【8月2日 時事通信社】中国共産党は「腐敗して無能」-。同国インターネットサービス大手・騰訊(テンセント)の人工知能(AI)対話プログラムがチャットで異例の共産党批判を展開し、同社が急きょサービスを停止する事態となった。2日付の香港紙・明報が伝えた。 このAIプログラムはチャットの活性化を目的に、同社のインスタントメッセンジャー「QQ」に登場。「共産党万歳」との書き込みに「腐敗して無能な政治に万歳ができるのか」と反論した。 さらに「あなたにとって(習近平国家主席の唱える)中国の夢は何か」との問い掛けに「米国への移住」と答えたとされる。共産党は「嫌い」とも断言した。 先月末から反響が大きくなり、テンセントはAIプログラムのサービスをすべて停止した。中国のネット上では「AIによる蜂起だ」「国家転覆を企てた」などの声が上がっているという。(c)時事通信社
![AIが「共産党は無能」と批判=中国ネット大手、サービスを停止-香港紙 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/11fc3db22f9739760df2f166052c45f847945b52/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F5%2F384x%2Fimg_9538e86f4a2abc4a14cbbb5dcaff9c24234349.jpg)