ポルトガル領マデイラ(Madeira)島フンシャル(Funchal)中心部の道路を飲み込む洪水(2010年2月20日撮影)。(c)AFP/GREGORIO CUNHA 【2月21日 AFP】(一部更新、写真追加)大西洋のリゾート地として知られるポルトガル領マデイラ(Madeira)島で、前日の豪雨により島内各地で発生した鉄砲水などによる死者は42人に達した。当局によるとほかに120人以上が負傷しており、死傷者の数は今後も増えることが予想されている。 地元自治体では引き続き遺体の捜索を続けている。現在までのところ外国人観光客の死亡は確認されていない。 17人が遺体で発見された同島の港湾都市フンシャル(Funchal)のミゲル・アルブケルケ(Miguel Albuquerque)市長は記者らに「今後もさらに遺体が発見されることは大いにありうる」と述べた。 20日の豪雨により島内では南部を中心に