老舗出版社の倒産、有名雑誌の休刊など厳しい状況が続く出版業界。IT関連書籍・雑誌でも苦境はおなじだが、 “脱紙” で活路を模索しようという企業が登場しはじめている。携帯電話事業が好調なソフトバンクグループだ。3月には月刊「Yahoo!インターネットガイド」休刊を控える同社の、紙からの脱却をめざす取り組みを追った。 都内・有楽町にあるアイティーメディア株式会社。ソフトバンク系列でも有力なニュースポータルを擁することで知られる同社では、1月から社内全トイレの個室から紙が消えた…。不夜城で有名なアイティーメディアのトイレットペーパー消費量は費用にして月におよそ100万円。三流フリーライター50人ぶんの賃金にも相当する。これを削減することで財務状況の改善をはかろうというのが同社の“脱紙”プロジェクトだ。 紙がないことに「はじめはとまどったが今はもう慣れた」と語るのは社員の岡田有花さん(30)。気に
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