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  • 「この世界の片隅に」秘話 アニメ制作のためにスタッフが通ったある場所とは? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

    「今までの小泉先生のではくらしのディテールやその意味が詳細に述べられていたのですが、このではそのくらしを営んでいた人々の物語を読むことができてとても面白かった。僕は、自分が知らない時代に普通の家族がどのようなくらしを辿っていたのかということにすごく惹かれるんです。まずくらしがあって、その上に歴史があるんだなということを感じます」(片渕さん) 「この世界の片隅に」でも、戦時下における普通の人々のくらしをきちんと描くことに力を注いだ。そこで浦谷さんが生活史を調べる担当となり、同博物館で開かれている昭和の衣住を学ぶ講座(「昭和くらしの学校」)にも参加。半年間、月2回博物館に通い、料理や裁縫など当時のくらしについて実技を交えて習ったという。 「主人公のすずが家業の海苔づくりを手伝うシーンでは、動きを知るために広島にある海苔の博物館のようなところに道具を見に行ったりもしたんですが、それでもやり

    「この世界の片隅に」秘話 アニメ制作のためにスタッフが通ったある場所とは? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
    navix
    navix 2017/10/29
    「周作さんはじめ、嫁ぎ先の家族もみんないい人ですね。それでもすずさんは『禿げ』ができてしまう……。いろんな形でなにげなく描かれたエピソードでこの時代の状況をあぶり出しているんですね」
  • 「この世界の片隅に」秘話 アニメ制作のためにスタッフが通ったある場所とは? | AERA dot. (アエラドット)

    『この世界の片隅に』Blu-ray&DVD発売中 発売・販売元:バンダイビジュアル (c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会この記事の写真をすべて見る 昭和のくらし博物館で行われた鼎談。左から浦谷千恵さん、片渕須直さん、小泉和子さん(撮影/写真部・岸絢) 興行収入26億円を超す大ヒットとなり、第40回日アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞をはじめとして数々の映画賞を受賞したアニメーション映画「この世界の片隅に」。先日行われた韓国映画祭・第19回プチョン国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門でもグランプリを獲得するなど、世界でも注目されている。 【昭和のくらし博物館で行われた鼎談の様子はこちら】 今回はその監督・片渕須直さんと、監督補/画面構成・浦谷千恵さん、そしてふたりが映画を制作するにあたってその著書等を参考にしていたという生活史研究家・小泉和子さんの

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  • 「この世界の片隅に」監督が明かす、玉音放送の知られざる歴史 | AERA dot. (アエラドット)

    『この世界の片隅に』Blu-ray&DVD発売中 発売・販売元:バンダイビジュアル (c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会この記事の写真をすべて見る 昭和のくらし博物館で行われた鼎談。左から小泉和子さん、片渕須直さん、浦谷千恵さん(撮影/写真部・岸絢) 昭和19年から20年にかけての広島・呉を舞台に、戦時下で生きる市井の人々のくらしを描いたアニメーション映画「この世界の片隅に」。異例のロングラン上映が続くなか、9月に発売されたBlu-rayもオリコン総合1位(9/25付 週間BDランキング)になるなど、近年まれにみる大ヒット作となった。 【昭和のくらし博物館で行われた鼎談の様子はこちら】 今回実現した、監督・片渕須直さん、監督補/画面構成・浦谷千恵さん、そしてふたりが映画を制作するにあたってその著書等を参考にしていたという生活史研究家・小泉和子さんの鼎談。3人が映画や著

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  • 悔いても悔やみきれない「排除」発言を引き出したジャーナリストが語る小池百合子の油断 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

    9月29日の会見で運命の「排除」発言をした小池百合子氏(撮影・小泉耕平)この記事の写真をすべて見る 10月22日投開票の衆院選は、鳴り物入りで登場した希望の党のまさかの大失速により、与党の圧勝となる展開が各社の世論調査で予測されている。 希望の命運を決めた決定的な瞬間と指摘されているのが、9月29日の会見での小池百合子東京都知事の〝排除発言〟だ。 民進党からの合流組の一部を「排除いたします」と笑顔で言い切った姿がテレビで繰り返し報じられると、小池氏や希望の党のイメージは一気に悪化してしまった。 小池氏自身も10月13日に出演したテレビ番組で「きつい言葉だった」と悔やんでいる。 小池氏から「排除」発言を引き出す質問をしたのは、『検証・小池都政』(緑風出版)などの著書があるフリージャーナリストの横田一(はじめ)氏だ。 当日のやり取りをこう振り返る。 「いつも厳しい質問をするためか、会見で手を挙

