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ブックマーク / funuke01.cocolog-nifty.com (7)

  • 【雑記】・「もうひとつの80年代」 - ふぬけ共和国blog

    私の中学時代は、1980~1982年。モロに80年代前半とかぶってしまっているのである。 今まで、いろんな80年代論が出てきたが、たとえば別冊宝島「80年代の正体!」において、「はっきり言って、スカだった!」というキャッチコピーがあったが、そんなことが言えるのは、80年代にすでに大人になっていた証拠だろう。 このコピーについてもう少し解説しておくと、 「スカではない時代」というのがいったい何なのかというと、やはり「政治や経済について若者がまじめに考え、ときには政府に対して声をあげる時代」ということだったのではないだろうか。 その1 逆に言えば、それは「ポップではない時代」であり、「反・オタクの時代」と言ってもいい。想像の上に想像を重ねるが、80年代終わりから90年代初頭の「宝島」周辺には、「オタクはおれたちが鍛えてやればいっぱしのインテリになれるのに、むずかしいを読まずにアニメなんか観て

    【雑記】・「もうひとつの80年代」 - ふぬけ共和国blog
  • 【テレビお笑い】・「『内輪の悪ふざけ説』について考える」 - ふぬけ共和国blog

    昼の「お笑い」番組に「内輪の悪ふざけ」もう勘弁しての声出る(NEWSポストセブン 9/21) 毎度おなじみの、この話題。 「批評」として、現在最も立ち遅れているのがテレビ。 逆に言えば「テレビなら何を言ってもいい」と思われている。 ナメられているのだ。 ・その1 一般的に「(芸人の)内輪の悪ふざけ」とされる番組は、おそらくお笑い業界内の力関係や交友関係をスタジオで顕在化させたたぐいの番組だろう。 まさか、当にただ芸人が騒いでいるだけで「悪ふざけ」と言っているのではあるまいな。せめて「芸人同士の関係性」のところにまでは思いをはせてほしい。 しかし、実はテレビが「内輪の悪ふざけ」であったのはここ最近のことではない。 亡くなってしまったが、前田武彦が「夜のヒットスタジオ」で「フランクな司会」をしたのは60年代後半。 現在、ミュージックステーションのタモリ的態度(「最近どう?」的な)にそれは受け

    【テレビお笑い】・「『内輪の悪ふざけ説』について考える」 - ふぬけ共和国blog
    nanakoso
    nanakoso 2011/11/07
    そう思わせてしまった時点で芸人&制作側の負け
  • 【書籍】・「コミックマーケット創世記」 霜月たかなか(2008、朝日新書) - ふぬけ共和国blog

    amazon] これは貴重なことがたくさん書いてあるである。 文字どおり「コミックマーケット」の創世記について書かれただが、コミケができる前の66~74年頃のマンガファンダム事情について詳細に書かれている。 現在、「オタク史」を観ていく場合、マンガよりもSF、特撮、アニメファンからの流れでみる場合が多いが、書を読めばそのどれでもなく(もちろん重なっている部分はあるだろうが)「マンガファン」の立場からの60~70年代を追っていくことができる。 ・その1 「コミケ以前」のトピックとして興味深いのは、後のコミケスタッフとなる人たちが「ダイナビジョン」なるものを製作したという事実である。 書によると、萩尾望都の「11月のギムナジウム」から400コマを取り出し、それを拡大模写(当時は拡大コピー機などなかったので)して8ミリフィルムで撮影し、声や効果音を吹き込んで45分間の作品にしたのだとい

    【書籍】・「コミックマーケット創世記」 霜月たかなか(2008、朝日新書) - ふぬけ共和国blog
    nanakoso
    nanakoso 2011/03/11
    この本、文体が衒学趣味中二病全開で鼻につくけど、当時の雰囲気とコミュニティへの渇望ぐあいが垣間見れてすごくいい
  • 【アニメ】・「おたくのビデオ」 - ふぬけ共和国blog

