インパクト大の「しろありよやすらかに眠れ」。写真右は、高野山・奥の院から今にも発射しそうなロケット型の墓石 撮影/熊林組 お盆といったら、お墓参り。21世紀型のデジタルでストレスフルな生活では、なかなか意識することが少ないご先祖さまですが、たまに帰省すると「一応、お墓参りくらいはしておこう」的なムードにはなります(ならない?)。 そんな盆トークをしていると、和歌山県出身のR25編集スタッフが「高野山に珍しいお墓がある」とポツリ。いわく、ロケット型やコーヒーカップ型などの珍しい墓石に、シロアリや動物をまつったお墓が建ち並ぶエリアがあり、ちょっとした観光名所になっているのだとか。 なるほど、さすが八百万(やおよろず)の神の国・ニッポン。ロケットにも、コーヒーにも、シロアリにも等しく魂が宿るがゆえ、すべてを供養するということかしら? でも、この考え方って仏教じゃなくて、神道かな? その真相