    悔いても悔やみきれない「排除」発言を引き出したジャーナリストが語る小池百合子の油断 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
    navix
    navix 2017/10/15
    「小池氏から「排除」発言を引き出す質問をしたのは、『検証・小池都政』(緑風出版)などの著書があるフリージャーナリストの横田一(はじめ)氏」
  • 「やはり国策捜査だった森友疑惑。特捜部はやる気なしで財務省は逃げ切り」郷原信郎・元特捜検事 | AERA dot. (アエラドット)

    郷原信郎氏 (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 学校法人「森友学園」をめぐる事件で、大阪地検特捜部は11日、籠池泰典前理事長との諄子氏を詐欺などの罪で追起訴した。捜査開始の時点から「国策捜査」との批判が噴出した今回の事件。いったい何が問題なのか。元東京地検特捜部検事の郷原信郎氏が解き明かす。 * * * ──森友問題で「国策捜査」との批判が多いのはなぜでしょうか? 今回ほど、政治的色彩が濃い捜査はありません。幼稚園や保育園の補助金不正は珍しいものではなく、不正がわかった場合は行政が調査や指導をするのが一般的です。悪質であっても捜査をするのは警察。大阪地検特捜部が出てくる事件ではありません。籠池泰典氏が「国策捜査」と思うのも無理もないと思います。 ──捜査は不自然な部分が多い? 籠池氏は、不正だと指摘された国交省からの補助金は返還していました。にもかかわらず、3月29日に大阪特捜部

    「やはり国策捜査だった森友疑惑。特捜部はやる気なしで財務省は逃げ切り」郷原信郎・元特捜検事 | AERA dot. (アエラドット)
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    navix 2017/09/21
  • 愛され女優・のん「完全復活」か…クリエイターや視聴者の“応援”が効いた? | AERA dot. (アエラドット)

    女優・のん (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 女優・のん(24)が、「ドラゴンクエストシリーズ」のスマートフォン向けRPG『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』の新CMで、再びスライム役として3年ぶりに起用され、大きな話題となっている。 【写真】のんが意外な場所で大活躍? このCMシリーズは、女優の田翼が勇者役を演じるなど、タレントがおのおのの個性にあったモンスターに扮して人気だったが、2014年、そのコンセプトで最初に起用されたのが、当時人気絶頂だったのんこと「能年玲奈」だった。 「のんさんは、記者会見で『久しぶりにこの水玉のかぼちゃパンツとスライムの顔になれて、めちゃくちゃ興奮しています』と喜んでいました。しかも、CMで出てくるキャッチフレーズが『何度倒されても僕は負けない。』ですから。彼女の苦しい状況とリンクさせるようなところもありました」(記者会見を取材した週

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    navix 2017/09/07
  • 安倍政権さらに窮地 加計学園の獣医学部新設「設計関連文書」全文を入手 | AERA dot. (アエラドット)

    AERA創刊2000号 時代を歩く AERAは今年創刊35周年、11月20日号で通巻2000号を迎えました。 さまざまなニュースから社会を読み解き、AERAは時代と共に歩んできました。 2023年のいま、私たちは未来をどう歩くのか。一緒に考えてみませんか? 東京が進化する <再開発ルポ> 虎ノ門・麻布台・渋谷・日橋、下北沢――。 いま、東京は「100年に一度」と言われる再開発ラッシュだ。 成熟期にある国際都市として、首都・東京はどう変貌を遂げるのか。 模索されているのは、”個性”を生かした街づくりだ。

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  • 速報 安倍政権が隠蔽した加計学園幹部、首相秘書官、今治市の”謀議” 官邸で特区申請前に  | AERA dot. (アエラドット)

    いまだ真相究明に程遠い状況の加計学園問題。中でも最大の謎の一つが、2015年4月2日、愛媛県今治市の職員2人が「獣医師養成系大学の設置に関する協議」のために首相官邸を訪問している… 続きを読む

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  • “親・安倍”ジャーナリスト山口敬之氏 レイプ疑惑で絶体絶命 | AERA dot. (アエラドット)

