世界第5位のスマートフォンメーカーである台湾のHTCが現地時間6日、2011年10〜12月期の決算と2012年1〜3月期の業績予想を発表。前四半期の決算はアナリストの予想を下回り、また今期についても前年同期比で大幅減少との見通しが明らかになった。 同社の2011年10〜12月期決算は、売上が1014億台湾ドル(34億2000万米ドル)で前年同期比2.5%減、利益は109億台湾ドル(約3億6900万米ドル)、一株あたりの利益は13.06台湾ドルだった。また、2011年通年の売り上げは4657億台湾ドル(158億米ドル:前年比67%増)となっている。 いっぽう同日発表した1〜3月期の業績予想については、売上が前期比36%減の650〜700億台湾ドルまで縮小、粗利も前期の27%から25%にまで縮小するとの見通し。同社が発表した1月の売上実績は166億ドルと前年同期比で52%の減少となっている。