogab
    myogab 2018/12/23
    そう。ソシャゲのユーザに時間投資させる仕組みは、バブルまでのリーマンをワーカホリックにさせてきた依存症化の仕組と同じ。無駄な会議云々と批判してた者なら皮肉ね/ギルド組織し統率、報酬独占の能力かと思たわ