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  • かすむ復興 まちづくり/巨大防潮堤の足元(3)地元合意に異議続出 | 河北新報オンラインニュース

    <「変な地形に」>  地元合意という防潮堤の「基盤」が揺らいでいる。  「反対住民がいる状況をどう考えているのか」。今月3日、気仙沼市内で宮城県が開いた防潮堤の検討会。委員を務める東北大災害科学国際研究所の平野勝也准教授(45)は、険しい表情で会場を後にした。  宮城県は同市吉町小泉地区で海抜14.7メートル、最大幅約90メートルの台形型防潮堤を計画する。県内では最大規模だ。年内の体着工を控え、地区への影響を探る目的で検討会が設置された。  景観を専門とする平野准教授は検討会の席上、「変な地形になる」と設計変更を要求。県側は「地元から一刻も早い着工を求められている」と反論した。  県は昨年11月に開いた住民説明会で同意を得たと判断しているものの、会場で賛成、反対の両派が激しい応酬を繰り広げた経緯がある。異論は専門家だけでなく、住民の間でもくすぶり続ける。  「自然環境を残す価値を熟議し

    かすむ復興 まちづくり/巨大防潮堤の足元(3)地元合意に異議続出 | 河北新報オンラインニュース
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    mzkIII 2014/07/18
  • まちづくり/巨大防潮堤の足元(2)漁、景観「ないがしろ」 | 河北新報オンラインニュース

    仕事にならぬ>  海が、遠くなる。巨大事業見直しの扉を開いたのは地元の危機感だった。  大小の島が点在する宮城県塩釜市浦戸諸島。宮城県は当初、民家がある桂島など4島で、高さが海抜4.3メートルの防潮堤建設を計画した。4島の区長連名の申し入れなどを受け、ことし2月、内湾に限って1メートル引き下げる見直しに踏み切った。  「海の状況を見て出漁の可否を判断するのが漁師。防潮堤に遮られたら仕事にならない」  桂島区長の内海粂蔵さん(73)が力を込める。自身もかつて漁師として海と向き合った。  県から一定の妥協を引き出した後も、住民側は納得していない。「できる限り低く」。粘り強く要望活動を続ける。  内海さんは「建設前提で話が進んだから行政もわれわれも苦労している。まずは地元の意見を聞くべきだった」と振り返る。 <砂浜また窮地>  巨大防潮堤は浜のなりわいとともに、景観にも影響を及ぼす。  温暖な

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    mzkIII 2014/07/16
  • まちづくり/巨大防潮堤の足元(1)見えぬ目的募る不信 | 河北新報オンラインニュース

    高さ9.7メートルの防潮堤が計画される石巻市雄勝地区の中心部。住宅地や幹線道路は高台に移転する=6月中旬 <役に立たない>  「一体何のために建てるのか」  石巻市雄勝地区の自営業阿部晃成さん(25)は、宮城県が進める防潮堤計画への不信感を隠さない。住民団体「雄勝町の雄勝地区を考える会」の事務局を務めている。  雄勝湾奥部は、海岸から80メートルほど後方への防災集団移転を予定する。新たに宅地を整備する土地は海抜20メートル以上の高台。県が予定する海抜9.7メートルの防潮堤は、民家を守る点では役に立たない。  海岸と高台との間に広がる空間は、市が公共用地として活用する計画になっている。防潮堤とほぼ同じ高さまでかさ上げし、商業施設や艇庫を配置する。  「防災上の観点から、公共スペースの海側にある盛土斜面をコンクリートで守る必要がある」。宮城県河川課は防潮堤の意義を強調するものの、阿部さんは納得

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    mzkIII 2014/07/14
  • 名取・土砂違法採取問題 山林の地権者に動揺広がる | 河北新報オンラインニュース

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    mzkIII 2014/07/09
    “無許可操業を放置した行政にも責任があるのではないか”
  • 自立への道 仙台・被災住民グループの模索(12)南蒲生復興部(宮城野区)/魅力ある古里へ一丸 | 河北新報オンラインニュース

