試験というものは「絶対」が存在しないもの。“落ちてはいけない試験”だと思って臨んだにもかかわらず、「不合格」の通知を受けて愕然とした人もいるだろう。だが、後から考えれば、そこまで深刻な話ではなかったかもしれない。また、他の人たちのもっと悲惨な体験談を聞けば、「自分はまだマシだった」と思えるかもしれない。 Sさん(40代男性)は東北地方の私立高校出身。大学受験の合格発表で悲劇が起こった。Sさん本人が振り返る。 「もともと高校受験で失敗して滑り止めだった私立高校に通うことになり、中学の同級生たちを見返してやろうと奮起したんです。在学中の成績はずっとトップで、調子に乗って東京大学を受けることにしました。その高校からは東大合格者が出たことはなかったので、教師の期待を一身に受けて試験を受けました。 合格発表の日は卒業式と重なっていて、迷った末に合格発表を見に行くことを選びましたが、これが大きな失敗で
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