    監督:もりたけし 脚:山賀博之(岡田斗司夫名義) ガイナックス作品。第1話「1982 おたくのビデオ」、第2話「1985 続・おたくのビデオ」の二部構成。 1982年。大学に入学し、テニス部に入った久保健は、高校時代の友人・田中にエレベーターの中でバッタリ出くわす。 田中はマンガを描いており、彼の周辺にはSF、アニメ、特撮、ミリタリー、コスプレ、アイドルなどさまざまなオタクたちが集っていた。 テニス部よりも田中たちとつるむことが面白くなってしまった久保は彼女にふられてしまうが、一念発起して「おたくの中のおたく」になることを決心し、起業する。 ・その1 実は私、80年代にリアルタイムでゼネプロとかガイナックスって知らなかったんだよね。 えーウソだーそれでオタク論とか言ってたのかよ、ふざけんじゃねーよと思っている人もいるかもしれないけど、事実だからしょうがない(ダイコンフィルムくらいは知って

    【アニメ】・「おたくのビデオ」 - ふぬけ共和国blog
    nanakoso
    nanakoso 2011/03/08
    萌えという言葉はなかったけどコミケ&漫画界隈では吾妻ひでおのロリコンブームとかあったわけで。(ガイナは関西&SF系だからあまり接点なかったけど)
  • 【雑記】・「私見・1995年という年」 - ふぬけ共和国blog

    ふぬけ共和国・マンガ 新田五郎のHP。主に一般的評価の対象外となった、ぶっとんだマンガ中心の感想サイト。 SFおしかけ女房 ふぬけ別館 鶴岡法斎の『放浪都市』 ライター・鶴岡法斎さんのブログ。 島国大和のド畜生 漫画に関するWebページ「OHP」 もうこれ以上。 石川梨華中心ハロプロ日記 宗教学サークル・埼京震学舎 V林田日記・闘の荒野へ うろおぼえ選手権! コミック発売一覧 面白漫画倶楽部ブログ おもしろ仲間がおもしろマンガをあざやかに批評!! マンガ感想サイト界隈に投じる巨大なる軽石。 ふぬけ共和国ボイス 新田五郎のボイスブログ。 片瀬捨朗チャンネル8 いろいろとお世話になっている片瀬捨朗さんのブログ。 アンドナウの会 トンデモとは違った面白いイベントをやろうと作られた会 COMIC ZIN 通信販売/TOPページ 同人誌を通信販売させてもらっている屋さん ・その1 80年代前半か

    【雑記】・「私見・1995年という年」 - ふぬけ共和国blog
  • 「同人誌活動は『表現』活動だとまったく理解していない人たち」

    同人誌即売会もいろいろありますが、中には「プロ育成」の理念を強く掲げているところもあります。 「同人誌即売会は、カラオケボックスにすぎないのか?」という問題提議が、カタログでなされていたこともありました。 即売会側が「カラオケボックスにすぎないのか?」という問題提議をしたということは、すなわちその主催側は「カラオケボックスとは思っていない」ということです。 ・その1 同人誌即売会がプロ育成の場になっている、というのはその存在価値を問われたときの説明としてたまになされることです。 それがアニパロの何かのオンリー即売会だとしても、です。「即売会」総体としてですね。 しかし、当にそうかどうかは、定量的にはかってみないとわかりません。 実際、「今のマンガはパワーダウンしている」というのは10年以上前から言われ続けていることですし、それとは裏腹に、コミケなどの同人誌即売会は活況を呈しているという矛

    「同人誌活動は『表現』活動だとまったく理解していない人たち」
  • ・「80年代にひたりたくない!」 - ふぬけ共和国blog

    さて、いつも「80年代にひたりたい!」という自称コーナーというか、コンテンツ化されていないミニコーナー的なものを立ち上げている私ですが、 もちろん、これは私の周囲の人の中で、80年代を嫌っている人が多いから、という挑発的な意味がある。 それではもう1回転ひねって、私自身が「80年代にひたりたくないなぁ」と思う部分はどんなものか、書いてみようと思い立った。 まず自分にとって80年代のうち、もっとも輝かしいのはせいぜい85年くらいまでだということだ。 古いで手に入りにくいかもしれないが名著であると思う別冊宝島「80年代の正体!」では、主に80年代半ばからバブルへの道をたどる80年代後半について語られていたと記憶する。 「80年代の正体!」が、80年代前半を「いい時代」としているかどうかはわからないが、少なくとも後半に関しては、私とほぼ見解は一致する。 現代の若者の80年代観(そんな時代に興味

    ・「80年代にひたりたくない!」 - ふぬけ共和国blog
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