    <再生へ基計画>  居久根(いぐね)の木々に囲まれた家並みが、広々とした田園にたたずむ。仙台平野の原風景は津波で失われた。  290世帯が暮らしていた仙台市宮城野区南蒲生地区。災害危険区域に指定された30世帯が集団移転を余儀なくされる一方、260世帯は現地再建や自主移転を見据える。住民が置かれた状況はさまざまだ。  立場の違いを超え、古里の再生策を話し合おうと南蒲生町内会(約240世帯)は2012年1月、「南蒲生復興部」をつくり、約20人が中心となって活動を始めた。  NPO法人都市デザインワークス(青葉区)の協力を受け、約60回の会合を重ねて13年3月、復興まちづくり基計画を作り上げた。居久根の再生や、地域ならではの産業・交流の活性化を進めながら、誰もが安心して暮らせる「新しい田舎」を目指す。  事務局長の吉田祐也さん(29)は「震災前に戻すのではなく、新たな住民を呼び込めるような魅

    自立への道 仙台・被災住民グループの模索(12)南蒲生復興部(宮城野区)/魅力ある古里へ一丸 | 河北新報オンラインニュース
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    mzkIII 2014/07/08
  • みやぎ地形紀行(1)/仙台平野<上>/浅い海、堆積重ね陸地に | 河北新報オンラインニュース

    農地が広がる仙台平野。この辺りは名取川が大洪水を繰り返したことによって形成された=6月、仙台市若林区四郎丸周辺 阿武隈川の氾濫によってできた旧河道は水田になっていた。両脇の自然堤防上には大きな屋敷林があり、古くからの宅地であることがうかがえる=岩沼市下野郷糀内 縄文時代(6700年前)における仙台平野の海岸線。現在の陸地部分にかなり入り込んでいたことが分かる=松教授が作成し、仙台市史に掲載した図を一部加工した 平野や丘陵、河岸段丘、活断層の動きで形成された坂など、私たちの周りにはさまざまな地形がある。人々は長い歴史の中で地形を活用したり、折り合いを付けたりしながら日々の営みを繰り返してきた。宮城県内の地形を糸口に、地域の暮らしや歴史を訪ねる。(夕刊編集部・横山寛)  ヘリコプターから見下ろした仙台平野は、ぐるりと広がるパノラマだ。  東日大震災の津波で大打撃を受けた水田の多くは、除塩作

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    mzkIII 2014/07/07
  • 津波犠牲者率 海が見える地区「低い」 防潮堤議論に一石 | 河北新報オンラインニュース

    津波犠牲者率 海が見える地区「低い」 防潮堤議論に一石 東日大震災では「海の見えない地区」より「海の見える地区」で、居住者に占める津波犠牲者の割合が低かったことが、谷下雅義中央大教授(都市・地域計画)の研究グループの調査で分かった。沿岸被災地で進む防潮堤かさ上げ工事の在り方に一石を投じる調査と言えそうだ。  宮城県南三陸町と石巻市を対象に、行政区ごとの居住者数と犠牲者数、到達した津波の高さなどを調べ、統計分析を行った。  南三陸町で津波が到達した行政区の犠牲者率は、海の見える35区が約4%だったのに対し、見えない10区は約16%だった。数値は採取したデータの中央値。データのばらつきを考慮しても全体の傾向は変わらない。  また「海に面し」かつ「徒歩5分以内に避難できる高台がない」行政区は犠牲者率が低い傾向を確認した。谷下教授は「一見すると津波防災上は不利な条件が、かえって逃げる意識を高め、

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    mzkIII 2014/06/23
  • 土砂違法採取問題 林野庁、入手先を把握せず 宮城・名取 | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災の復旧事業に宮城県名取市で違法採取された土砂が使われていた問題で、発注者の林野庁が適法に採取された土砂かどうかを把握せずに事業を執行していたことが17日、関係者への取材で分かった。同様に復旧事業を実施している宮城県は適法性を証明する書面の提出を施工業者に義務付けており、林野庁のチェック態勢の甘さが浮かび上がった格好だ。  林野庁によると、違法採取された土砂が搬入された海岸防災林復旧事業では、施工上の注意点を記した「仕様書」が入札業者に示される。樹木の育成環境への配慮、適切な排水路整備など43項目が記されているが、植栽に必要な盛り土の入手先については触れられていない。  仙台森林管理署の担当者は、資材の違法採取が発覚すれば工事が中断に追い込まれることを挙げ、「メリットよりデメリットの方が大きく、施工業者の自浄作用が働くはずだ。名取市での違法採取は珍しいケースだ」と説明。現時点でチ

