SSHへの接続は秘密鍵・公開鍵認証を設定して行うのが基本ですが、万が一秘密鍵が盗まれてしまうと、パスフレーズでしか守られていない秘密鍵では総当たり攻撃で第三者が不正にサーバーに接続できてしまうことになります。 この問題に対応するために、SSHサーバーに2要素認証を設定し、秘密鍵・公開鍵暗号ともう1つの認証方法を組み合わせて安全性を高めることにします。もう1つの認証方法には、OATH(Initiative for Open Authentication)に対応した「Google Authenticator」を使ったワンタイムパスワード(OTP)認証を組み合わせてみます。 Google AuthenticatorはiOS版、Android版のOTP生成用アプリケーションが用意されているので、手軽に使うことができます。 また、Google Authenticatorはオープンソースとして公開され