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ブックマーク / medium.com/@rayyama (25)

  • 次世代のデザイナーが学ぶべきなのは「コード」よりも「ビジネス」。

    近年多くの企業が求めるもの、それは素晴らしいデザインで自社を牽引してくれる人財だ。そういった企業では「もっともっと社内にデザイン思考を取り入れろ」と日頃から言われていて、デザイン中心主義の経営に乗り換えたがっている。 だが、企業がデザイナーに相談に乗ってもらいに行くと、繰り返し繰り返し彼らは「クラフトマンシップ」について聞かされる。ブランドとしての一貫性、磨き上げられたデザイン、コードも書ける近頃のデザイナー、それにプロトタイプやテスト、そういったデザイナーが重視する「技巧(craft)」について聞かされるのだ。 これは間違いではない。デザインにまつわる必須のスキルや方法論だと言えるだろう。だが、ビジネスをサポートする最善の方法を知るデザイナーという立場としては、まずは「何がビジネスを成功に導くか」に注目することから始めなければならない。 そのため大抵の場合、まずはクライアントのビジネスに

  • 56歳からコードを書き始めて食べていく方法

    私は56歳、最近プログラミングを始めたんだ。 なぜかって?やりたいからに決まっているじゃないか。ようやく最近コツをつかめてきてね。でもコツをつかめたからといって簡単にはいかない。正直なかなか手こずっている。でもいいんだ。 アルゴリズムに挑戦して我を忘れるのは楽しいし、まだテストしたい事があって「あと数分だけ」と繰り返し自分に言い聞かせるのもいい。「今度こそ上手くいったかも、、」とドキドキしてから「やったぞ!ついに動いた。」となる瞬間も大好きだ。 でもこんな私には今まで趣味と呼べるものが何ひとつなかった。自分に見返りがない事に時間を費やすのは嫌だったんだ。ただ楽しみのためだけに何かをするのが好きじゃなかったのさ。休みの日にやる事といったら、ちょっとした小遣い稼ぎになるような事ばかりだった。 オーケー。もちろんコーディングだって小遣い稼ぎさ。上手くやればかなり稼げる。これだってあなたから見れば

    56歳からコードを書き始めて食べていく方法
  • ケヴィン・ケリー(WIRED創刊編集長) x Slack 「感情的にAIを怖れるな。」−非中央集権化された情報社会でかつてないコラボレーションが実現する−

    スカイネットのような「ロボット・アポカリプス」への怖れを鎮めることが出来る男がいるとすれば、それはケヴィン・ケリーだ。WIREDの創刊編集長としてだけでなく、”What Technology Wants”や”Out of Control: The New Biology of Machines”、”Social Systems and the Economic World”等の著者として、ケヴィン・ケリーはテクノロジーの未来、そして進化し続けるテクノロジーと我々の関係性について21世紀で最も先見の明がある理論家、フューチャリストとして知られる。 彼の最新刊である”The Inevitable: Understanding the 12 Technological Forces that Will Shape Our Future”で、ケリーはテクノロジーの進歩について我々が止めどなく怯えを

    ケヴィン・ケリー(WIRED創刊編集長) x Slack 「感情的にAIを怖れるな。」−非中央集権化された情報社会でかつてないコラボレーションが実現する−
  • ポケモンGOはいかにして生まれ、これからどう進化するのか?

    Niantic社のCEO、Pokémon GoのデザイナーであるJohn Hanke氏とDennis Hwang氏。2016年12月13日、サンフランシスコのオフィスにて。 この夏、皆さんが何に夢中になっていたか、もちろん分かります。 iPhoneを目の前に掲げて街を練り歩きながら、ドードーやコダック、フシギダネを探していたんじゃないですか?何キロ、何十キロも歩きながら、私たちのリアルな世界に暮らすかわいいポケモンたちを探し歩いたのでしょう。でも肉眼で彼らを見つけることは出来ません。スマホのスクリーンを通してだけなのです。 彼らが発生する場所に赴き、モンスターボールを投げて捕まえ、街中に散らばる「ジム」でポケモンを育てるのですが、これらは全てスクリーンを通してです。そのスクリーンは、たとえるならランチボックスやトレーディングカードから飛び出して地下鉄の入口や学校、史跡に現れたポケモンたちが

