ある日、父が文字を読めなくなった。力になりたい息子の熱意が”読む”をサポートする「OTON GLASS」を生んだ 「文字が読めなくなった父の手助けができないか。悩んだ末にたどり着いたのが、父の読みをサポートするプロダクトを自分でつくることでした」 ある男性の「身近な大切な人を助けたい」という思いが生み出したのが、文字を読むことが困難な人に向けた「読む行為」をサポートするスマートグラス『OTON GLASS』でした。 彼の名は島影圭佑さん。失読症を患ったお父さんのために開発された『OTON GLASS』は、いまやお父さんだけでなく、文字を読めないあらゆる人の支えとなる可能性を秘めています。 「メガネによって視力が悪いことが障害だと思われなくなったように、OTON GLASSがディスレクシアの人にとってのメガネになれればと思っているんです」 そんな想いを、島影さんは語ってくれました。 島影さん