自民党の杉田水脈衆院議員がブログなどでアイヌ民族を侮辱的に表現した問題について、札幌法務局が「人権侵犯の事実があった」と認定し、杉田議員側に人権尊重への理解を求める「啓発」を行ったことが19日、分かった。法務局に人権救済の申し立てをしていた当事者らが明らかにした。...
自民党の杉田水脈衆院議員がブログなどでアイヌ民族を侮辱的に表現した問題について、札幌法務局が「人権侵犯の事実があった」と認定し、杉田議員側に人権尊重への理解を求める「啓発」を行ったことが19日、分かった。法務局に人権救済の申し立てをしていた当事者らが明らかにした。...
北星学園大脅迫、札幌市議会が非難決議 (11/07 07:01、11/07 08:08 更新) 札幌市議会は6日、北星学園大(札幌市厚別区)に、従軍慰安婦問題の報道に関わった元朝日新聞記者の非常勤講師の解雇を要求する脅迫状などが届いた問題で、個人を攻撃する脅迫を非難する決議案を自民党・市民会議、民主党・市民連合などの賛成多数で可決した。 決議は、北星大に「(講師を)すぐに辞めさせないと学生を痛めつけてやる」などとする脅迫文が送りつけられたことなどに触れ、「個人の人権を蹂躙(じゅうりん)する不当な行為は、断固として容認しない」と批判。無所属の金子快之(やすゆき)氏は「元記者は意図的に日本の名誉をけがした。大学に批判が集まるのは当然のことではないか」として、ただ一人反対した。 前の記事 次の記事
恐竜頭骨の化石発見 むかわ町沸く 新種の可能性 教育、観光に活用期待 (10/10 11:44、10/11 00:14 更新) 見つかった上顎骨の一部(右上の部分)。右下の写真はハドロサウルス科恐竜の頭骨。赤線は上顎骨の位置、白破線が今回確認された部分(小林准教授提供) 【むかわ】胆振管内むかわ町穂別地区にある白亜紀後期(7200万年前)の地層で「ハドロサウルス科恐竜」の化石発掘を進めている町立穂別博物館と北大総合博物館(札幌)は10日、9月の2次発掘で採取した岩石の中から頭骨の一部である上あごの骨(上顎(じょうがく)骨)の一部が見つかったと発表した。今後、新種発見につながる可能性もあり、「恐竜のまち」として、教育や観光での活用を図る同町は喜びに沸いている。 竹中喜之町長は町内で開かれた発表記者会見で、「頭骨の発見は新しい時代への軌跡を描く第一歩になる」と喜びを語った。 見つかったのは上顎
認知症、欠席裁判で敗訴 北海道・札幌の男性、自宅競売に (03/18 09:23) 認知症の高齢男性が民事訴訟を起こされ、訴えられたことを認識しないまま「欠席裁判」で敗訴する判決が昨年暮れ、札幌地裁で言い渡された。訴えた不動産会社の請求通り、男性の自宅を競売にかける判決が確定した。男性は住む家を失う可能性がある。高齢化が進む中、認知症などで判断能力が不十分な高齢者らは少なくないとみられ、専門家は、民事訴訟の当事者の判断能力を確認したり、成年後見制度により自衛したりする必要性を指摘している。 12月25日、札幌地裁の法廷。無人の被告席に、判決が告げられた。「別紙目録記載の建物の競売を命じる」。札幌市中央区にある男性(87)の自宅を競売にかけ、共同で所有する原告の不動産会社と代金を分け合え、という内容だ。 男性は認知症。数年前、中古車を購入したが、年金が銀行口座に振り込まれるたびに引き出してし
所持金47円、「腹減って」 弁当万引容疑で元北海道議を逮捕 (12/30 05:55) 札幌西署は28日、窃盗の疑いで、住所不定、元道議会議員、無職大硲(おおさこ)和則容疑者(51)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後6時25分ごろ、札幌市西区のスーパーで、弁当2個(販売価格684円)を万引した疑い。 同署によると、 同容疑者は「知人宅を転々として生活していた。腹が減ってどうしようもなかった」と供述。逮捕時の所持金は47円だったという。 大硲容疑者は1995年4月の道議選に釧路管内から新進党の公認を受け立候補して初当選。99年2月、北海道教委への就職あっせんをめぐり採用通知書を偽造したとして、偽造有印公文書行使容疑で逮捕され、同月議員辞職した。<北海道新聞12月30日朝刊掲載> 前の記事 次の記事
アイヌ民族「先住民族と認識」7割 内閣府が全国調査、理解進まず (12/22 06:10) 内閣府が22日付で発表した「アイヌ政策に関する世論調査」によると、アイヌ民族を「知っている」は95・3%で、全年代層で9割を超えた。ただアイヌ民族を知っている人のうち、先住民族であることを知っているのは68・3%にとどまるなど、アイヌ民族への理解が進んでいない現状が浮かび上がった。 調査は「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」の国会可決に合わせ、当時の町村信孝官房長官がアイヌ政策を推進する談話を出して5年がたったのを機に初めて実施。10月24日から11月3日まで、無作為に選んだ全国の20歳以上3千人のうち、1745人に面接し回答を得た。 アイヌ民族を知っている人のうち、アイヌ民族が道内や首都圏など全国各地で暮らしていることを知っているのは48%、北海道開拓の過程で困窮化したなどの歴史があるこ
函館・垣ノ島遺跡、ヒスイ装飾品など確認 市が調査結果 (11/30 16:00) 石を並べた配石遺構を見学する検討委員ら 【函館】函館市臼尻町の国史跡・垣ノ島遺跡の調査検討委員会(菊池徹夫委員長)が29日、隣接する市縄文文化交流センターで開かれた。市が本年度行った初めての本格的な発掘調査について、副葬品とみられるヒスイの装飾品や大型の石を並べた墓とみられる複数の配石遺構が確認されたことなどを報告した。 同遺跡は昨年度、9万2千平方メートルある敷地の買収がほぼ完了したため、今年6月から11月中旬まで、初の本格調査と林の伐採を行ってきた。 その結果、国道278号沿いの地点からは、平らに整地した痕跡に加え、大型の石を並べた配石遺構3基と、穴を掘った痕跡の土坑2基を確認。副葬品とみられる土器1300点とヒスイ製の装飾品も出土し、市教委は「縄文後期前半(約4千年前)の墓地の可能性がある」とした。 コ
北海道綴方事件 札幌で元教員の獄中メモ発見 暴力で「共産主義者」の調書仕立てる (11/17 15:25) 「叩く。ける。座らせる。おどかす」(本文6行目)などと、特高の過酷な取り調べ状況が記された元小学校教員の獄中メモ 戦時下に綴方(つづりかた)=作文=教育を実践した道内の教員らが治安維持法違反容疑で逮捕された「北海道綴方教育連盟事件」で、勾留中の元教員が釧路市内の刑務所で書いたメモが見つかり、道立文学館(札幌)に所蔵されることが16日、分かった。 獄中メモには、教育活動にまで同法を適用して共産主義者に仕立てる特別高等警察(特高)の取り調べなどが詳細に記され、当時の思想統制の実態を伝える極めて貴重な史料という。事件は21日に、発生から73年を迎える。 同事件は、戦時下の弾圧事件では道内最多の逮捕者数で、全国的にみても最大級。当局が終戦直後、関係書類の廃棄を命じたため当時の史料はほとんど残
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