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    mzkIII 2014/06/18
  • 山林から工事現場へ 宮城・名取で地元業者が土砂違法採取 | 河北新報オンラインニュース

    違法採取後に山肌がむき出しになった山林=16日、宮城県名取市愛島塩手 土砂が違法採取される前の山林=2011年5月(国土地理院提供) 林野庁が発注した東日大震災からの復旧事業で、宮城県名取市の山林で土砂が違法に採取され、同市の復旧工事現場に搬入されていたことが16日、関係者への取材で分かった。宮城県内では復旧・復興事業向けの土砂採取目的と疑われる山林の違法伐採が確認されているが、実際に土砂の採取が明らかになるのは初めて。  林野庁や県などによると、土砂の違法採取が確認されたのは名取市愛島塩手の山林約3.5ヘクタール。市内の建設会社が2013年2月から樹木を切り、露出した山肌から土砂を採取。関連会社のダンプカーに載せ、同市の太平洋岸で実施している海岸防災林復旧事業の工事現場に運び出していた。  広葉樹が茂った山林ははげ山となり、梅雨入り後の降雨で土砂が流れ出している。  復旧事業は津波で広

    山林から工事現場へ 宮城・名取で地元業者が土砂違法採取 | 河北新報オンラインニュース
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    mzkIII 2014/06/17
  • 名取の土砂違法採取 沿岸へダンプ次々 裸の里山、傷無残 | 河北新報オンラインニュース

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    mzkIII 2014/06/17
  • 仙台・蕃山違法伐採 全県調査、監視強化を 自然保護団体 | 河北新報オンラインニュース

    広場のように切り開かれた蕃山の頂上付近。他の山も同様の状況になっていないか、県に調査を促す声が相次いでいる 仙台市青葉区の蕃山(356メートル)で樹木が違法に伐採され、一部がはげ山状態になっている問題を受け、登山愛好者らから「他の山は大丈夫か」と不安の声が上がっている。宮城県は監視活動を165人の県民に委嘱するなどして対策を取っているが、散策者が偶然、現場を見つけるまで蕃山の異常事態を把握できなかったからだ。専門家は「県は早急に県内の山を調べるべきだ。今回の問題は氷山の一角だろう」と警鐘を鳴らす。  「現場の入り口近くには交通量の多い県道があるが、ふもとの樹木に遮られて県道からは入り口さえ見えない。人目に付きにくい山だからこそ起きた問題で、県内のどの地域でもあり得る」  違法伐採を発見した仙台市の自然保護団体「蕃山21の会」の幹部がそう強調する。21日、現場の環境保護などを県議会に要請した

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    mzkIII 2014/05/25
  • 決意の田植え 仙台・東部地区で4年ぶりに再開 | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災の津波で浸水した仙台市東部地区の農地1800ヘクタールのうち、農地の復旧が最も遅れていた水田約200ヘクタールでことし、4年ぶりの田植えが行われている。水田は養分を豊富に含んだ表土が津波で削り取られるなど難問山積だが、生産者は「手をこまねいてはいられない」と語り、営農再開に踏み切った。一部の区画では、作業の省力化やコストを削減するために直播農法を取り入れた。  宮城県道塩釜亘理線の沿線に位置する若林区荒浜地区は、震災から3年を経てようやく田植えにこぎ着けた。このうち水田16ヘクタールを受け持つ「荒浜集落営農組合」は22日、組合員ら約10人が参加し、水を張った田んぼにひとめぼれの苗を植えた。  水田は震災で最大50センチ地盤沈下した。今でも塩分濃度が高い地下水の影響を受けており、耕すたびに大小の石など震災がれきが顔をのぞかせる状態だ。昨年は、土壌回復の効果があるとされる大豆の栽培