    詩織さんと山口氏のメールこの記事の写真をすべて見る 「レイプという行為は私を内側から殺しました」 性被害を訴えたのはジャーナリストの詩織さん(28)。元TBSのワシントン支局長でジャーナリストの山口敬之氏(51)から、意識を失った状況で無理やり性行為をされたと主張している。山口氏は『総理』など安倍政権についての著書があり、首相とも親しいとされる。 準強姦(ごうかん)罪にあたるなどとして被害を訴えたが、東京地検は山口氏を不起訴処分とした。詩織さんはこれを不服として、5月29日に検察審査会に審査を申し立て、記者会見をした。名字は伏せたが名前は出し、自らカメラの前に立った。 ジャーナリストを志しNYの大学で学んだ詩織さんは、帰国後、TBSのワシントン支局長だった当時の山口氏から、支局での仕事や正式採用も可能といった誘いを受けていた。 被害を受けたのは2015年4月3日。詩織さんはこう説明する。

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    navix 2017/08/01
    2017/6/7。
  • 自民党・逢沢一郎議員の親族企業が加計の獣医学部建設を高額受注 | AERA dot. (アエラドット)

    加計学園とは30年の付き合いだという岡山1区選出の逢沢衆院議員 (C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 加計学園(岡山市)の獣医学部新設の舞台である愛媛県今治市では、「三つの爆弾」が炸裂寸前だ。 最初の爆弾は192億円にのぼる総工費で、うち県と市は96億円を補助金で負担することになっている。 6月21日に今治市議会に提出された資料によると、総工費のうち、大学施設などの建設費用は148億円。坪単価は約150万円だ。これが相場より高いのだという。「今治加計獣医学部問題を考える会」の村上治氏は言う。 「大学病院の建設費用の相場は、坪単価87万円。加計学園の獣医学部はそれに比べて7割以上高い。しかも、市は補助金の決定通知を3月末に出しているのに、最近になってようやく建設費用の根拠を計算し始めました。普通ではありえません」 獣医学部の設計と工事監理は、加計学園のグループ企業であるSID創研が請け

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  • 田中真紀子氏が加計問題に参戦 | AERA dot. (アエラドット)

    笑顔とジョークから一転、時折見せる相手を射貫くような眼差しは、16年前に不祥事が渦巻く外務省に乗り込み「伏魔殿」と言い放った外相のころから変わっていなかった(撮影/横関一浩)この記事の写真をすべて見る 加計学園問題で、田中真紀子氏が沈黙を破った。安倍自民党に敗れた民主党政権最後の文部科学相が、安倍晋三首相に「もう限界」と退陣を迫る。 インタビューは6月10日。国会会期末が迫る中、「追及を終わらせちゃいけない」と田中氏から連絡があった。安倍内閣が復活した2012年12月の衆院選で自民候補に敗れ4年半が経ち、いま73歳。父の元首相・角栄氏譲りの声の調子とマシンガントークは健在だった。 「まずピッと来たのは、西山事件に似ているなと。女性問題へのすり替え。でも人間だれも完璧じゃない。これじゃ正論を言う人が出てこなくなる」 西山事件とは、沖縄返還での日米両政府の密約を毎日新聞記者の西山太吉氏が暴き、

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    navix 2017/06/22
    「首相は加計学園の件は民主党政権の検討結果を引き継いだとも述べるが、田中氏は「大臣当時に一切検討していない。文科省にも改めて確認した」。後任となった安倍内閣の下村博文氏への引き継ぎを否定」
  • 今治市がたった一日で即決した96億の補助金 安倍首相が会見でスルーした加計疑惑が再燃 | AERA dot. (アエラドット)

    今治市大学立地事業費補助金交付決定通知書(写真:筆者撮影)この記事の写真をすべて見る 安倍晋三首相は通常国会閉幕に伴い、19日夕に官邸で記者会見した。 首相の「腹心の友人」が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、「総理のご意向」などと記された文部科学省の内部文書が存在することが同省調査で明らかになったが、首相は「2転3転し、国民の不信を招いた」「印象操作のような議論に対して、つい強い口調で反応してしまう。そうした私の姿勢が、結果として政策論争以外の話を盛り上げてしまった。深く反省している」と謝罪。だが、これまで通りの主張を繰り返し、特に中身はなかった。 そんななか、加計学園が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画を巡って新たな疑惑が地元で浮上している。 大学設置認可申請書の締切日にあたる今年3月31日、加計学園が今治市に対し、96億円の補助金申請をし、菅良二・同市長はなん

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  • 忖度や謀略の裏で“お友達”優遇 安倍官邸に巣くう加計学園人脈 | AERA dot. (アエラドット)

