鈍重な開発チームは鈍重なシステムを作る?/パート3:役割とポリシー(後編):The Rational Edge(3/4 ページ) 評価IT資産 「IT資産」とは、組織がITエキスパートらに対して日常業務での利用を望むあらゆるソフトウェアコンポーネント、サービス、テンプレート、エンタープライズモデル、リファレンスアーキテクチャ、例、パターン、指標、あるいは基準を指す。「評価IT資産」とは、一般的に十分な品質があり、当面の作業に関連することからITエキスパートが実際に応用したいと考えるものを指す。つまり、ITエキスパートが手元にあるIT資産を利用するのは、これらの資産が実際に生産性向上を可能にするからだ。彼らがエンタープライズアーキテクチャと適切なリファレンスアーキテクチャに従うのは、これらの資産が時間を節約し、これらのシステムが既存のサービスを呼び出すものであるからだ。また、これらが既存の技