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ブックマーク / newswitch.jp (15)

  • プリファード・西川氏「誰もが自在にロボット動かす世界つくる」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    プリファードネットワークス(PFN)はディープラーニング(DL)を核に、多様な先端技術へ縦横無尽に取り組む。高度な技術は、トヨタ自動車など提携する大企業を引きつけている。“天才エンジニア集団”を率いる西川徹社長にビジョンを聞いた。 必要な人は来てくれる -人工知能(AI)やロボット、DL専用チップなど増え続ける開発案件に、どう組織を動かしていますか。 「今、社員は約200人。DL用チップ『MN-コア』の開発を始めた2年前、チップのコードを書ける経験者は社内にいなかったが、『やるしかない。必要な人は来てくれるだろう』と思って始めた。そして学生時代に『すごい人だ』と思っていた日IBM出身の名村健シニアエンジニアに一生懸命お願いして、来てもらえた。他の場合も、要所要所で優秀な人が来て、さらに人が集まるサイクルとなっている。不安はない」 -チップまで自前で開発することに、当に驚きました。 「M

    プリファード・西川氏「誰もが自在にロボット動かす世界つくる」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 6000人以上を数秒で!キヤノンの群衆を見るAIの進化が止まらない

    キヤノンは人工知能(AI)を活用し、ネットワークカメラで撮影した群衆の人数を高精度に推定できる技術を開発した。実証では数千人規模の人数を迅速に割り出し、誤差も5%以内に抑えられたことを確認。群衆の人数が時系列でどの程度変化するかをリアルタイムで把握できるため、公共施設における警備の効率化やマーケティング用途で需要があると見込む。2019年上期の実用化を目指す。 AIのディープラーニング(深層学習)技術を活用し、人の密集パターンを学習させた。正面だけではなく後ろ向き、斜め向きなどいろいろな姿勢の人物でもカウントできるように改良。映像の一人一人に色付けして人数を算出する。 実証では高解像度カメラを活用することで、6000人以上でも算出できることを確認した。フルハイビジョン(HD)の画像であれば2―5秒で人数を割り出せることも把握した。 既にラグビーの国際試合において国内のスタジアムで技術の実証

    6000人以上を数秒で!キヤノンの群衆を見るAIの進化が止まらない
  • 〝手で持たないドローン日傘”商用化へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    アサヒパワーサービス(栃木県小山市、鈴木健治社長)は、手で持たない日傘「free Parasol(フリーパラソル)」の試作機を開発した。飛行ロボット(ドローン)にシートを装着した“ドローン傘”で日差しを遮る。価格は3万円程度を予定し、2019年中にも商用化する。将来は雨傘として使えるよう、モーター部に防水加工などを施す方針だ。 完成した試作機は、特定のマークを追尾する自動操縦仕様。傘となる小型ドローンで撮影した映像を、人工知能(AI)を使った自社のソフトウエアで解析してマークを識別する。鈴木社長は「プログラムを改良し、人の頭部を識別できるまでレベルアップしたい」としている。 製品化を目指すドローンの直径は約150センチメートル、毎時5000ミリアンぺアのバッテリーを1基搭載する。重さは約5キログラム、飛行時間は20分程度。今後は部品を軽量化し重さを1キログラム、飛行時間1時間を目指す。事故

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  • 就活生へ、世の中には5パターンの仕事しかない。早めに全部経験しておこう ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    社会には数え切れないくらい多くの職業があります。それらは地域や時代に合わせて新しく生まれたり、消滅したり、統合されたり、分割されたりしているわけですが、それらはすべて5つのパターンに分類されます。 「0ー1」 まずはゼロからイチを作る仕事。いわゆる「ゼロイチ」などと言われますが、世の中に新しい価値や概念を創造し提供するものです。起業家や企業の新規事業担当者、商品開発担当者などがこれに当てはまります。 新しいWEBサービスをローンチしたり、新形態の飲店を作ったり、新しいタイプのイベントを仕掛けたり、という仕事はこれまで市場になかったものを作り出すという意味で、ゼロからイチを作る仕事です。大事なのは新しいアイデアを発想し、それをカタチにする力です。 「1ー9」 次にくるのが1から9まで育てていく仕事です。順調に拡大するベンチャー企業や新しい商品の販路を開拓していく営業のような仕事です。 すで