    安倍首相人脈と加計学園グループ(週刊朝日 2017年6月16日号より)この記事の写真をすべて見る “前川の乱”に続き、新たな証拠が続出しても、官邸は完全に黙殺を貫く構えだ。しかし、安倍晋三首相の人脈と加計学園との関係を取材すると、ただならぬ「親密ぶり」が見えてきた。時の権力者にがっちりとい込んで拡大を続ける加計学園の「学校経営術」とは……。 「奇麗に辞任する形を取るために菅(義偉官房長官)さんが一生懸命やったのに、今さら何なんだ! 官僚を40年近くやっても、政治を何にもわかっちゃいない」 安倍首相は加計問題をめぐり告発を続ける前川喜平前文部科学事務次官に対し、周辺にこんな不満をぶちまけているという。次々と噴出する疑惑について政府筋がこう語る。 「ここまで続くと政権へのダメージの蓄積が心配。加計(孝太郎)さんが首相シンパのパトロン的存在なのは事実でしょうが、安倍首相が直接指示した証拠はなく

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  • “立派なおじいちゃん”は沖縄戦で自決した司令官だった | AERA dot. (アエラドット)

    牛島貞満(うしじま・さだみつ)/1953年東京都生まれ。沖縄戦と地続きで生きてきた。沖縄戦の教訓は「軍隊は住民を守らない」ことだと訴える(撮影/伊ケ崎忍)この記事の写真をすべて見る 牛島家に保管されている牛島満司令官の肖像画。貞満さんは沖縄戦の平和学習の教材に活用している(撮影/伊ケ崎忍) 運命に手繰り寄せられるように沖縄戦と向き合ってきた人がいる。東京都在住の小学校教諭、牛島貞満さん(62)だ。日陸軍第32軍(沖縄守備軍)の牛島満司令官の孫として、沖縄戦の実相を探り、後世に語り継ぐ責務を自身に課している。 勲章と軍刀を身に着けた軍服姿の祖父の写真が実家の応接間に飾られていた。「立派なおじいちゃん」と聞かされて育った。6月22日の命日には毎年学校を休み、靖国神社に参拝した。 しかし、牛島さんは次第に祖父に対する周囲の評価に抵抗を感じるようになる。 「沖縄で軍のトップとして命令したことが、

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  • 「国内の敵を潰す」という百田尚樹氏 つぶやきは「共謀罪」認定? | AERA dot. (アエラドット)

    作家の百田尚樹氏のツイッターでの発言がSNS上で物議を醸している(※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る 北朝鮮情勢をめぐって、作家の百田尚樹氏のツイッターでの発言がSNS上で物議を醸している。 <もし北朝鮮のミサイルで私の家族が死に、私が生き残れば、私はテロ組織を作って、日国内の敵を潰していく>(4月13日) 物騒な発言だが、翌14日には朝日新聞を名指しした。 <昔、朝日新聞は、「北朝鮮からミサイルが日に落ちても、一発だけなら誤射かもしれない」と書いた。信じられないかもしれないが、これは当だ。今回、もし日北朝鮮のミサイルが落ちた時、「誤射かもしれない」と書いたら、社長を半殺しにしてやるつもりだ> 百田氏が指摘したのは、小泉純一郎内閣で有事法制が審議されていた2002年4月20日付の朝日新聞記事だ。「武力攻撃事態」の判断について、Q&A方式で書かれた一文を抜き出して、ヤリ玉

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  • 菅野完「アッキード事件の核心に迫る“籠池ノート”の中身」 | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)

    参院予算委員会で民進党・福山哲郎議員から「あのfaxを政府はどのようにして入手したのか?」と糾された菅義偉官房長官は、「谷さん人から入手した。個人で保有していたもので、個人で保管していた以上、行政文書に当たらない」との見解を示した。つまり政府は「公的な資料は全て廃棄したので存在しないが、見つかった資料があるなら、それは私的なものであり、政府は責任を負わない」と答弁しているのだ。あまりにも無茶苦茶ではないか。 このように、政府・与党は相変わらず、苦しい答弁を繰り返しており、空虚な言葉だけが、積み上がっていく。そしてなぜかテレビでは、政府・与党を擁護し続ける「識者」の類いが幅を利かせている。 しかし一度冷静になってもらいたい。 2月中旬に森友問題が明るみに出て以降、政府・与党側から進んでなんらかの資料が公開されたためしは一度もない。国会で答弁に立つ政府委員や閣僚たちは口を揃えて「資料は廃棄し

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    navix
    navix 2017/04/04
    「つまり我々は今、「紙を捨てたと言い張る側が、紙を提出してくる側を『嘘つき』呼ばわりする」という、極めて珍妙な光景を目撃しているのだ」
  • 菅野完「アッキード事件の核心に迫る“籠池ノート”の中身」 | AERA dot. (アエラドット)

