読みやすい文章を書きましょう、みたいなことで金をもらっていたが、社会を悪くしたかもしれない、と思うときがある。少なくともアメリカでは読みやすい文章=バカの食べ物であり、インテリの食べ物たるためにわざわざ読み下しづらい修辞を用いるのが儀礼で、それを読みこなせるのがインテリの定義だ。
(このエントリは、LiteraTech風見鶏に2014/9/30に掲載したエントリを再編集したものです。) 0.はじめに……の前に 「1.はじめに」以降は、講義の期末レポートに若干の修正を加えたものとなっています。しかし、概ね提出したものと変わらないです。表やグラフがやや見づらくなっていますが、ご容赦ください。また、スマホだと表示が崩れる恐れがあるので、PCでの閲覧を推奨します。 1.はじめに Twitterを使用していると、大学の同級生が「さある」という言葉を使っていることを目にする。自分の周りだけで使われている表現かと思い、Twitter検索で調べてみると、同じように「さある」を使っている人が複数人いることがわかった。 そこで、本稿ではこれを「さある」形と名付け、Twitter上での使用例を見ながら、どういった時にこの「さある」形が使われるのか、「さある」形にはどのような特徴があるのか
名詞化接尾辞「-み」についての仮説色々。何度か追記しました。 今年のはじめくらいからよくみるようになった「死にたみ」「つらみ」「ねむみ」といった表現について、接尾辞の観点から色々考えてみました。 僕のTLでこの表現そのもののニュアンスが話題になったこともあって、ちょっと気になっていたので。 1は分析道具の紹介なので、分析結果だけ関心ある人はいきなり2から読んでもらってもかまいません。 1 名詞化接尾辞「-み」の生産性と特徴について 先ほど挙げた例で使われている表現の共通点は、形容詞(助動詞「-たい」も含む)に名詞化接尾辞「-み」を付与したものだということ。この派生過程自体は、通常の「-み」の用法と同じであり、特に違反性はない。例えば「あたたかみ」「赤み」「苦み」などの表現は一般的に用いられており、また独立した語彙として辞書に記載されているものもある。なぜ、一見同様の派生条件を持っているにも
英語のTweetになれちゃってると、日本語のTweetは内容が濃すぎて重い!逆に、日本語のTweetに慣れてしまうと、英語のTweetは軽すぎてつまらないんじゃないかと。多分「Twitter小説」なんかも、日本語のTweet密度だったら可能だけど、英語だとちょっと難しそう。 (中略) なお、ドイツ語だと、同じことを書くのに英語より余計に文字が必要らしく、ってことは、ドイツ語のTweetは英語よりさらに軽くなってるってことでしょうか。 日本語のTwitterと英語のTwitterは別メディアであることについて@On Off and beyond http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/08/twitter.html 個人的には、「人の数だけtwitterの使い方がある」な考えの持ち主なので、ITコンサル的でちと危険かなと思いつつ、暇なので少し考えてみる。
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