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  • ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅氏「視野の狭い研究者ほど客観指標に依存する」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    **日のイノベーション政策の中に科学はない ー科学にも実用志向が求められるようになりました。生命科学は薬剤設計に反映しやすく、基礎と応用が両立しやすい分野です。 「生物学が医学に従属してしまった。医学に役に立たない生物学は存在しないことになっている。生物学は動物を扱う学問と思っている学生は多く、その学生にとっては植物を扱う研究は生物学に位置づけられていない。日教育の偏った部分なのだろう」 「科学にとってサポーターの存在は重要だ。天文学はとても多くのファンがいる。宇宙に憧れ、宇宙やその成り立ち、基礎物理を知りたいという思いが研究を支えている。そして人間は生き物であり、自分の存在を知りたいと願う人は多いはずだ。なぜ生物が生きているのか、その成り立ちやメカニズムに迫る研究は多くの人が興味を持つ。来、生物学はものすごい数のファンがいて良いはずだ」 「一方で、人間に結びつかない生物学を意味の

    ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅氏「視野の狭い研究者ほど客観指標に依存する」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • シリコンバレーの悪しき習慣とはまったく違う道筋をたどったSiri ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    Kressel Henry(左)とWinarsky Norman(右、写真提供=Mel Lindstrom) 1990 年代初頭、日の総合電機メーカーは、世界一にあった半導体事業を主力事業の一つとして日経済を牽引していた。それが、2000 年以降になると、迫りくる韓国台湾などの東アジア勢にその座を追われて、世界での存在感を失ってしまった。 歴史的に見ると、アメリカではRCA 社やコダック社、ポラロイド社などの名門企業が消滅してしまっている。日の大手企業もまた、同じ過程の途中にあると言っても過言ではない。 一方、アメリカでは、アップルやグーグル、フェイスブックなどに見られる“Change the World”を標榜する企業がシリコンバレーを中心に起き、世界を席巻している。ところが日では、そのレベルの革新や新ビジネスの創出への息吹すら感じられない状況である。 なぜこのような事態に陥っ

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  • ノーベル物理学賞受賞の中村氏「日本は研究者から選ばれない。上意下達が過ぎる」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ー米国学術界の状況は。 「米国は基礎的な研究は国の資金にサポートされているが、工学系の研究室はほとんど民間資金で運営している。国のサポートは小さく、民間から資金を集められなければ研究を続けられない。工学系の教授の50%は自分の会社を持っていてほぼ100%が企業向けにコンサルしている。教授はベンチャー経営者のようなものだ。企業へのコンサルで接点を作り、共同研究の資金を集める。これを原資に研究体制を整える。私はベンチャー2社を経営しているが、多い方ではない」 「我々は教授4人のチームで研究センターを運営しており、教授一人約10人のドクターコースの学生を雇っている。私は年間で約1億円集めないと研究室が倒産する。このためチーム全体では年間4億円を集めている。窒化ガリウム系デバイスの研究では私たちが米国1、2位の規模になる」 ー2000年に渡米した直後から営業回りができたのでしょうか。 「始めからで

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  • AIスピーカーがもたらす変化とは?大阪大学特別教授・石黒浩氏に聞く ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    人工知能(AI)を搭載したAIスピーカーが日に上陸した。ここ数年日ではコミュニケーションロボットが相次ぎ登場したが、実証実験や試験導入にとどまる例が少なくない。ロボットに比べ機能をそぎ落としたAIスピーカーはどんな変化をもたらすのか。コミュニケーションロボットを研究する大阪大学の石黒浩特別教授に聞いた。 ―AIスピーカーへの受け止めは。 「AIスピーカーは対話ができず、『音声入力スイッチ』や『音声入力検索器』といったところだ。音楽再生や天気確認以外の用途が広がらないと厳しいだろう。人間のパートナーになるには対話が必要になる。コミュニケーションロボットが命だ。少し前のコミュニケーションロボットは音声認識が弱かった。アマゾンのAIスピーカー『エコー』が売れたおかげでマイクロホンアレイの単価が下がった。マイクロホンアレイは複数のマイクを組み合わせて生活雑音とユーザーの声を聞き分ける。この効