    森友学園問題でスクープを連発した菅野完氏(撮影/写真部・長谷川唯)この記事の写真をすべて見る 籠池泰典氏が安倍昭恵夫人付職員に送った手紙はノートのコピーだった。そのノートには政治家や役所に送った記述が大量に残る。その全容を知る著述家の菅野完(すがの・たもつ)氏が「アッキード事件」の核心に迫った。 *  *  * 「安倍晋三首相から100万円の寄付を頂戴している」。衝撃的な告白から、森友学園の籠池泰典氏の「運命」は急展開を遂げた。「首相に対する侮辱だ」との理由で開かれた証人喚問。政府・与党からの偽証罪をちらつかせた連日の恫喝。大阪地検特捜部による告発状の受理。そして、大阪府・市による幼稚園と保育園への立ち入り調査……。こうした出来事の全てが、たった10日のうちに、一個人に対して発動されたのだ。もはやこれは「国家権力の総力を挙げた弾圧」としか言いようがないだろう。 国会を大きく揺さぶった谷査恵

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  • 小学校の地代「444円」の怪 官僚たちの苦しい弁明 | AERA dot. (アエラドット)

    幻となった「瑞穂の國記念小學院」のパンフレットこの記事の写真をすべて見る 国有地売却でまた新たな疑惑が持ち上がっている。 森友学園が認可適当と判断されたのは2015年1月で、同年5月には土地の有償貸付契約を結んでいる。だが、不思議なことに森友学園はそれ以前の14年10月21日から25日にかけ、小学校建設予定地のボーリング調査を行っているのだ。なぜ、契約前の国有地を掘り返すことができたのか。この問題を国会で追及する森ゆうこ参院議員(自由党)がこう語る。 「契約を前提としていないと土地を掘らせるとは思えず、最初から認可ありきで事が進んでいるとしか思えない。当初、財務省理財局は『よくあること』と説明していましたが、他の事例を挙げるよう言っても答えず、『有料で一時貸し付けした』と言いだした。それならいくらで貸したのかを聞くと、国交省航空局の回答は『11日間の貸付で444円』というものでした」 小学

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    navix 2017/03/19
  • 「この世界の片隅に」を中国で絶対に上映すべき“理由” | AERA dot. (アエラドット)

    「この世界の片隅に」こそ、海外輸出にふさわしい作品だこの記事の写真をすべて見る 戦時中の呉・広島が舞台のアニメ映画「この世界の片隅に」が公開から1カ月あまりが経った。興行収入は4.5億円を超えるヒットとなっている。総制作費は約2.5億円。その一部がインターネット上で有志の寄付を募る「クラウドファンディング」で集められた点でも話題となった。 仕事柄、主人公のすずと同世代かその下ぐらいの、日国内の、いわゆる銃後で戦争を経験した人の話をうかがう機会も少なくない。 こうした方々にとって終戦時の第一の感覚としてあるのが、皆共通して「生き残ってよかった」と口々に話す点だ。そして、「これからどうしよう」という言葉が続く。ここの部分、頭では理解したつもりになるのだが、彼らがなぜそう感じるのか、うまく論理的に説明できず、なかなか実感が湧かないでいた。 「この世界の片隅に」もそれが描かれているのだが、自分が

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  • 「この世界の片隅に」の真木太郎さん「監督のロマン実現へ黒衣に徹する」 | AERA dot. (アエラドット)

    真木太郎(まき・たろう)/1955年、岐阜県生まれ。「機動警察パトレイバー」など多くのテレビアニメや映画をプロデュースしてきた。97年にジェンコを創業(撮影/写真部・長谷川唯)この記事の写真をすべて見る 転機になった「千年女優」で作った宣伝用のウチワを保存している。次回作の「ダウンレンジ」(北村龍平監督)では新たな宣伝手法にも注目(撮影/写真部・長谷川唯) 右肩上がりの時代なんてもう来ない、という話をよく聞く。当にそうなのだろうか? 実は身近に、30年にも及ぶ「どん底」から抜け出して絶好調を迎えている業界がある。日映画だ。2016年の日映画界は、「君の名は。」「シン・ゴジラ」を筆頭にメガヒットが次々に生まれた。「なぜか」を取材してたどり着いたのは、小さな決断を積み重ねた末の5つの大きな決断。「AERA 2017年1月2日・9日合併号」では、その決断の一つ一つがどうなされたのかを徹底取

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    navix 2016/12/30
    「「作品の誠実さと監督の誠実さがシンクロ」し、公開後の好意的な口コミにつながった」