    ポケモンGOはいかにして生まれ、これからどう進化するのか?
  • 伊藤穰一氏(MITメディアラボ所長) x エヴァン・ウィリアムズ(Medium CEO) — Mediumとオープン・ウェブについての対談

    私たちは「オープン・ウェブ」の大切さ、そしてMediumが「Walled Gardens(「壁に囲まれた庭」(訳者注:サービス提供者がコンテンツをクローズドな環境で提供しユーザーを囲い込むこと。) )」のエコシステムや「オープン・ウェブ」に対してどのようなポジションを取っているのかについて多くを語り合いました。 エヴァン・ウィリアムズ(Ev)は、MediumのファウンダーでありCEOでもあるのですが、今回Skypeで私と対談し、その内容を皆さんとシェアすることを快く了承してもらっています。 私は彼のことをBloggerやTwitterの頃から知っていて、彼の全てのプロダクトのユーザーでもあります。ですから、今回Evとプロダクトについての会話をしてみて、それが如何に楽しいかつくづく実感しました。 Mediumは素晴らしいパブリッシング・プラットフォームを今まで創り上げてきました。そしてこれか

  • いま、世界はまさに驚くべき変貌を遂げています

    世界が大きく、いや極端なほど劇的に変化しつつあることにほとんどの人は気付いていません。 数ヶ月前、私は決まり切った社会に別れを告げて、様々な制度に閉じ込められていたことで感じていた不安や怖れから自分を解放しました。それ以来、私は世界を違った観点から見ることが出来るようになりました。全てが変化しつつあり、私たちのほとんどがそれに気付いていないのです。 何故世界は変化し続けているのでしょう?これから私は8つの理由を挙げてそれを皆さんに明らかにしたいと思います。 1 - もう誰も今までの雇用のあり方に耐えられなくなってきているもう限界です。大企業に勤務するサラリーマンは激務に耐えかねています。目的もないまま働くことで心が絶望の悲鳴を上げてしまうのです。 多くの人がもう会社を辞めて、全てを捨て去りたいと願っています。あえて起業してリスクを取りたがっている人、休暇を望んでいる人、仕事うつ病を患う人

    いま、世界はまさに驚くべき変貌を遂げています
  • モバイル向けデザインのあるべき姿

    by Nick Babichアプリは今やコンテンツやサービスを届ける主流の確実なやり方です。しかし、飽和状態のマーケットでユーザーの関心を上手に得て彼らを新規に取り込むには、どれだけ価値のあるアプリを作らなければならないのでしょう? 以下にご紹介するのは、素晴らしいモバイルのユーザー体験を作り上げるカギだと私が考えるUXデザインの7つのtipsについてです。 1.ひとつのスクリーンにタスクはひとつだけにするユーザーが何かをする時に手間がかからないようにしましょう。 あなたがデザインするアプリのどのスクリーンについても、使う人にとって当に意味のある行動が何かをしっかりと吟味して1つに絞り、それをサポートするものにしなければなりません。それぞれのスクリーンはたったひとつのタスクのためだけにデザインします。CTAは1回で済ますようにしましょう。これは使い馴れるのが簡単で、必要に応じて楽に機能を

