小学校で行われたもちつき大会で、内田茂・自民党東京都連幹事長(71)が振り下ろした杵(きね)が、もちをこねていた男性の頭部を直撃、男性が病院に救急搬送されるトラブルがあった。男性は軽傷だったものの、4月に行われる区議選に民主党からの出馬が濃厚とされているため、「自民が民主を杵で」(関係者)とちょっとした騒動になってしまった。 大会関係者によると、問題のもちつき大会は8日午前、千代田区の小学校の校庭で開催。地元選出の都議や区議、近隣住民のほか、4月に行われる区議選に民主党から立候補が内定している男性も参加した。 会場に衝撃が走ったのは、もちつきが佳境に入った正午前だった。関係者が証言する。 「男性が臼の中のもちの返し手に交代したその直後、内田さんが振った杵が、男性の後頭部を直撃してしまいました。男性は一時、意識を失ったかのように見え、出血もしていたことから会場は騒然となりました。すぐに