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  • 国立大学の教授はさらに“研究貧乏”に。6割が年間50万円未満 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    国立大学が国から受け取る運営費交付金など「基盤的経費」から、大学の研究者に配分する「個人研究費」が減少傾向にあることが文部科学省の調査で分かった。研究者の4割が「10年前より減った」、2割が「半減以下」と回答した。年間金額は6割が「50万円未満」と少額の状態。公募事業など「競争的資金」を獲得しないと、多くの研究者は十分な研究ができない現状が浮き彫りとなった。 近年、基盤的経費が抑えられ、研究者全体を支える個人研究費の削減が問題になっていたが、実態は不明だった。文科省は7月、科学研究費助成事業(科研費)の採択上位200大学から抽出した各50人にアンケートを実施。回答率36%に相当する3646人(国立大4割、公立大1割、私立大5割弱)を分析した。 その結果、年間金額が「50万円未満」と答えたのは非実験系で8割弱、研究費がかかる実験系でも5割に上った。分野を問わず全体の8割は「100万円未満」で

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  • 【東大・松尾先生のディープラーニング講座】なぜ「アルファ碁」は飛躍的に進化した? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    AI人工知能)はディープラーニングの登場で大きなブレークスルーを迎えている。英グーグル・ディープマインド社が開発した囲碁AIAlphaGO(アルファ碁)」は予測を10年以上短縮してトップ棋士に勝ち、AIを活用したクルマの自動運転なども実用段階に近づいてきている。今後ディープラーニングは、産業にどう活用され、何を変えていくのだろうか? 気鋭の人工知能学者、東京大学の松尾豊特任准教授に聞いた。 いかにサボってパラメーターを見つけるか ─ディープラーニングの基となるニューラルネットワークについて教えてください。 松尾 経済学などでは、さまざまな変数の関連性を導き出す統計手法として、重回帰分析などの多変量解析を使うことが多いですが、それと比較するとわかりやすいかもしれません。 たとえば、ある画像にが映っているかどうかを人間が判断できるというのは、画像の各画素の情報を入力xとし、が映ってい

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  • 社員10人からクックパッドはこうやってグロースした(上) ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    はじめまして、山口豪志と申します。 現在は、ベンチャ―企業の成長をサポートする仕事(ベンチャ―企業投資や事業コンサルティング)をしております。2006年よりクックパッドに参加させて頂きました。 当時のクックパッドは、役員と社員を合わせても、10人程度という所帯で、参宮橋駅(東京・小田急線)のそばの小さなオフィスにありました。その頃の売り上げは「多少ある」という程度の赤字状態。まさに‘吹けば飛ぶ’という状況でした。そこからクックパッドの初期メンバーはどのように会社をグロースさせてきたのか、というテーマで自分の経験談を3回にわたってお話したいと思います。 大きく成長したポイントを3つ。 (1)BtoBのマーケティング事業戦略(広告代理店へのネットワーク構築、実績の積み上げと横展開) クックパッドは、当時、主要な売り上げは、BtoB(企業向け)広告や企業タイアップに頼っていました。商材は大別して