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  • エヴァン・ウィリアムズ: テクノロジーとの距離の置き方

    un人は勝手に想像したがる。もしあなたがテック・スタートアップのCEOTwitterの共同創業者なら「間違いなくインターネット中毒だ」とでも周りに言われるだろう。いつも働き過ぎで、眠らない。何でもかんでもシェアしたがる。 ほとんどが以前の私には当てはまっていた。 私はこの20年間、ひたすら「インターネット」と呼ばれるものを築き、その中で生きてきた。常時接続とそれがもたらすものの恩恵を早くからよく分かっていたし、その一方でそれらが健康や幸福感を損なうことも深く理解していた。 そこでこの数年は、もっとバランスを保つ生き方にフォーカスしてきた。これから皆さんにお話しする3つの内容は、テクノロジーに操られるのではなく、むしろ上手く付き合っていく方法についての私の考えだ。 マインドフルネス・メディテーション3年前、私は瞑想を日常生活に取り入れた。いつも簡単に出来るわけではないのだが、とてもシンプル

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  • サンフランシスコ、ホームレスの若者の48%がLGBTQだという現実が示すもの

    Photographs by Preston Gannaway Text by Lauren Smiley Audio by Amy Standen イザベラ・ブラックはサンフランシスコに来るまで「トランスジェンダー」という言葉を聞いたことがなかった。何となく周りと自分が違うと感じていただけだ。 週末ごとに飲んでバカ騒ぎする家族と一緒の時も、15歳の頃、1人でグレイハウンドを降り、ベイカーズフィールドで「カリフォルニアのビーチに辿り着いた」と感慨に耽ってそれから6年も友だちとそこで過ごした時も違和感は燻り続けていた。特に生物学的に男性の身体だったことが原因ではなかったのだが。 Googleサーチでサンフランシスコのラーキン・ストリート・シェルターのことをイザベラは知った。そこでは寝場所だけでなく、性転換のサポートも受けられそうだった。まだ「トランスジェンダー」という言葉を知らなくても、その

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  • 優れたフォームをデザインする

    サインアップのフローであれ、マルチビュー・ステッパーであれ、ありきたりのデータ入力であれ、「フォーム」はデジタル・プロダクト・デザインにおいて最も気を遣わなければならないものの1つです。 そこで、今回は一般的にフォーム・デザインで何をやり、何をやらざるべきかについてお話したいと思います。あくまで一般的なガイドラインですので、そのようなものとしてご理解頂いた上で、皆さんの参考になれば幸いです。

    優れたフォームをデザインする
  • デザイン・プロセスの話はもうやめよう

    photo cred: Enric Martinez on Flickrデザインについて考える前に、料理についての話をしましょう。初めて料理をした時、皆さんはレシピ通りに作ったのかもしれませんね。材料はどれくらい必要でどう調理すれば良いかレシピを参考にしたことでしょう。 料理が上手くなるにつれ、材料についてはざっくり確認するだけで済ませ、調味料も目分量で大体分かるようになります。オーブンの予熱についても細かく温度を調べなくとも経験をもとに設定できるようになるでしょう。かなり上達してくると、手元にたまたまあるものを上手く利用したり、興味を引く初めての材料を使ってみたり、事を一緒に楽しむ仲間の好みを考えたり、旬の野菜を使ってみたりと様々に試して新しいレシピを考え出すはずです。 レシピに書かれている順序やプロセスは新しい料理を始めるきっかけや手ほどきにはなるかもしれません。しかし、あなたを

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  • IDEOの「センス・メイキング」に役立つノート作り

    By Kate Burn 「ちょっとコレを見てよ。」と言ってケリーは私にiPhoneの写真を見せてくれました。「このレギンス、絵文字の柄が入ってるのよ。これで彼は私のお尻を眺めながら言葉を学べるわ。」 彼女のパートナーは読み書きをまともに習ったことがなかったのですが、この突拍子もない話は彼女の一家が意思疎通において如何に絵文字を上手く取り入れたかを伝えてくれています。レギンスが言葉を学ぶツールへと変貌したのです。 私は彼女のストーリーをノートに走り書きして、大きな太字のアステリスクを付けておきました。彼女の話は深い洞察へのきっかけになりそうです。読み書きが出来ない人とその家族が問題解決に敢えて正面から取り組まず、イノベーティブなやり方で上手くそれを乗り越えようとしたのです。 読み書きが出来ない人たちを如何に手助けするか上に紹介したケリーとの会話は、私が現在取り組んでいる最もインスピレーショ

