会社のセキュリティルールは破って当たり前、実態調査で明らかに:USBへのコピーやパスワード共有が常態化 多くの企業で、従業員が社外秘情報をUSBメモリにコピーして持ち出したり、同僚と同じパスワードを使ったりするなど、会社のセキュリティポリシーを無視した行為が日常化している。フラッシュドライブメーカーIronKeyが6月10日に発表した調査で、こうした実態が明らかになった。 調査は、IronKeyの委託で調査会社Ponemon Instituteが従業員を対象にアンケート調査を実施した。それによると、従業員の69%が社外秘などの情報をUSBメモリにコピーしていると回答。しかし、会社のポリシーでこのような行為が認められているのは13%のみで、48%がポリシーに従っていないことが分かった。 USBに記録した情報を、会社のネットワークに所属しない別のコンピュータにコピーしているとの回答も61%に上