ソフトバンクとZホールディングス(HD)がカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下の「Tポイント」運営会社の株式を売却する方向で調整していることが2021年12月27日までに日経クロステックの取材で分かった。ソフトバンクとZHDの離反でTポイントは存在感の低下が避けられず、CCCは生き残りをかけた瀬戸際に立たされている。 関係者によると、2022年3月末までに交渉がまとまる可能性がある。ソフトバンクとZHDはTポイントの運営会社であるTポイント・ジャパン(TPJ)の株式を合計で35%弱保有しており、全株をCCCに売却する方向で調整している。売却額は現在詰めており、価格面で折り合わなければ、ソフトバンクとZHDが当面、TPJ株を保有し続ける可能性も残る。 Tポイントを巡っては、ZHD傘下のヤフーが2021年12月1日、一部サービスを除き、同社の各種サービスとTポイントとの連携を終了す
![ソフトバンクとZHDがTポイント運営会社の株式売却へ、CCCは瀬戸際に](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f06aa88c9f9c37be068f3c78d72a334ad677f029/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fcolumn%2F18%2F00001%2F06409%2Ftopm.jpg%3F20220512)