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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (12)

  • 64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark

    米Micro Magicが、世界最速をうたう64ビットRISC-Vコアを発表した。「Apple M1」チップや「Arm Cortex-A9」コアベースのチップにも追い付ける性能を実現できるとする。同社は、「RISCのベテラン共同開発者であるDavid Patterson氏が当初掲げていたRISCアーキテクチャ構想をうまく実行することにより、既存の電池式デバイスの電力バジェットの範囲内で快適に動作させることが可能になった」と考えているようだ。 Micro Magicは2020年10月末に、「当社が開発した64ビットRISC-Vコアは、5GHzのクロック周波数と、1.1Vで1万3000のCoreMark値を達成した。公称電圧0.8Vで動作する単一のコア(シングルコア)は、4.25GHzで1万1000CoreMarkを達成し、消費電力はわずか200mWである」という、たった二つの文だけの簡潔なリ

    64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark
  • All Programmableデバイス向け開発環境、C/C++でFPGA回路設計も可能に

    All Programmableデバイス向け開発環境、C/C++FPGA回路設計も可能に:プログラマブルロジック FPGA(1/2 ページ) ザイリンクスは、All Programmable SoCおよびMPSoC向けの開発環境「SDSoC」を発表した。SDSoCを用いると、FPGAを設計した経験がほとんどない技術者でも、高速化したいC/C++関数を指定するだけで、自動的にハードウェア回路に置き換えることができる。 ザイリンクスは2015年3月10日、All Programmable SoCおよびMPSoC向けの開発環境「SDSoC」を発表した。SDSoCを用いると、FPGAを設計した経験がほとんどない技術者でも、高速化したいC/C++関数を指定するだけで、自動的にハードウェア回路に置き換えることができるため、システム性能に優れたSoC設計が可能となる。 Eclipseベースで SDSo

    All Programmableデバイス向け開発環境、C/C++でFPGA回路設計も可能に
  • ルネサス、16nm FinFETを用いたSRAMを開発

    ルネサス エレクトロニクスは2014年12月、16nmプロセス世代以降の車載情報機器用SoC(System on Chip)向け回路技術を開発したと発表した。 ルネサス エレクトロニクスは2014年12月16日、16nmプロセス世代以降の車載情報機器用SoC(System on Chip)向け回路技術を開発し、同技術を用いて16nmプロセスSRAMを作成し、0.7Vの低電圧動作条件で641p(ピコ)秒の高速読み出しを実現したと発表した。 16nmプロセスは、これまでのプレーナー型MOSFETよりも、消費電力の抑制や性能向上が図りやすいフィン構造を導入した新しいFinFETが用いられる。ただ、「FinFETでは、回路定数の最適化を行うことが困難であり、新たな設計回路技術の開発が課題だった」(ルネサス)。そこで、ルネサスは今回、FinFET用に低電圧でも安定して高速読出し/書込み動作が可能とな

    ルネサス、16nm FinFETを用いたSRAMを開発
  • 走行距離1300km! V2Xの実証運転がelectronica会場から出発

    NXP、ホンダ、シーメンスなど 2014年11月11日、複数の企業と組織で構成されるグループがV2X(車車間・路車間通信)技術の大規模な実地試験を開始した。NXP Semiconductors、Cohda Wireless、SIEMENS、ホンダは、安全性の検証を手掛けるTUV SUD(テュフズード)とともに、ドイツ、オーストリア、オランダをまたいでV2Xを利用できる機能などを備えた「コネクテッドカー」を走行させる大規模な実証運転をスタートさせた。 コネクテッドカーの実証運転は、オーストリアのウィーンからオランダ・ロッテルダム間に高度道路交通システム(ITS)を備えた道路を建設する計画「C-ITS Corridor(Cooperative Intelligent Traffic Systems Corridor)」と提携して実施される。なお、C-ITS Corridorはオランダ、ドイツ

    走行距離1300km! V2Xの実証運転がelectronica会場から出発
  • ルネサス 初のグローバル組織「ADAS専門部隊」を設置、海外の先進ニーズ取り込む

