大阪市大正区で自転車の女性を車ではねてけがを負わせたとして、大阪府警は12日、泉大津市東助松町4丁目、会社員森田圭祐容疑者(22)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。森田容疑者は「事故の約20分前に車内でハーブを吸った」と供述しており、府警は脱法ハーブの影響で正常な運転が困難な状態だった同法違反(危険運転致傷)の疑いもあるとみて調べる。 大正署によると、逮捕容疑は12日午前8時40分ごろ、大正区三軒家東1丁目の市道で、近くに住む自転車の女性(53)に追い抜きざまに接触、女性を転倒させて右手に切り傷などを負わせた疑い。 事故現場では、脱法ハーブとみられる植物片や吸引用のパイプが見つかり、森田容疑者は「前夜に岸和田の店で買った」と供述しているという。 現場近くに住む男性(58)は「事故後、男は目の焦点が合っていないようでふらふらしていた。逃げようとして大声