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  • 「林業用アシストスーツ」実用化へ。山中斜面の歩行を支援 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    住友林業は林業従事者の歩行を支援する「林業用アシストスーツ」を、2017年度末をめどに実用化する。造林は山中の急斜面を登ったり下ったりしながら歩き回る作業が大半を占める。肉体的な負担が大きく、従事者の高齢化対策や、新しい就労者の定着のためにも負担軽減は大きな課題となっている。15年度末までに斜面を直登する技術を確立し、段階的に複雑な歩行を可能にする。 試作機は装着者の動きを検知し、太ももを持ち上げるような動きで歩行をサポートする。重量は約15キログラム。重量を接地面に逃がす「竹馬のような」(楢崎達也林業企画グループチームマネージャー)構造になっており、停止時にも装着者が重さを感じることはない。 実用化に当たってアクティブリンク(奈良市)、国立研究開発法人森林総合研究所(茨城県つくば市)、奈良先端科学技術大学院大学とコンソーシアムを設立した。開発をスタートしたのはおよそ1年前。アクティブリン

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  • 単層カーボンナノチューブ量産開始―“夢の材料”用途開拓に期待 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    国産単層カーボンナノチューブ(CNT)の実用化が大きな節目を迎える。日ゼオンの量産工場が11日に動きだす。産業技術総合研究所が製造技術を開発し、日ゼオンと量産プロセスに仕上げた。CNTの発見から約25年、製造技術の開発から10年を経て工業化には成功した。これから車載用電池や構造材など各用途での格的な実用化開発が始まる。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、産総研などCNT関係者の執念が結実する。 大きな節目 技術者の執念結実 CNTは炭素でできた極細のチューブだ。1991年に名城大学の飯島澄男教授(当時NEC主管研究員)が発見した。理想的な単層CNTは比重がアルミニウムの半分で強度は鉄鋼の20倍、電子移動度はシリコンの約10倍で、流せる電流量は銅の1000倍、熱伝導性も銅の5倍以上と画期的な性質を持つ。宇宙と地球を結ぶ宇宙エレベーターのワイヤなど夢の材料として脚

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  • 講演料「55万円」―東北発のブレインストーミングになぜ多くの依頼が来るのか? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    「創造的な人や組織が次々と生まれてくる社会をつくりたい」。アイデアプラント代表の石井力重は力を込める。同社はブレインストーミングやTRIZ(発明的問題解決法)を学習するツールの企画販売、石井によるワークショップや講演を手がける。テーマは主にアイデア創出やブレインストーミングで講演料は1日55万円。それでも年間50件以上の依頼があり、年間約2000人の前で講演する。顧客は企業、大学、行政など幅広いが6割が大企業の研究開発部門などだ。 高額な講演料には訳がある。石井は1回の講演テーマにつき徹底的な調査、分析を行う。例えばアイデア創出のワークショップを開く場合、石井の仕事はこんな問いかけから始まる。「どうしてそのアイデアをひらめいたのですか」。対象は組織内で高いパフォーマンスを発揮する“アイデアマン”と呼ばれる人たちだ。大抵、曖昧な答えが返ってくるので質問を変える。 アイデアマンの思考方法は暗黙

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  • 夏野剛×近藤那央スペシャル対談「ロボット社会の未来」(前編) ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ロボット社会が身近な現実として見えてきた。感情を持ち「人と暮らすロボット」は社会にどのようなインパクトを与えるのか。高校時代にペンギン型ロボットを開発、現役女子大生のロボットクリエイターとして活躍する近藤那央さん(19)。幅広いフィールドでイノベーションを仕掛ける夏野剛さん(50)。初対面で親子ほど年齢が離れる2人だが、慶応の教授、学生ということもあってすぐに意気投合。さまざま話題へと広がったスペシャル対談を2回に渡ってお届けします。 近藤 「サービスロボットはこれから来る!」という今の状況が、「iモード」が始まった時の雰囲気と似ていると聞いたんです。 夏野 この2、3年でロボット向けのコーディング言語がすごく整ってきて、スマートフォンが普及して部品も安くなった。以前なら大手のロボットメーカーしかできなかったことが、近藤さんのようにロボットに普通に興味のある若い人たちでも、開発や作り込みが

    夏野剛×近藤那央スペシャル対談「ロボット社会の未来」(前編) ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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