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    mzkIII 2014/05/23
  • 仙台・蕃山違法伐採 現場の多く競売に 原状回復困難か | 河北新報オンラインニュース

    仙台・蕃山違法伐採 現場の多く競売に 原状回復困難か 仙台市青葉区の蕃山(356メートル)で樹木が違法に伐採され、一部がはげ山状態になっている問題で、現場の土地の多くが競売に掛けられていることが22日、関係者への取材で分かった。市は現場一帯を所有する同市の建設会社に植栽などを通じた原状回復を命じているが、命令通りに実行されない可能性が出ている。  現場の土地の登記簿などによると、建設会社に対して債権を持つ同市の不動産会社が競売を仙台地裁に申し立てた。地裁は2013年11月に競売開始を決定し、土地を差し押さえた。  関係者によると、競売対象の土地の筆数が多く、現在は地裁による不動産鑑定が実施されている最中だという。地裁は今後、最低売却価格など物件の詳細を公告し、市による原状回復命令が出ていることを明らかにした上で入札を受け付けるとみられる。  市の説明では、原状回復命令は土地の所有権の継承者

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    mzkIII 2014/05/23
  • 山肌むき出しの惨状に市民が憤慨 仙台市青葉区・蕃山 | 河北新報オンラインニュース

    山肌むき出しの惨状に市民が憤慨 仙台市青葉区・蕃山 赤茶けた山肌がむき出しになり、切り倒された樹木は崖下に放置されていた。問題の発覚から約11カ月。緑豊かな里山として市民から親しまれた蕃山に、鳥や虫の鳴き声も聞こえない荒れ地が広がっていた。  現場は仙台市青葉区茂庭の宮城県道から約300メートル分け入った山林。所有する同市の建設会社の下請け企業の作業場があり、頂上付近まで大型車が通行できるほどの作業道が延びている。  作業道の一部は雨水で土が流され、パワーショベルの爪痕が残る岩盤が露出した場所があった。削り取られた山腹は軽く触れただけで崩れてしまう。染み込んだ水が冬場の凍結に伴う膨張と収縮を繰り返し、ひび割れの原因になって土をもろくしたからだ。  作業道は頂上付近で縦横無尽に張り巡らされていた。車が上れないほどの急斜面に造成され、広場のように切り開かれた一帯も。伐採許可のない針葉樹まで切ら

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    mzkIII 2014/05/21
  • 仙台・蕃山、哀れ 一部はげ山化 復興工事、土砂採取か | 河北新報オンラインニュース

    山肌が露出した蕃山の頂上付近。最大幅約10メートルの作業道が延々と造成され、広場のように切り開かれた場所も見える=20日午前10時45分ごろ、社ヘリから 宮城県が緑地保護地区に定めている仙台市青葉区の蕃山(356メートル)で、樹木が広範囲で伐採され、一部がはげ山状態になっていることが20日、分かった。所有者の同市の建設会社が伐採で山林を若返らせる「天然更新」をすると申請したが、認可された範囲を大幅に超えて山を削っていた。同社はホームページ(HP)上に蕃山の土砂を東日大震災の復旧・復興工事に提供すると記している。同社は「山の保全が目的だ」と話し、土砂採取の目的を否定している。  県や市などによると、同社は蕃山周辺の保護地区1942ヘクタールのうち約180ヘクタールを所有している。2012年7月、森林法に基づき市に天然更新を申請した。  市は約6ヘクタールに限って認可したが、同社は13年4

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    mzkIII 2014/05/21
  • 栗駒ジーンズが首都圏進出 4店舗で販売 ビックフォー | 河北新報オンラインニュース