    ルネサス 初のグローバル組織「ADAS専門部隊」を設置、海外の先進ニーズ取り込む:electronica 2014(1/2 ページ) ルネサス エレクトロニクスは2014年10月に、市場拡大が予想される先進運転支援システム(ADAS)向けのビジネスを専門に手掛ける部署を立ち上げた。ドイツ・ミュンヘンで開催されている電子部品関連展示会「electronica 2014」(2014年11月11~14日)で明らかにした。ADAS開発が活発な欧州など海外市場のニーズを取り込み、迅速に製品開発へ生かす狙いで、electronica 2014でも同部署が開発を手掛けた次世代ADASソリューションのデモを実施した。 ルネサス エレクトロニクスはドイツ ミュンヘンで開催中の「electronica 2014」(2014年11月11~14日)にて、車載向け製品群や産業機器向け製品群の一部を展示している。 と

    ルネサス 初のグローバル組織「ADAS専門部隊」を設置、海外の先進ニーズ取り込む
  • 村田製作所と横河電機が提携――プラント向け無線分野で

    村田製作所と横河電機は2014年10月22日、プラントで使用される無線フィールド機器に搭載する通信モジュールに関して提携したと発表した。 村田製作所と横河電機は2014年10月22日、プラントで使用される無線フィールド機器に搭載する通信モジュールに関して提携したと発表した。横河電機の持つ工業用無線ネットワークの標準規格「ISA100 Wireless」準拠のフィールド無線技術/ライセンス供与を受けて村田製作所が通信モジュール/ドライバソフトウェアを開発する。 温度、圧力、レベル(液位)、ガス濃度、振動などの測定を行うフィールド機器は、監視・制御システムなど上位システムと通信する必要がある。通信方法としては、有線と無線の双方があるが、配線が困難な場所にも設置でき、設置コストが比較的安価な無線システムの採用が増加しているという。 このフィールド無線システム向けの無線ネットワーク規格がISA10

    村田製作所と横河電機が提携――プラント向け無線分野で
  • デジタル電源で連携、村田製作所など3社がコンソーシアム「AMP」設立

    村田製作所など電源メーカー3社は、先端の分散型電源システム開発において、制御ソフトウェア互換性などを保つためのコンソーシアム「Architects of Modern Power(AMP)」を設立した。AMPグループは、2014年11月に開催される展示会「Electronica 2014」の会場で、デジタルPOLレギュレータや最新のバス規格に対応したDC-DCコンバータを発表する。 Architects of Modern Power(AMP) 村田製作所、CUIおよびEricsson Power Moddulesの電源メーカー3社は2014年10月15日、先端の分散型電源システム開発において、制御コマンドの共通化など互換性を保つためのコンソーシアム「Architects of Modern Power(AMP)」を設立したと発表した。AMPグループは、2014年11月11日よりドイツで開

    デジタル電源で連携、村田製作所など3社がコンソーシアム「AMP」設立
  • トヨタの急加速事故は欠陥だらけのファームウェアが原因?――原告側調査の詳細

    トヨタの急加速事故は欠陥だらけのファームウェアが原因?――原告側調査の詳細:ビジネスニュース 企業動向(1/3 ページ) 2007年に米国オクラホマ州で、トヨタ自動車の乗用車「カムリ」が急加速したことによる死亡事故が発生した。事故をめぐる訴訟において、原告側証人として事故原因の調査を行った組み込みソフトウェアの専門家は、裁判で「カムリのエンジン制御モジュール(ECM)のファームウェアに重大な欠陥が見つかった」と報告した。 2013年10月24日、トヨタ自動車の乗用車の急加速による死亡事故をめぐる米国オクラホマ州での訴訟において、陪審団は同社に対し賠償を命じる評決を下した。なお、訴訟は、10月25日に和解が成立している。 この事故は、2007年にオクラホマ州で、2005年モデルの「カムリ」が急加速し、運転者と同乗者の2名が死傷したというもの。運転者ら原告側は、運転者の意図しない急加速(UA