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  • デザインとプロダクト開発における「割れ窓理論」

    by Tobias van Schneider first appeared on my private email list. 私が「割れ窓理論」に出会ったのは、数年前、当時働いていたSpotifyの同僚が勧めてくれたのがきっかけでした。 「割れ窓理論」とは、地下鉄の落書きを消したりすることで都市の環境をきちんと整備すると、破壊行為や路上飲酒といった小さな犯罪の発生率が下がり、街に秩序を好む雰囲気が生まれるというものです。そして、それがより深刻な犯罪の発生を減少させるというのが最大のポイントです。 比較的最近のニューヨークの例を紹介しましょう。1990年代にニューヨークの犯罪発生率は劇的に下がりました。重大犯罪がこの期間アメリカ全土で28%減少したのに対し、ニューヨークは56%以上も減少しました。どうして短い間にニューヨークの犯罪発生率はこれ程大きく落ち込んだのでしょう? 一般的に、こう

    デザインとプロダクト開発における「割れ窓理論」
  • 「共感」の先にあるデザイン

    私は週末になるとよくランニングをします。朝早くに家を出て数マイルを走るのです。街中を走る楽しみは色々とありますが、その1つは近所のそれぞれ異なった雰囲気をゆっくり眺めることにあります。私の場合はまず、角に住むボリビア人の数学教師とFDAに勤務する奥さんが住む家の前を通り過ぎ、サッカーやバスケをする子供たちで賑わう公園を抜けます。それから、見守る親の心配を傍目にティーンがスケートボードのトリックを見せびらかし合う横を走って、ホームレスが幹線道路下で野営しているのを目に留めながら家に戻るのです。 私はデザイナーとしてあらゆる人々のためにデザインをしています。私と同じような仕事をしている人のためのこともありますが、もっと大切に考えているのは、デザインと無関係な人々のための仕事です。そのため私は日頃から注意していることがあります。それは、たとえ近所に住んだり職場を共にしていたとしても、個人の空間、

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  • 組織のクリエイティブな力を引き出す「クリエイティブ・リーダーシップ」

    By Tim Brown 今ほどビジネスを取り巻く環境が移ろいやすく、予測不能な時代はかつてありませんでした。競争やディスラプションの原因となりうるものはどこにでもあり、それはプロダクトやサービスやテクノロジーだけに限らず、マーケットやポリシー、タレント、ブランド、サプライチェーンにまで及んでいます。 今日のこの複雑で先行きの見えない世界で生き残るために、組織は新しいアイデアを生み出し、受け入れ、実行していく必要があります。そのためにはクリエイティビティーそのものだけでなく、クリエイティビティーに溢れた社員の存在が必要になるのです。それは組織にとって秘伝のタレであり、進化を促す言葉であり、人が馴染みやすいものでもあります。クリエイティビティーのない組織は競争力で劣るのです。 「クリエイティブな組織」という言葉で最初に思いつくのは、デザイン会社であったり、広告会社であったり、テック系のスター

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  • 40歳の今、私の人生が始まる。情熱とともに。

    ジャンプ! ジェイソン・リカー撮影去年の1月、私はTwitter退職しました。 世界最高の会社の1つを離れるなんてクレイジーで向こう見ずに思われるかもしれません。でも私には変化が必要でした。イライラして怒りっぽくなっていて、このまま残っても誰に対しても良い影響を与えられないと思ったのです。 振り返ってみると、バービー人形で遊んでいた少女の頃から私はいつか自分自身のために働いて、やりたい事業を立ち上げることを夢見て来ました。 「買い物客」にではなく、お客さんのフェイク・ファーのケープにぴったりの鮮やかなピンク色のオペラ・グローブを売るような「店主」になりたかったのです。 そして今、私は人生で1番のチャンスを迎えています。25年間ファッション業界で撮り続けてきた夫のジェイソン・リカーとニューヨークでフォトスタジオを開いたのです。 それで私はストックオプションとして得たTwitter社の株式と