    縫製業のビックフォー(宮城県栗原市)は、オリジナルジーンズ「CANN LINE(キャノライン)」を首都圏で初めて発売した。履き心地の良さと地元の栗駒をモチーフにした意匠が好評で、大消費地での挑戦は上々の滑り出しとなっている。  大手商社の双日が展開するアパレルブランド「マックレガークラシック」の東京都内と神奈川県内の2店舗で3月に販売を開始。4月末に埼玉県内の2店舗にも拡大した。レギュラーストレートやブーツカットなど男性用に四つ、女性用に二つのモデルを用意した。  キャノラインは、ビッグフォーの狩野芳徳専務(37)が2007年に商品化。社工場や仙台市若林区内の専門店で販売してきた。ジーンズの王道を行く飾らないデザインが評判を呼び、大手との契約に結び付いた。  デザインには地元愛があふれる。バックポケットの刺しゅうは、雪解けの栗駒山に現れる名物の雪形「駒姿」をイメージ。ポケット横のタグの番

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    mzkIII 2014/05/08
  • 栗駒山にやっと春 2温泉施設が営業再開へ準備 | 河北新報オンラインニュース

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    mzkIII 2014/04/23
    “例年にない大雪”今年の雪解けは遅いかな?
  • 栗駒山麓、カルデラ無数 実験で成り立ち紹介 栗原でフェア | 河北新報オンラインニュース

    栗原山麓ジオフェアが21日、宮城県栗原市志波姫のエポカ21であった。山麓一帯について2015年度の日ジオパーク認定を目指す栗駒山麓ジオパーク推進協議会の主催で、市民ら約500人が参加し、地質学的見地から見た栗原の成り立ちについて学んだ。  2008年の岩手・宮城内陸地震でできた大規模崩落地「荒砥沢地滑り」をはじめ一帯について、市民の理解を深める狙い。秋田大教育文化学部の林信太郎教授(火山学)が「ジオパークで地球を見つけよう」と題し講演した。  林氏は図解や実験を駆使しながら、栗駒山が噴火を繰り返し、無数の巨大な穴(カルデラ)をつくり出したことなどを説明。「マグマの噴火によるカルデラが多い日でもかなり特殊な場所」と話した。  栗駒山麓では深山嶽が福島原発事故によって県内で発生した指定廃棄物の最終処分場候補地の一つとなっている。講演ではこの点にも言及。「荒砥沢地滑りと同じ地層にあり、同じよ

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    mzkIII 2014/03/23
  • 河北新報 東北のニュース/震災知る教師、今春ゼロも 宮城沿岸部の27小中学校

    震災知る教師、今春ゼロも 宮城沿岸部の27小中学校 東日大震災で被災した宮城県沿岸部の公立小中学校で、震災当時から在職する教職員が人事異動に伴い大きく減少している。宮城県教職員組合(宮教組)が被災の著しい27校を調べた結果、震災があった2011年3月に在職していた教職員のうち、現在も同一校に在職するのは約4分の1だった。学校によっては、今春の異動で震災当時を知る教職員がゼロになる可能性もある。  27校の内訳は小学校19校、中学校8校。震災があった10年度の教職員名簿を基に、その後3度にわたる定期人事異動で校外に転出した教職員をチェックし、13年度現在、各校に残っている教職員の数をはじき出した。  それによると、27校の10年度の教職員は436人(小学校298人、中学校138人)。このうち現在も同じ学校(統合校含む)に勤務するのは112人(小68人、中44人)で、10年度の教職員数に占め

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    mzkIII 2014/01/23
  • 河北新報ニュース 本震直前の震源域 スロースリップ発生確認 東北大

    東日大震災の震の直前、震源域でプレート(岩板)境界がゆっくりずれ動くスロースリップが起きていたことを、東北大地震・噴火予知研究観測センターの伊藤喜宏助教(地震学)らが海底圧力計の観測で突き止めた。前震活動の解析でスロースリップ発生を指摘した先行研究はあったが、直接確認したのは初めて。大津波を引き起こした日海溝付近のプレート境界の巨大滑りについて、伊藤助教は「スロースリップが原因になった可能性が高い」と結論付けた。  スロースリップは2011年1月下旬、普段は地震があまり起きない場所で始まった。観測データから東西35キロ、南北100キロにわたり平均40センチずれ動いたと推定され、マグニチュード(M)7.0の地震に相当するエネルギーを解放した計算になる。  周囲のひずみが増加し、2月にM5級の地震を相次いで誘発。震2日前の3月9日には、プレート境界のさらに深い場所でM7.3の最大前震を

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    mzkIII 2014/01/10