    トヨタの急加速事故は欠陥だらけのファームウェアが原因?――原告側調査の詳細
  • iPhone 5を分解、新型プロセッサ「A6」の謎に迫る

    iPhone 5を分解、新型プロセッサ「A6」の謎に迫る:製品解剖 スマートフォン(1/2 ページ) Appleの最新スマートフォン「iPhone 5」を分解し、主要部品のサプライヤーを調査するとともに、新型プロセッサ「A6」にも迫った。A6の全貌はまだ明らかになっておらず、いくつかの謎が残されている。CPUコアの種別と数は? どこで製造されているのか? まだ解析初期の段階だが、チップの刻印を見る限り、ファウンドリは引き続きSamsungのようだ。A6のダイ写真も公開する。 Appleはスマートフォン市場のリーダー企業である。これに異議を唱える人はそれほど多くないだろう。市場調査会社のStrategy Analyticsによれば、Appleは「iPhone」シリーズ投入後わずか5年間のうちに、同シリーズの体とアクセサリで合わせて1500億米ドルを超える売り上げを獲得した。iPhoneシリ

    iPhone 5を分解、新型プロセッサ「A6」の謎に迫る
  • ダイヤよりも硬く、羽毛よりも軽く――炭素が開く新材料

    炭素は新材料の宝庫だ。フラーレンやグラフェン、カーボンナノチューブが新しいエレクトロニクスを支える素材として活躍している。だが、炭素の可能性はまだまだ尽きない。ダイヤモンドよりも硬い素材、羽毛よりも軽い素材……。2012年春以降に発見された新材料を紹介する。 炭素は「炭」素という名称のためか、地味な材料として捉えられてきた。黒鉛(グラファイト)が工業上は最も重要で、ダイヤモンドや無定形炭素も広く使われているものの、新材料という扱いは受けていなかった*1)。 *1) これらの物質が研究開発の対象となっていないという意味ではない。例えば、無定形炭素は微細な黒鉛の結晶が無秩序につながったものであり、特に品質を制御したカーボンブラックは導電性付与剤として電池の性能や品質を高めるために必要不可欠な材料である。 このような状況が変わったのは1980年代以降である。1985年のフラーレン(C60)の発見

  • QualcommとSamsungら、ワイヤレス給電の標準化団体を設立

    Qualcommをはじめとする7社が、ワイヤレス給電の標準化団体を設立した。ワイヤレス給電が可能な民生機器の普及が加速すると期待される。 QualcommとSamsung Electronicsは、ワイヤレス給電の標準化団体「A4WP(Alliance for Wireless Power)」を設立すると発表した。民生機器に向けたワイヤレス給電技術の国際規格の策定を推進していくという。 Qualcommによると、「A4WPは、電子機器を車内や卓上で充電したり複数の電子機器を同時に充電したりする際に、スペースを気にせず充電できるような新しいワイヤレス給電技術の開発に注力する」という。 A4WPのメンバー企業として、QualcommとSamsungの他、Ever Win Industries、Gill Industries、Peiker Acustic、Powermat Technologie

    QualcommとSamsungら、ワイヤレス給電の標準化団体を設立
  • あのIHIが注目した非接触給電システムとは、開発担当者に聞く

    非接触給電システムの用途は、民生機器や電気自動車だけではない。IHIは、コンテナ用クレーンへの給電や産業用モーターのスリップリング(回転子)の置き換えも狙う。 電力を非接触で送れる距離や、送電可能な電力、効率、使い勝手といったさまざまな観点で、これが最も適した方法だ――。 IHIは、「共鳴方式」と呼ぶ手法を採用し、非接触で電力を供給する給電システムの開発を進めると発表した。米国に社を構えるWiTricityと共同で開発に取り組む。 共鳴方式は、米Massachusetts Institute of Technology(MIT)の研究グループが2006年に理論を発表した非接触充電技術。既に実用化されている電磁誘導方式に比べて、送電側と受電側の距離をとったときにも比較的高い送電効率を維持できることや、送電側と受電側の位置ずれに強いことが特徴である。MITの研究グループは、2007年に理論に

    あのIHIが注目した非接触給電システムとは、開発担当者に聞く
    nabinno
    nabinno 2011/07/03
    "日本国内での製品化に向けては、電波法や人体防護指針の枠組みの調整を待つ必要がある"
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