    40歳の今、私の人生が始まる。情熱とともに。
  • 日本を旅して気づいた30の見どころ

    私はつい最近2週間の旅を終え、日から戻ってきたばかりだ。帰ってくると、多くの人に何処へ行き、何をしたらいいか、さらに何をべたらいいかのアドバイスを求められた。私は日に1回しか行ったことがないが、この素晴らしい国を訪れている間に浮かんだ30の考えをここで紹介しようと思う。 東京1. なぜみんなすごく良い人たちなのか? 2. 日に行く前にJRの切符を買っておいて当に良かった。 3. なぜ今日(1/3)は明治神宮がこんなに混んでるのだろう?ああ、新年を迎えてその年の幸運を祈りに何千人もやって来る日なのか。

    日本を旅して気づいた30の見どころ
  • 洗面台の鏡、スマートミラーに変えました

    By Max Braun いつだったか去年の終わりくらいに、私はふと我が家のありふれた洗面台の鏡をもっとずっと近未来的に、例えばこの映画で使われているような感じにしたくなりました。 私が探しているような鏡は店で売ってなさそうでした。でも、個人ではまあまあ簡単に作れそうでした。たくさんの人が同じようなカスタム・ビルドの鏡を最近作っているのです。とはいえ私の頭にあるのとはちょっと違いました。 それで私はマジックミラーとディスプレイ・パネル、それにコントローラー・ボード、さらにはたくさんの部品と美術工芸関連のアイテムを注文しました。実際にはかなりの実験と何度もの行き止まりを経験しましたが、ようやくこれが完成しました。では仕上がりをご覧ください でも決して完成型ではないですよ — あくまで途中成果です。 私のバスルームにようこそ。どうかわざとらしく整えた洗面用具や汚れひとつない新品の鏡の表面をお気

    洗面台の鏡、スマートミラーに変えました
  • なりたてのCEOが贈る「CEOの心得」

    Biz Stone, Newly Minted CEOCEOになったばかりの人へのアドバイスは、一般的にC・E・Oという3文字の肩書きでずっとキャリアを築いてきたような人々がするものです。ベンと私がJellyを設立した折に、私は正式にこの肩書きを引き受けることになりましたが、その時の私はこの特別な「C-ジョブ」の初心者でした。とはいえ、それまでに15年かそれ以上様々なCEOの側で働いてきたので、そろそろ自分の番が来たと感じたのです。 私は長年素晴らしいCEOたちの側で働いて多くを学んできました。良い点を見つけるとそれを採用しましたが、それでも経営についての多くのことは何をしてはいけないかから学んできました。優秀な人物や仲の良い友達が奮闘したり、その地位を失ったりするのを見てきたのです。 これから私が学んだ5つの教訓を皆さんとシェアします。この冒険が続く限りこれからももっと多くをシェア出来れ

    なりたてのCEOが贈る「CEOの心得」
  • 想像力に手を加えないように

    by Brian Chesky 子どもは豊かな想像力を持っています。遅くまで起きてサンタクロースを待ったり、大統領になるのを夢見たり、物理法則に反するアイデアを思い浮かべたり。それから何かが起きてしまい、大人になるにしたがって想像力に手を加えて自ら制限し始めるのです。 私の場合、それは徐々に始まりました。当時は大人になることの一部に過ぎないと思っていました。どうすればいいのか実現の仕方を想像できなくなると、想像すること自体を止めてしまったのです。まるで私の頭の中に編集者がいて、ひとつひとつの可能性が実現可能か事実確認をしているようでした。その後、RISD(訳者注 Rhode Island School of Design)に通うようになり、そこの教授が決して忘れることのできない言葉をかけてくれました。 想像できるものは創造できる。 想像力を新しいアイデアを掘り出すための巨大な石と思ってみて